ITをなりわいにしているフリーランスの1時間あたりの最低目標売上

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みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。

ゴールデンウィークですね。

私は誕生日が5月5日。いつもゴールデンウィークの華々しさに自分の誕生日がかき消されてしまうのを、少し寂しい気分で迎えていました。

いやー、しかし今年も交通渋滞の予想が…半端ないですね。

なぜ混むのがわかっていて突っ込むのでしょう?

あの渋滞の中、パパたち、ママたち、子供たちが渋滞にはまっている時間を全部かき集めたら、どれほど素晴らしい仕事を成し遂げることができ、どれだけ多くの学びを得ることができるでしょうか。

やっぱり、「そこしか休みがとれないから、しょうがない。」となっちゃうんですかね…

日本は環境はまあまあエコですが、時間については全然エコじゃないです。

…さて、私はひとり社長になってからもうすぐ一年です。

お金がたくさんあるわけではないですし、設備もPCくらいなので、弊社のリソースは「私自身の時間」とイコールと言っても良くて、その使い方が生死を分けます。

今回はその時間の使い方として「1時間あたりの最低目標売上を決めておいたら良かった」ということについてお話したいと思います。

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1時間あたりの売上目標を計算する

ITをなりわいにしているフリーランスの1時間あたりに稼がなくてはいけない売上の計算をします。

本当にシンプルで

1時間あたりの売上目標=(生活費+経費)÷営業日数÷営業時間

です。

生活費は保険とか税金とかそういう支払も全部込みです。

例えば

  • 生活費で30万円
  • 経費で5万円
  • 1カ月20日働いて
  • 1日8時間働く

なら、1時間あたり2,187.5円を稼がないと、まあまあ早い段階で立ち行かなくなります。

この1時間あたりの売上目標はあくまで「下限」つまり最低限の目標で、上振れする分には全然良いですし、仕事の質がよければ当然それ以上の価値にも成り得ます。

当然利益を出したいですから、もっと設定を高くして活動をしたくなります。

この”クセ”がついたことは独立したことによる大いなるメリットだと思っています。

以下で具体例をいくつか挙げさせてもらっています。

予算が低すぎる場合は仕事を受けられない

仕事を受けるときの判断材料として強力な武器になります。

以前、こちらの記事で書いた通り

独立してから出てきた課題について納品のない受託開発にヒントを得た
独立してから5か月。業務支援ツールの開発が主なお仕事なのですが、いくつかの課題が出てきました。それを解決する方法として「納品のない受託開発」という書籍にヒントを得ましたのでそれについて書いています。

見積ってすごく難しいです。

ですが一つでも指標があるとないとでは大違いです。

だいたいの工数が想定できて、予算感もヒアリングできているのであれば、あとはシンプルに計算するだけ。

どう考えても成立しない案件をハッキリとお断りできます。

また、とりあえず値切ってくる場合とかにも対応しやすいです。

交渉が苦手なフリーランスだとずるずる交渉負けしちゃったりする場合もありますが、「生命線」がハッキリすることで、わりとスッと要望を伝えられるようになると思います。

タダで簡単に得たものは大事にしない説

ITをなりわいにしていると「ちょっと教えて」ということがよくあります。

ブログへのコメント欄や問い合わせフォームから技術的な質問が来る場合もあるのですが、やり取りのどこかのタイミングで「コンサルは基本有料ですので、他のお客様の手前云々」とお伝えするようにしています。

知り合いだとズバっと断りづらくて困るのですが、あまり度が過ぎないように気をつけています。

当然、私の立場からすると、本来コンサル的に報酬を頂いている部分なので、みんながみんなに親切にタダで提供すると立ち行かなくなる、というのもあります。

それとは別にもう一つ、タダで簡単に得たものって大事にしないんじゃないかなーという気がします。

やっぱりお金を払ってまで必要!と思っている人とそうではない人と、どちらに時間をかけたほうが良い価値を提供できるか、と考えると明らかです。

お金がなければ、ご自身の時間を使うのがオススメです。あーでもない、こーでもないと一生懸命調べたり考えたりがあるほうが、結果的に身に付きが良かったりします。

「とりあえずのアポ」を避ける

先日も某大手SaaSの営業マンから電話がかかってきて「情報交換のためにアポイントの時間が欲しい」と連絡がありました。

弊社のような零細企業では、そのSaaSのサービスはちょっと敷居が高いのは明らかでしたから、先方のサービスに変化がない限りはどう考えても導入できません。

便利なのはわかっていても、固定費をむやみに増やすとすぐに赤字になっちゃいます。

例えば、弊社にお越し頂く場合でも、自宅は打ち合わせスペースがありませんので、近くの喫茶店に行きます。

  • 喫茶店までの往復で30分
  • 打ち合わせで1時間
  • コーヒー代300円
  • 1時間あたり3,000円を稼がなくてはいけない

のであれば、その打ち合わせで4,800円分の価値を生み出さないといけなくなります。

要件もなくとりあえず会って話をして、その商談の場で一気に価値のある動きにつながるようにはどうしても思えません。

クラウド関係のお仕事をされているのであれば、時間の貴重さみたいなところを行動の基本に置いて欲しいんですが…残念な気持ちになりました。

自宅で仕事をする

当然、もともと最初からオフィスを借りるということは資金的に検討できなかったわけですが、例えば仲の良い経営者が「うちの部屋の一角を使っていいよ」なんて言ってくれたらどうしますか?

インターネット代や電気代なども持ってくれるとしたら…ありがたいと思っちゃいますよね。

ですが、今だったら、その話には乗らないかも知れません。せっかく借りてもあまり行かなくなっちゃうかなと。

なぜなら移動時間がかかるからです。

  • 1時間あたり3,000円を稼がなくてはいけない
  • オフィスまで往復2時間かかる

と考えると、そのオフィスを使うことによって1回あたり6,000円+往復交通費を余計に稼がなくてはいけません。Wifiや電気代程度では全く足りませんね。

働いている時間が8時間だとすると、生産性としては25%倍の生産性を上げなくてはいけません。

だから移動を伴う打ち合わせの場合は、直接会わないといけない要件なのかどうかを見極めたいところです。

特に通勤だと、毎日だと積み重ねで、たいへんな価値になります。

もっとシンプルにリモートワークがガンガン増えてもいいのではないかと思います。

まとめ

1時間あたりの価値を計算するこについて、そしていくつかの具体例についてお伝えしてきました。

予定を組むとき、仕事を受けるときなどにご参考頂ければと思います。

実際、「価値」というのは、それにかけた時間だけで測れるものではありませんので、あくまで下限を決めるための一つの指標として取り扱うのが良いかと思います。

上限も時間だけで決めてキャップをしてしまうと、速くやればやるだけ価値が下がってしまうということが起きてしまいます。

世の中のビジネスシーンでは、よく起きていますけどね…