
みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。
生成AIの速い進化に戸惑っていませんか?
9/6土開催イベント「ノンプログラマーズ・テックキャンプ」のセッション「生成AI、何にどう使う?みんなで考えるAI活用アイデアソン」では、最先端の技術を追いかけるのではなく、みんなで対話しながら、自分に合ったAIとの向き合い方、次の一歩を一緒に見つけます。
今日はその魅力を紹介していきます!
ということで、今回は「生成AI、何にどう使う?焦りを感じるあなたへ贈る、みんなで考えるAI活用アイデアソン」です。
では、行ってみましょう!
「生成AI」の洪水に、少し疲れていませんか?

最近、「生成AI」という言葉を聞かない日は本当にないですよね。
次から次へと新しいサービスが登場し、「これができるようになった!」「これがすごい!」といったニュースが、毎日のように私たちのタイムラインを駆け巡ります。
「これをするなら、あのツールを使うべきだ」
「このプロンプトをマスターしないと乗り遅れる」
そんな情報が溢れる中で、「なんだか、ついていくのが大変だな…」と感じている方も、実は少なくないのではないでしょうか。
もしかしたら、せっかくイベントのセッションで生成AIを扱うなら「『生成AI最新スゴ技15選』みたいな、すぐに使えるテクニックを教えて欲しい…!」という期待をしている方もいるかもしれません。
でも、ちょっとだけ立ち止まって、一緒に考えてみてほしいのです。
このセッションが「最新スゴ技集」ではない理由
ご存知の通り、生成AIの進化はものすごく速いですよね。
今日すごいと言われていたテクニックが、明日にはもっと簡単な方法に置き換わっている、なんてことも日常茶飯事です。
AIの研究を専門にされている方であれば、その進化のすべてを追いかけることに大きな意味があるでしょう。
でも、僕たちはノンプログラマーです。それぞれに本職があり、守るべき専門分野があります。
そんな僕たちが、限られたリソースの中で、全てのサービスやテクニックを追いかけ続けるのは、正直なところ、かなり無理があります。
とはいえ、これから生成AIを使わずに仕事をしていく未来というのも、なかなか想像しにくいですよね。
だからこそ、僕たちノンプログラマーには、無数にある情報の中から、自分たちにとって本当に必要なことだけを上手に見つけ出して、日々の仕事に取り入れていく、という活動が不可欠になってきます。
そのために、一度みんなで落ち着いて、じっくりと考える機会。そして、お互いが今どんなことを考えているのか、「目線合わせ」をしませんか?というのが、今回のセッションで僕が提案したいことなんです。
焦りを感じている人こそ大歓迎!みんなで考える「アイデアソン」

「正直、何から手をつけていいか全然分からない…」
「周りの人がすごいことをやっているように見えて、話についていけない…」
もしあなたがそんな焦りを感じていたとしても、まったく問題ありません。むしろ、そんな方にこそ参加していただきたいセッションです。
この場では、すでにAIを使いこなしている人も、これから学んでいきたいと思っている人も、完全にフラットな立場で、安心して話ができる雰囲気を作ります。
また、このセッションは「アイデアソン」という形式を取ります。
これは「アイデア」と「マラソン」を組み合わせた造語で、決められた時間の中で、みんなで対話を重ねながら、新しいアイデアを生み出していくグループワークのことです。
難しい発表やプレゼンは必要ありません。みんなで話をして、スケッチブックや付箋を使いながら、それぞれの頭の中にあるアイデアや考えを集約していきます。
「他の人は、生成AIって実際どう使っているんだろう?」
そんな素朴な疑問から、実際使ってみた体験談、未来への期待、あるいは懸念や課題まで。
それぞれが持っているものを出し合うことで、生成AIという大きなテーマの全体像や、その中での自分の立ち位置が、きっと見えてくるはずです。
そして、漠然としていた「次の一歩」の輪郭が、くっきりと浮かび上がってくる。そんな時間を目指しています。
「生成AIアイデアソン」セッションの具体的な中身をご紹介
当日のグループワークは、前半と後半の二部構成で進めていきます。
前半:みんなのリアルな声を集める共通ワーク

まず前半は、参加者全員が同じテーマで対話します。そのテーマは…
「生成AI、あなたや周りはぶっちゃけ何にどう使ってる?」
仕事での活用例はもちろん、「こんなプライベートなことに使ってみたら面白かった!」といった話や、「上司はこんな使い方をしていた」「隣の部署ではこんなことが起きているらしい」といった伝聞情報まで、なんでもOKです。
きっと、自分では思いつかなかったような、たくさんのユニークなアイデアや発見が出てくると思います。
まずはここで、みんなが持っている知見=集合知を、お互いにシェアしましょう。
後半:気になる未来を深掘りするテーマ別ワーク

後半は、いくつかのテーマに分かれて、さらに議論を深めていきます。あなたが最も興味・関心のあるテーマを選んで参加してください。現時点で考えているテーマは、以下の4つです。
- 「ホワイトカラー」の仕事の5年後はどうなる? AIによって、私たちの今の仕事はどう変わっていくのでしょうか。もしかしたら無くなってしまう業務、逆にAIのおかげで大きく進化する業務などを想像し、これからの働き方について考えます。
- 「教育とAI」教育で生成AIはどう使う? 「宿題をAIにやらせてコピペするだけ」といった問題が懸念される一方で、AIは子どもたちの力を育むための強力なツールにもなり得ます。教育現場でのAI活用のあり方について、みんなで知恵を絞ります。
- 「レガシーな職場」にAIを持ち込むには? 「うちの職場はITに疎くて…」という環境で、どうすればAIのような新しい技術を導入できるでしょうか。変化に抵抗を感じる人たちや、リテラシーの低い環境でも受け入れられるための工夫やアイデアを出し合います。
- 「生成AI格差」の問題はどうすればいい? AIを使いこなせる人とそうでない人の間で、今後さまざまなギャップが生まれるかもしれません。個人、企業、そして社会全体で、この「格差」という問題にどう向き合っていくべきかを議論します。
どのテーマも、きっと白熱した対話が生まれるはずです。僕自身、みなさんがどんな話をしてくれるのか、今からとても楽しみにしています。
「AIアイデアソン」セッションは「糸島コンビ」がお届けします
このセッションの進行役である座長は、僕タカハシが務めさせていただきます。
そして、ティーチングアシスタント(TA)として、フル生成AI開発による本イベント向けゲーム「ノンプロクエスト」の生みの親である、Kumaさんがサポートしてくれます。
実は僕たち、同じ福岡県の糸島市在住というご近所さんなんです。
この気心の知れた「糸島コンビ」で、みなさんがリラックスして対話に集中できる、あたたかい場づくりをしていきますので、どうぞご安心ください。
まとめ:あなたの「次の一歩」を一緒に見つけましょう

生成AIの世界は、一人で探検するにはあまりにも広大です。
だからこそ、一度みんなで集まって、コンパスを片手に地図を広げ、ワイワイガヤガヤと作戦会議をする。そんな時間が、今の僕たちには必要なのではないでしょうか。
このセッションが終わる頃には、きっとあなたの心の中にあった焦りや不安が、未来へのワクワク感や「次はこれを試してみよう!」という具体的なアクションに変わっているはずです。
みなさんのご参加を、心よりお待ちしております!
以上、「生成AI、何にどう使う?焦りを感じるあなたへ贈る、みんなで考えるAI活用アイデアソン」についてお伝えしました。
引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!
この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!