みなさん、こんにちは!
たまに川の流れをぼーっと見てたい衝動に駆られますタカハシ(@ntakahashi0505)です。
さて、インプットって大事ですよね。
前回はこちらの記事で
良質なインプットとは何か、またそのインプットを得るためにPocketを中心としたiPhoneアプリ群の活用法についてお伝えしました。
今回はその続きとしまして、Pokcetした情報たちをどのように消化・シェア・整理・蓄積していくのか、また全体の流れにおいてPocketやEvernoteが果たしている重要な役割についてをお伝えしたいと思います。
Pocketでまとめて読む
様々なアプリから読みたい記事や情報をPocketしたところからスタートです。
ある程度時間があるとき(だいたい30分くらい)に、Pocketで一気に記事を読んでいきます。
主に電車移動の時間やご飯を食べて一息ついている休憩時間などを充てる場合が多いです。
前回の記事でもお伝えしましたが、インプットした後の情報の組み合わせや整理、そしてアウトプットの作業はPCのほうが効率が良いので、インプットの作業はスマホしか使えないときにやれるのがベストです。
ちなみに、PocketはPCでも見ることができますよ。
それで、一記事読み終えるごとに、ある2つのことをしています。
それは
- SNSへのシェア
- Evernoteに保存
です。
Twitter,Facebookでシェアする
インプットの話でなんでシェアをするのか?
そして「自分のものにするための時間」が必要と言っておきながら、シェアするとはなにごとだ!
などと思われるかも知れませんね。
このSNSへのシェアには2つの目的があります。
- フォロワーや友達へのキュレーション(とその訓練)
- インプット→処理→アウトプットの小さなサイクル
この2つの目的について説明をしていきますね。
フォロワーや友達へのキュレーション
この情報化社会で日々生み出される情報量は本当に半端なく多くあふれかえっています。そんな中、フォローや友達から得られるキュレーションされた結果の珠玉の情報たち…本当に助けられています。
私のフォロワーに私からの情報を待っている人がどれほどいるのかは定かではありませんが、仕事効率化や働き方・ITなどという軸でのキュレーションはそれなりにかかっているのではないかと思います。
それで、どの記事をシェアしているか?
という点については、Pocketした全ての記事についてシェアしているわけではありませんが、Twitterはかなりの確率で(おそらく9割がたは)シェアをしています。Twitterは流れるのも速いですが気楽に構えられるのがいいですよね。
Facebookの友達はリアルの仕事つながりが多いので、かなり厳選しています(というか最近はほとんどシェアしていない気がするので…珠玉の記事シェア頑張ります)。
インプットからアウトプットへの小さなサイクル
人はアウトプットをすると情報の定着率が高まります。
仕事やブログでもアウトプットする可能性はありますが、全てがアウトプットされるわけではないので、ここで小さなアウトプットをしておいて、自分への定着率を少し高めておこうという魂胆です。
また仕事やブログでのインプットからアウトプットへのサイクルはリズムとしてはけっこう大きなリズムになりますよね。数時間から1日、場合によってはそれ以上のサイクルで回ります。
ただこのサイクルでは情報の瞬発力的な能力が身につき辛いかなと思っているのです。
パッと入ってきた情報をすぐに処理をしてパッと何かをアウトプットするスピードです。
その能力は打ち合わせから飲み会に至るまで対面のコミュニケ―ションでは効果が発揮されると思うのですが、このSNSシェアの流れを情報瞬発力の自己鍛錬に利用させてもらっています。
Pocketからのツイートの方法
Pocketからのツイートはとても簡単です。
アプリ下部のシェアボタンからTwitterを選択します。
するとツイート用のウィンドウが開きますので、そこでコメントを入れて「投稿」です。
コメントは必ず入れるようにしています。くだらないことを書いているときもありますが、なるべく瞬間的の間に自分ならではの意見や付加情報を付けられるように頑張って考えます。
Facebookにも同時に投稿したい場合にはハッシュタグ「#fb」を付加します。
これもIFTTTで設定をしているのですが、Pocketに限らず自分のツイッターアカウントから「#fb」をつけて投稿したら、Facebookの自分のアカウントにもポストされるように設定しています。
レシピはこちらですので、よろしければ使ってみて下さい。
Evernoteへクリップ
続いてEvernoteへクリップをします。これもよほどのことがない限りはクリップしていますね。
クリップした記事は必ず一旦は「00.Inbox」というノートブックの中に入るようにしています。
PocketからEvernoteへのクリップもとても簡単です。ツイートのときと同じようにPocketのアプリ画面下部のシェアボタンからEvernoteを選択して
「Evernoteへ送信」でクリップ完了です。
Evernoteで整理・組み合わせをしてスクラップ
こうしてEvernoteのInboxに毎日たくさんの記事が追加されます。
続いて、オンラインメモサービスでもありクラウド上のワークスペースでもあるEvernoteを使ってこの記事たち一つ一つを整理したり組み合わせをしていきます。
まず、すぐに再度読んだり活用することはない記事はノートブック「30.スクラップ」に移動して、ひとまずはお役御免です。
ですが、後で見返したいときはEvernote検索で引っ張り出すことができます。
Evernoteに入れたということは自分のキュレーションがかかっているわけですから、有効なインプットつまりアウトプットに使える可能性が高い情報がヒットするという寸法です。
Inboxの中で再度読み直したり、体験をしてみたりする必要があるものはそうします。またブログや仕事に活用したりするものは、それぞれのノートにリンクを貼ったり、資料を作成したりをします。
そのようにして、その記事の要が済んだ時点で「30.スクラップ」に移動します。
もうお気づきと思いますが、EvernoteのInboxが緩めのタスク管理としても機能をしています。
タスク管理については、こちらの記事もご参考頂ければと思います。
情報のダムによりインプットを安定供給する
少し話が変わりますが、「ダム」の役割はご存知ですか?
川の比較的上流に配置して、それより下流の川の水量を調節する役割を果たしています。
もしダムがなくて水の流れるままに好きにしてしまうと、天候などの外部要因によってコントロールできないほど大量な流れになってしまったり、逆に枯渇して流れが止まってしまったりということがあり得ます。
ダムが一定量を貯めることができ、下流の状況に合わせて貯蓄量を調節することで、安定的な水の流れを確保することができるようになります。
情報も同じように、タメを作っておくことで、日々の適正量を供給することができます。日々のアウトプットに必要な量かつ物理的に処理できる量のインプットを安定供給するのが理想です。
今回お話したPocketとEvernoteのInboxの2箇所がダムの役割を果たしています。
急な仕事が大量にやってきたり、出張が入ったりなどで外部要因によって変化したときも、これらのタメがあることで情報量の急激な増減を防ぐことができます。
うまく活用頂くと毎日心地よい情報のせせらぎを味わうことができますよ。
まとめ
iPhoneアプリPocketやEvernoteを活用した良質なインプットを得るための方法を前後編に分けてお送りしてきましたがいかがだったでしょうか。
後編のポイントとしては
- Pocketで読んだらSNSでシェアをして小さなアウトプットをする
- PocketとEvernoteのInboxをダムとして活用をする
ですね。
ぜひ日々素敵なインプットとアウトプットをしていきましょう。
その際に本記事が参考になれば嬉しく思います。