地域の課題を解決するためにITが担う役割とその難しさについて

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Agriculture

みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。

先日、三鷹市市民協働センターで行われました「地域の課題を解決する「市民×IT」の出会い ~ともに考え、ともにつくる~」というイベントに参加しました。

ITを活用して地域の課題解決に取り組む組織「Code for Japan」の代表である関さんのお話と、チームに分かれてのグループセッションを通して学んできたことをお伝えできればと思います。

ITを活用する際の一番の課題は?

弊社では「仕事×IT」というテーマで活動をしています。

ですが、ビジネスの現場でも全ての業種、職種についてITが十分に活用されているかと言ったら、まだまだその浸透度は十分であるとは言えません。

そして、ITのほうは技術が日進月歩ですから、その利用者たちの間のIT格差が大きく広がりつつあると感じています。

市場の競争原理の中でそれぞれの企業が好きに使ったり使わなかったりすれば良いので、私としてはITに興味がある企業とお話をしていけば良いのです。

ですが、日本というくくりで考えると、世界に遅れを取らないようになんとかできることがないかなと思っています。

世界で拡がるデジタル格差に取り残されようとしている日本
IT活用によるお仕事効率化をテーマにビジネスをしていると、デジタル格差という課題が明らかにあることを感じています。今回は米国でのデジタル格差のレポートに触れつつ、日本が抱える課題について書いています。

ITを活用できない理由は企業それぞれなのですが感覚としては

  • 知らない
  • 苦手意識
  • リスクが怖い
  • 遠い存在に感じる

など、マインド的な抵抗感もけっこうあるのではないかと思います。

今回のイベントでは「市民×IT」ではあり、少し対象は違うのですが、ITをいかに受け入れてもらえば良いのか、といった部分に応えるヒントがあればと思い、参加させて頂きまいた。

Code for Japanとは?

Code for Japanという組織の存在を知ったことは、今回のイベントの大収穫でした。

市民参加型のコミュニティ運営を通じて、地域の課題を解決するためのアイディアを考え、テクノロジーを活用して公共サービスの開発や運営を支援していく非営利団体です。

Code for Japanとは

市民が主体となり、地域課題解決に取り組むコミュニティ作り支援や、テクノロジーを活用したアクションを創発する活動を支援していく非営利団体です。

Code for JapanにはBrigade(ブリゲード)という仕組みがありまして、例えば「Code for Hakodate」とか「Code for Kanazawa」など、地域ごとの各地のコミュニティが存在しています。

現在39の公認団体があり、準備中が23団体あります。

実際の地域への支援活動はそのブリゲードたちが各地域の市民や自治体と協力して行うという仕組みです。

三鷹を中心として武蔵野エリアではこれまでたくさんの地域活動のイベントに参加させて頂きました。

たくさんの市民の皆さんが様々な課題を解決すべく、熱心に活動をされているのに圧倒されるばかりですが、このたび「Code for Mitaka,Musashino」を準備中ということで、ITという切り口でそこを支援するチームが出来ることは、それらの活動にとって大きな推進力を得られるのではないかと期待しないわけにはいきません。

地域支援としてITを活用するメリットはたくさんあります。

関さんのお話では

  • 新しいコミュニケーションの提供
  • 課題の共有
  • システム思考のアプローチ
  • 解決策の再利用

が挙げられていました。

ITは企業活動と同様に、地域活動でも同様に様々な効果を生してくれます。

誰が頑張るべきなのか

後半のグループワークでは、防災、観光、農業、子育てといった4つのテーマについて実際に三鷹地域が抱えている課題を提示して、それをITで解決するためのアイデアを出すアイデアソンを実施しました。

私は農業のグループに入りました。

三鷹という都会でも、農業を営まれている方が実際にいらっしゃいまして、都市農業ならではの高付加価値な農産物の生産活動を行われています。

ただ、やはり農家の皆さんはPRが下手…ということで、そこをサポートするITを使った何かを作ろうというわけです。

私たちのチームでは、三鷹の地産地消を促進するという目的のもと

  • 直売所での農産物の販売情報
  • 農産物の生育情報や育てる際のコダワリなどのストーリー
  • 農産物のオススメレシピ
  • 体験農業などのイベント情報

などの情報を誰もが自由に取得できる場がWeb上にあれば良いのでは?というアイデアが出ました。

当然、お得な情報や農産物のストーリーなどがあれば地元の農産物を欲しくなるのではないかと思いますし、写真や記事などのコンテンツが充実してくれば検索やSNSからの流入なども期待できるかも知れません。

ただ、誰がそのコンテンツを投稿をするのか?

という点で、少し詰まってしまいました。

農家は忙しく、ITが苦手、これは皆さん声を揃えて言いますし、私もそう思います。

では、誰かボランティアのような人が農家や直売所を頻繁に取材してコンテンツの投稿をしますか?

これはなかなか大変…完全にボランティアでは長続きはしないでしょう。

結局、イベントでは小さくスタートしてみよう、という結論になりまして、その答えについてははっきり出ませんでした。

結局、今回私がこのイベントに参加して知りたかった疑問を再提示された形でした。

皆さんはどう思われますか?

まとめ

疑問投げっぱなしでまとめに入ってしまいましてすみません。

私は、農家さんの中から頑張る人が出てこないと、このプロジェクトはうまくいかないのではないかと感じています。

その活動をするためのハードルを低くしたり、効果を倍増させるのは我々ITに詳しい人たちの役割だと思います。

いずれにしても立ち向かう価値のある役割ですし、今回この場に50名以上の老若男女が集まったということは、色々な期待を感じさせるものとなりました。