「やりなさい」と言われてやる気がなくなってもやる気が出でくるハック

「やりなさい」と言われてやる気がなくなってもやる気が出でくるハック

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、「やりなさい」と言われてやる気がなくなってもやる気が出でくるハックです。

#396 「やりなさい」と言われてやる気がなくなってもやる気が出でくるハック | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#396 「やりなさい」と言われてやる気がなくなってもやる気が出でくるハック(2023年7月8日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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やる気がそがれるパターン

子どもの頃こんなとこはありませんでしたか?

学校から帰ってきて、ちょっとゲームやって、終わったら宿題やろうと思っていたら、お母さんに「勉強やりなさい!」と言われて、「あー、もうゲーム終わったらやろうと思ってたのに~」と一気にやる気が削がれてしまう、みたいなことあったりしますよね。

お母さんの立場からすると、ゲームの前に当然やりなさいということなのでしょうが、子どもの立場になると、実はお母さんの一言は決して良い策だったとはいえないんです。

「やろう」から「やらなければいけない」に変化~反発心が発生

まずは、子供としては内発的に「やろう」と意志を固めている状態でした。

「やりなさい」と言われることによって、せっかく「やろう」としている自分がいたのに、信頼されていないと感じるとともに「やらなければいけない」に変わってしまったということなんです。

せっかく内発的なモチベーションがあったにもかかわらず、それが外発的なモチベーションに切り替わってしまって、かつ信じてもらえてな感というダメージも受けちゃったわけです。

意見や行動を他人から強制されると、それに反発してしまうという心理が働くわけです。これを「心理的リアクタンス」と言います。

本当はなるべくがまんして信じてあげて、見守っておくのががよいんです。それがうまくいかなかった場合には、「あなたを信頼しているよ」という姿勢をくずさずに話を聞いてあげるとか支援をするとかが必要になります。

やる気を復活させるハック~ゲーム化する

この子どもの立場だとして、やる気がなくなっちゃった状態からどうやってやる気を復活させるか、というのが今日お話ししたい内容になります。

例としては子供の勉強をテーマにしているんですが、似たようなことは仕事でもあるかも知れないですよね。

例えば、上司から細かく進捗報告しなさいとかマイクロマネジメントをされて、いつも信頼されていない感を感じるとか、いちいちやる気をそがれるとかそういったこともあるかも知れないですよね。

そういったときに使えるハックかなと思います。

このハックなんですが、一言で言うと、この状況をゲーム化してしまうということなんです。

どうやってゲーム化するか~「勉強しなさい」と言われないようにするために

例えば先ほどの、お母さんから「勉強しなさい」と言われてしまうといったシュチュエーションでは、明日からどれだけお母さんに「勉強しなさい」と言われずに済むか、というゲームを開始するわけです。

カレンダーを作って、言われずに済んだ日には勲章マーク、勉強しなさいと攻撃を食らってしまった日にはドクロマークをつけていくわけです。

その勝敗表を毎日つけていって、できるだけこのゲームに勝てるように、毎日の生活を工夫していくという話しになります。

帰ってきてすぐに宿題に着手して片付けるというのが基本戦略ですよね。

場合によっては、家に帰ってお母さんと顔を合わせただけで「勉強しなさい」と言われちゃうかも知れないので、なるべく顔を合わせないようにこっそり帰るとか、友達の家で宿題を済ませてくるとか、いろんな作戦が必要かも知れないです。

こうするとうまくハックできてその障害を乗り越えるのが簡単になってしまう、つまりゲーム性が失われてしまうかも知れないので、その時には別のクエストを開始すればいいかなと思います。

例えば、どれだけお母さんに毎朝「いい加減、起きなさい!」と言われずに済むか、みたいな新しいクエストを開始するわけです。

ゲーム化で内発的モチベーションを復活させる

少し解説すると、もともと内発的にやろうと思っていたことなんですが、お母さんから先に「勉強しなさい」と言われてしまうというシュチュエーションがあるわけですね。

そうすると、せっかく内発的だったものが外発的なモチベーションに切り替わってしまいますし、心理的リアクタンスが発生、さらに自分の信頼されてる感のダメージも受けてしまいます。できるだけ避けたい障害となるわけです。

障害があるということはそれを放っておくこともできるんですが、クリアすることもできるわけです。

このクリアする方法を考える事を内発的にやろうと決めるということです。そうすると状況的に自分が内発的にやろうとしているゲームの設定世界にきりかわるのです。

これが今回紹介したいハックとなります。

アイデア1:上司から進捗確認されないようにするゲーム

これは結構いろんなところに使えるかなと思うんです。例えば、仕事のマイクロマネジメントをする上司の場合も、上司から進捗確認をされないよう先手を打つというゲームにするわけです。

基本的には先手を打って報告をしていくという作戦になるわけですね。

ただ、報告内容についてあれこれ注文をつけてくる可能性があるので、そうなったら、その注文をいかにうまくかわしていくか、クリアするかというクエストが新たに生まれるかも知れないです。

このようにゲーム化するメリットは、普通に受け止めると自分にちょっとダメージがありそうなことをゲームの世界の話しとして俯瞰し、ただのクエストとしてとらえることがせきるようになるということです。

アイデア2:テストでいい点をとるゲーム

テストで点数を取らなければいけないというのもゲーム化してしまうと結構面白いんじゃないかと思います。

成績のいい子たちって割とゲーム感覚でやってる部分もあると思うんですが、まずはどうすればもっといい点数がとれるかな?ということを考えたり、調べたりするわけです。

過去問をひとまずやってみるとすると、それによって過去問の傾向が見えたり、自分の苦手なところが見えてきたりしますよね。

それを受けて、どこを重点的に勉強したら効果がありそうかということを考えたり、テストの期間までどれだけ勉強できるか時間リソースを計算して、その中で最適な行動を考える。

場合によっては途中でもう一度過去問をやってみて、自分の作戦が功を奏しているかどうかをチェックし、必要に応じてそこから先の作戦を微調整していくとか、そんな感じでテスト勉強もゲーム化すると、前向きに楽しめるようになるんじゃないかなと思います。

ゲーム化の利点

世の中には、どうしても気乗りしないけどやらなければいけないこととか、やりなさいと言われてやらなければいけないこととかはどうしてもあります。

それを、ただいやいややるのは面白くないですし、言われた時点で心理的リアクタンスも働くし、あまりよくないわけです。

むしろ気乗りしないことをゲームの「障害」と見立て、いかにうまく乗り越えていくかというゲームとして考えてしまうということです。

そうすれば、その障害を乗り越えてクリアすることは内発的な行動に切り替わり、それなりに楽しめるようになるし、そこからいろんな学びを生みだすことができるのではないかと思うのです。

同じようなシチュエーションになった時にはぜひ試してみていただければと思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「「やりなさい」と言われてやる気がなくなってもやる気が出でくるハック」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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