なぜ1000回も音声&ブログ発信活動を継続できるのか?その方法とは

なぜ1000回も音声&ブログ発信活動を継続できるのか?その①Howの方法編

みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。

Voicy「スキルアップラジオ」の配信が1000回を達成、そしてブログ「いつも隣にITのお仕事」が10周年を迎えました。

どうしてそんなに毎日続けられるのか?というご質問をたくさんいただきます…!

ということで、今回は「なぜ1000回も音声&ブログ発信活動を継続できるのか?その①Howの方法編」です。

では、行ってみましょう!

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発信活動を継続するための大前提

さて、おかげさまでVoicyの配信が1000回を達成しました!パチパチパチ(拍手)。

そして、独立と同時に始めたブログ「いつも隣にITのお仕事」も、なんと10周年を迎えることができました。本当に、いつも支えてくださる皆さんのおかげです。

そんな節目を迎えて、よく聞かれることがあります。

なんでそんなに発信を継続できるんですか?

この質問には、実は2つの意味があると思っています。

1つは、「How(どのようにして)」継続できているのか

もう1つは、「Why(なぜ)」発信活動をしているのか

今日は、まず「How」のほうからお伝えしていこうと思います。

発信活動継続の大前提はリソースとリターンのバランス

発信活動を継続するためには、大前提があります。

それは、発信活動に投下するリソースよりも、そこから得られるリターンの方が大きいことです。

当たり前じゃないか、と思われるかもしれませんが、これが意外と難しい。だからこそ、

  • リソースを減らす
  • リターンを増やす

この2つの方向性で、日々改善を重ねています。

リソースを減らす工夫

リソースには、大きく分けて「時間」と「モチベーション」の2つがあります。

時間リソースの削減

まずは、時間について。

発信活動には必ずそれに投下する時間が必要になります。少なくて済むに越したことはありませんが、あまり抑えすぎると、量と質が確保できません。

実は昨年、Voicyのネタ決めから、台本作り、収録、そして台本からのテキスト記事化まで、一連の作業に2.5時間もかけていたんです。さすがにこれは「やってられない!」ということで、対策を講じました。

具体的には、AIをふんだんに取り入れるようにしました。ChatGPT、Gemini、Perplexityなどの力を借りて、今では1.5時間まで短縮できるようになりました。AI様様です(笑)。

モチベーションリソースの維持

次に、モチベーション。これは、気合とか意志力とか、そういった「頑張ろう!」とする力とか色々と言い換えができますが、そういった類のものです。

モチベーションを維持するために、僕がおすすめしているのは、主に次の3つです。

  1. 習慣化: 発信活動を、生活の一部にしてしまうんです。毎日やる、と決めてしまえば、歯磨きのように自然とできるようになります。最初は大変かもしれませんが、慣れてくると、やらないと気持ち悪くなるくらいになります。
  2. 時間確保: 毎日、発信する時間を物理的に確保します。他の予定を入れない、と決めてしまう。
  3. 宣言: 僕は、Voicyで「毎日8:30に放送します!」と約束しています。こうやって公言してしまうと、なかなかサボれないんですよね。「落とすわけにはいかない」という、良い意味でのプレッシャーが生まれます。

1000回配信で一番やばかったエピソード

この1000回の配信の中で、一番やばかったエピソードがあります。

コロナ禍の時、奥さんがひどい症状で寝込んでしまって、僕は動けるけどフラフラ。当時まだ幼かった息子だけがピンピンしている…。

仕事も家事も全部やらなければならず時間もないのに、体力もないし、気力も湧いてこない。

という状況で「もう今日は無理かもしれない…」と、さすがに諦めかけました。

でも、「30分だけガッと仮眠して、起きていけそうだったらやろう」と決めました。そして、起きてから一気に台本を作って、なんとか収録に間に合わせました。

これはまさに、リスナーさんとの「約束の力」に助けられた瞬間でしたね。

リターンを増やす工夫

次に、リターンを増やす工夫についてお話しします。

実利的なリターン

何をもってリターンとするか、というのは人それぞれだと思いますが、わかりやすいのは実利的なリターンですよね。

例えば、僕の場合でいうと

  • Voicyやブログ経由で、ノンプロ研のメンバーが増える
  • お仕事の問い合わせが来る
  • 本が売れる

などなど。

ただ、正直なところ、これらの数字はあまりきちんと追えていないんです。「Voicyも聴いてるし、ブログも見たことあるけど、直接のきっかけは書籍だったかも…?」みたいな、複合的なケースも多いですし。

もちろん、全くないわけではないんですが、最近把握できているものは本当に少ない。

なので、単純にリソースとリターンを比較すると、割に合っていないかな~というのが僕の現状です。

みなさんの場合も、広告収益とか集客とかになると思います。広告で稼ぐのは今の時代でいうと相当難易度高いように思います。

本業や副業のための集客はやれている方はいると思いますが、みなさん、かなり努力と工夫をされていると思います。

つまり、実利的なリターンだけを考えていると、けっこうしんどいとリソースとバランスとれずにしんどいと思います。

自分にとってのリターン:インプットとアウトプットの好循環

実利的なリターンは少ない、というお話をしましたが、実はそれとは別に、大きなリターンがあると思っています。それは、「自分のため」になる、ということです。

発信活動って、インプットがあって、自分の中で何らかのプロセスを経て、アウトプットする、という一連の流れがありますよね。アウトプットをし続けるためには、当然、インプットをし続ける必要があるわけです。

同じネタばかりを繰り返すわけにはいきませんから、常に新しい学びを得ようとします。すると、「これは価値ある経験だな」と思えるような時間の使い方をするようになる。あるいは、何気ない日常の中から、センサーが働いて価値を発見できるようになります。

また、それを言語化する過程で、経験はより自らの記憶に強く定着し、学びとして蓄積されていきます。また、自分の感覚や考えに気づき、整理されることもあります。

つまり、発信活動の循環を回し続けることで、認知、思考、行動の質を高い状態にキープできますし、その上で自らが成長し、軸が研ぎ澄まされる

ブログにせよ、音声にせよ、最初は規模感が出ませんし、実利的なリターンが得られるようになるには、けっこうな時間がかかりますので、こちらの形にならないリターンの価値を感じられるかが大きなポイントと思います。

リターンとリソースのバランス、そして…

とはいえ、「毎日1.5時間もかけて、本当にリソースとリターンのバランスが取れているの?」という疑問は残りますよね。

実は、そこにはリターン以外の「価値」があると思っていて…。

これは、まさに「Why(なぜ発信活動をしているのか)」という話につながってくるんです。

この話は、また別の機会にお送りしますので、どうぞ楽しみにしていてくださいね!

まとめ

以上、「なぜ1000回も音声&ブログ発信活動を継続できるのか?その①Howの方法編」についてお伝えしました。

引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!

この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!

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