
みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。
「自分を変えたい、明日を変えたい」そう願ったことはありませんか?
今回は、日常の小さな習慣から、人生を根本的に変えるための具体的な3つの方法、そして多くの人がつまずく「崖」を越えるヒントまで、僕自身の経験を交えてお話しします。
ということで、今回は「【人生を変える方法】自分を変えたいあなたへ。日常から始める変化の起こし方」です。
では、行ってみましょう!
「自分を変えたい」あなたが試したくなる、身近な方法

自分を変えたい、もっと良い毎日を送りたいと思ったとき、すぐに始められることはたくさんありますよね。
例えば、「日記を書いてみる」。
朝や夜に、一日を振り返ったり自分の考えを整理したりする時間を持つことは、心を落ち着かせ、明日への活力を与えてくれます。たしかに、これを続けるだけでも毎日は少しずつ良くなっていきそうです。
あるいは、「発信をはじめてみる」のも素晴らしい挑戦です。
僕自身、独立を決めたタイミングで集客のためにブログを始めました。それが結果的にライティングスキルを向上させ、ついには本を出版するという夢のような経験につながったのですから、人生、何が起こるか分かりません。
「運動をはじめてみる」のもいいですね。
ランニングやジム通いを始めると、身体の変化が目に見えて分かるので達成感があります。僕もかつてジムに通って、筋肉がついていくのを実感していました。最近はもっぱらラジオ体操が習慣になっていますが、これもまた、心身を整える良い習慣だと感じています。
でも、もっと根本的に変わりたいあなたへ
さて、ここまで挙げた方法は、どれも素晴らしい変化のきっかけになります。
でも、読んでくださっている方の中には、「そういう小さな変化もいいけれど、もっと根本的に自分を変えたいんだ!」という、強い想いを抱いている方もいるのではないでしょうか。
そういう方にとっては、先ほどの方法は少し物足りなく感じるかもしれません。
では、どうすれば人生を根本から変えることができるのでしょうか。
人生を変えるための「3つの方法」

ここで、経営コンサルタントとして世界的に有名な大前研一さんの言葉を紹介したいと思います。彼は「人生を変える方法は3つしかない」と言い切っています。
それは、以下の3つです。
- 時間配分を変える
- 住む場所を変える
- つきあう人を変える
この3つは、どれも非常にパワフルな方法です。
ただ、一般的なビジネスパーソンにとって、2番目の「住む場所を変える」や3番目の「つきあう人を変える」は、少しハードルが高いかもしれません。
仕事の都合もありますし、ご家族がいれば単身で引っ越すわけにもいきません。
職場や地域の人間関係を今すぐ断ち切る、というのも現実的ではないでしょう。
現実的な第一歩は「時間の棚卸し」から

そこで、まず最も現実的で、誰でも今日から始められるのが1番目の「時間配分を変える」です。
忙しい、時間がないと感じている人ほど、ぜひ試してみてほしいのが「時間の棚卸し」です。具体的には、以下の3つのステップで進めます。
ステップ1:記録する
まずは、自分が何にどれくらいの時間を使っているのかを、ありのままに記録することから始めます。「何時から何時まで、何をしたか」を書き出していくのです。
おすすめはGoogleカレンダーなどのカレンダーアプリですが、手帳でも、スマートフォンのアプリでも構いません。
ステップ2:分析・評価する
記録が溜まってきたら、次はその時間の中身を分析し、評価します。
「この時間の使い方は良かったな」「この時間は、もっと有効に使えたかもしれない」というように、自分の未来にとってプラスになっているかどうか、という視点で振り返ってみましょう。
僕はよく、時間の使い方を**「投資」と「浪費」**に分けて考えることをお勧めしています。
未来の自分を豊かにするための時間が「投資」、特に目的もなく、ただなんとなく過ぎてしまった時間が「浪費」です。
ステップ3:見直す
最後に、分析・評価の結果をもとに、時間の使い方を見直します。特に「浪費」にあたる部分をどうやって減らし、「投資」の時間を増やしていくかを考えるのです。
この「時間の棚卸し」は、自分の毎日を客観的に見つめ直し、改善していくための非常に効果的な手法です。
「変えたい」と「変える」の間にある、見えない崖
「よし、明日から時間配分を変えよう!」そう思った方もいるかもしれません。でも、最近、僕は大きな課題を感じています。
それは、「時間配分を変えたい」と思っている人はたくさんいるのに、実際に「変えようと行動する」人は、驚くほど少ないという事実です。
この「変えたい」という願望と、「変える」という行動の間には、まるで深い崖があるようなのです。多くの人が、その崖の前で足踏みをしてしまっています。
では、どうすればこの崖を越えることができるのでしょうか。
行動を促す「グレートロス(大いなる損失)」
一つの答えとして、「グレートロス(大いなる損失)」を経験した人は行動が違う、という考え方があります。
これは、何かを失ったり、どん底を味わったりした経験が、強烈な原動力になるということです。
実は僕自身も、かつてブラック企業で心身ともに追い詰められた経験があります。「二度とあんな経験はしたくないし、誰にもさせたくない」という強い想いが、今の僕の活動の原動力になっています。
あるいは、若くして大切な人を亡くした人は、その人の分まで自分の人生を大切に生きようと、一日一日を懸命に過ごすかもしれません。
しかし、言うまでもなく、このような「グレートロス」は、自ら望んで経験するものではありませんし、決して望ましいものでもありません。
崖を越える鍵は「つきあう人を変える」こと

そこで、もう一度、大前さんの3つの方法に立ち返ってみたいと思います。
僕は最近、崖を越えるためには、1番目の「時間配分を変える」だけでなく、やはり3番目の「つきあう人を変える」を組み合わせることが、重要なのではないかと感じています。
その鍵となるのが、「コミュニティ」の存在です。
僕が運営しているノンプログラマー向けの学習コミュニティ「ノンプロ研」や、flier book laboのような、自律的に参加する「サードプレイス(家庭や職場以外の第3の居場所)」に身を置いている人たちは、総じて、とてもいきいきとしています。
そこには、同じ志を持つ仲間がいて、互いに刺激し合い、支え合う文化があります。一人では越えられそうにない崖も、仲間がいれば、誰かが先に渡って手を差し伸べてくれたり、みんなで励まし合いながら進んだりできるのです。
最初は、新しい環境に飛び込むことに少し勇気がいるかもしれません。でも、一度そのハードルを越えてしまえば、あとは周りのみんなの力を借りて、自然と前に進めるようになります。
大切なのは、そこに飛び込んでみる勇気と、ほんの少しのきっかけです。
もしあなたが今、「自分を変えたい」と強く願っているのに、なかなか一歩を踏み出せずにいるのなら。まずは、あなたが安心できるサードプレイスを見つけることから始めてみてはいかがでしょうか。
きっとそこでの出会いが、あなたの「変えたい」を「変える」ための、大きな力になってくれるはずです。
まとめ
以上、「【人生を変える方法】自分を変えたいあなたへ。日常から始める変化の起こし方」についてお伝えしました。
引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!
この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!