
みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。
今日のテーマは習慣化。
いかにして良い習慣をつくるか、ノンプロ研ブートキャンプの「ストレッチと千羽鶴」のちょっと変わった事例から考えます。
ということで、今回は「良い習慣の作り方とは?ストレッチと千羽鶴から学ぶ継続のコツ」です。
では、行ってみましょう!
ノンプロ研のブートキャンプとは?
今日は、僕が所属しているコミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」(通称「ノンプロ研」)のブートキャンプについてお話ししたいと思います。
ノンプロ研は、プログラミングを本職としない人たちが集まって、ITスキルを学んだり、情報交換をしたりするコミュニティです。
ノンプロ研には「ブートキャンプ」という部活動があります。毎月チームを組んで、それぞれの目標を決め、それを日々のアクションに分解し、Slackで報告し合います。そして、お互いに応援し合いながら目標達成を目指すというものです。
面白いのは、ノンプロ研なのに、プログラミング系の目標を掲げる人がちょっと少ない…(笑)。講座を受講中の方とか、すごく相性がいいと思うんですけど…そこはちゃんと告知をしないとですね!
中間報告会で得られた習慣化についての気づき
先日、2月のチーム「福は内」の中間報告会がありました。それぞれの目標に対して進捗を報告し合って、振り返ったり、気づきを得たりする、とても有意義な時間でした。
僕の目標は、書籍の執筆を8章まで終わらせる、あわよくば全10章を終わらせる、というもの。ブートキャンプのおかげで、とても順調です。
ストレッチと千羽鶴、2つの目標
そんな中、ある方の目標がとても興味深かったんです。
その方は、2つの目標を掲げていました。
- 毎日ストレッチをする:YouTubeの動画を見ながら、首が7~8分、肩が15分のストレッチ。これを毎日やる。
- 折り紙で鶴を折る:毎日折り紙で鶴を折る
「なぜ鶴?」という感じですが、時間を作って何かを習慣化するというのを経験したかったのだそうです。発想が面白いですよね。
ストレッチは習慣化できず、鶴は順調?
この2つの目標に対する進捗が、とても対照的でした。
まず、ストレッチですが、なかなかうまく習慣化できていないとのこと。一方で、鶴は順調で、めきめき上達して、今では3分くらいで折れるようになってきたそうです。
「むしろ鶴に逃げてしまっている自分がいる」とおっしゃっていました。
ここで思い出すのは、テスト前に急に部屋の掃除をしてしまう現象。これは、社会心理学では「セルフ・ハンディキャッピング」と呼ばれています。
自分が立てた目標に自信がない場合に、無意識のうちに失敗の言い訳を作ってしまう、というものです。
でも、ストレッチに自信がないわけではなさそうなんですよね。
ストレッチが習慣化できない理由
詳しく話を伺ってみると、ストレッチのほうは、いくつかの阻害要因がありそうでした。
まず、自宅か会社かでやろうとされていましたが、会社だとYouTubeはちょっと観づらい。
では、自宅になりますが、その場合、朝と夜のどちらかになります。しかし…
- 朝:時間が少なくて、20~30分の確保が難しい。
- 夜:YouTubeを開くと、他のチャンネルの誘惑に負けてしまう。
とのこと。なるほど、確かに…。
特に夜は、他のYouTube動画を見たいという欲求が強いのかもしれませんね。
習慣化のトリガーを見つける
夜に突破のチャンスがありそうなので、僕からはこんなアドバイスをしました。
夜に習慣化していることの次にストレッチをするというもの。例えば、お風呂を上がったあととかです。
何もないときに「さあ、ストレッチしよう!」とするには、まず「やろう」と気づく必要がありますし、それなりの意志力が必要になります。
でも、他のすでに習慣になっているものをトリガー(呼び水)にすることで、次の行動のハードルを下げることができるんです。そして、それが習慣化につながっていく、というわけです。
僕自身、朝のラジオ体操がまさにこのパターンです。「起きたら、まずラジオ体操」という流れができているので、自然と体が動きます。
千羽鶴がもたらす意義とは
一方で、鶴は順調とのこと。
「それなら、鶴を折る時間をストレッチに当ててみては?」とも思いましたが、話を伺っていると、鶴を折ることで上達している実感があったり、心が落ち着く、というような効果もあるようでした。
もし、マインドフルネス的な効果、つまり、気持ちや心を整える効果があるのであれば、それによって他の習慣の良いパフォーマンスに影響をしているかもしれません。
自分にとって大事だと感じるなら、その習慣は続けたほうが良いのではとも思いました。
まとめ
以上、「良い習慣の作り方とは?ストレッチと千羽鶴から学ぶ継続のコツ」についてお伝えしました。
他の方の目標や習慣について話をすると、興味深いですし、いろいろと学びがありますね。
皆さんも、ぜひ自分に合った習慣化の方法を見つけて、日々の生活をより豊かなものにしていきましょう!
引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!
この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!