2023年の今年の漢字と振り返り&発見


2023年の今年の漢字と振り返り

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、2023年の今年の漢字と振り返り&発見です。

https://r.voicy.jp/v2mvrLvJmrG

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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2023年「今年の漢字」は

毎年この時期になると、日本漢字能力検定協会が発表する今年の世相を漢字1字で表す「今年の漢字」というのがありますよね。皆さん2023年は、何の漢字だったかご存知ですか?

今年は応募総数14万7878票から最多得票となる5976票を集めて、「税」という漢字に決まったと報じられました。

1年を通して増税の議論が行われていたということだったりとか、あとはインボイス制度もありましたよね…これは僕みたいな、ちっちゃな事業でも結構悩まされているんですけれども。

あちこちで税に関する話を聞いたということで、この漢字を選んだ皆さんが多かったということですね。

タカハシの今年の漢字は「発」

さて、今年の漢字について、僕も毎年決めていまして、去年は越境学習の「越」という漢字でした。

今年は何にしようかなって考えていたんですけれども、「発」という漢字にしようかなと思ってます。声を発するの「発」、発信の「発」ですね。

今年に関して言うと、ポジティブな部分と、ちょっといまいちだった部分と、両側面あるんですけれども両方ともうまく表現してくれるかなということで、この漢字にしようと思っています。

「発」の漢字の成り立ち

この漢字の成り立ちについて紹介します。

まず、冠の部分は「はつがしら」ですね。この部分は、両足を表しているそうです。

そして、下の部分なんですけれども、旧字(發)がありまして、弓偏に、右側のつくりが「投」げるの右側ですね。この部分を「るまた」って言ったり、「ほこづくり」って言ったりします。これは手に木の杖だったりとか、武器としての矛、これを持っている姿を表しているそうです。

つまり、地に足を踏ん張って、弓を引っ張ってそれを放とうとしている、そういった状況を表している漢字ということになりますね。

1年の活動の振り返り

では、これを踏まえて今年1年僕の活動を振り返ってみたいなというふうに思います。

2023年は大きく二つのパートに分けられるかなと思っています。

前半は書籍の出版と全国ツアー

まず、1月から8月ぐらいまでなんですけれども、拙著デジタルリスキリング入門を執筆して、そしてそれを出版、さらにその出版記念ツアーとして全国を回ったというのが8月までのお話になります。

まさに、新しい書籍を世に放つ。そして、それを広めるために旅に出発した。そういったことでいうとこの「発」という言葉が合うかなとに思っています。

そして、その後9月、10月、11月と全国ツアーの勢いそのままにずっと発信活動を続けるわけですね。

後半は燃焼効率の悪い活動だったことに気づく

しかし、以前550回の放送、「『リスキリングブームは来なかった』を成仏させる」でお話していた通り、リスキリングブームは実際はそこまで来ておらず、僕の活動が、そこまで皆さんの行動を起こすまでになかなか至ってない、そういったことを徐々にかみしめ始めるっていうのがこの9月以降のお話でした。

このVoicyでいうと、474回でお話した通り、「このままではVoicyスキルアップラジオは継続できない」んじゃないかと考えて、あれこれ試行錯誤をし始めたのも9月以降でした。

あと、10月以降はデジタルリスキリング入門をベースにしたデジタルリスキリング入門研修、そしてデジタルリスキリング入門講座、これらを準備して世に放ったんですけれども、全く反応がなかったと言っていいぐらいだったんですね。

ここまで凹んでようやく、10ヶ月ぐらいやり続けてきたやり方、その方針を改めないといけないなと思えたっていうのが、つい最近の話になります。

つまりリスキリングブームという裏付けもあって、そこにどんどん燃料を投下していけば燃え上がるんじゃないか、そういうふうにリソースの投下をしていたんですけれども、実際はその燃え上がる土壌にはなっていなく、燃焼効率の悪い活動を続けてしまったということです。

独学の地図Campでの気づき

さて、もう一つ発見をしたことがあったので、お話したいと思います。

6月、コミュニティflier book laboに入会をしまして、荒木博行さんの講座「独学の地図Camp」に参加させていただいたんですね。

この講座がなかなか自分の中をえぐるようなそんな講座でした。

簡単に言うと、学び方のための講座だったんですが、そのスタンスが僕が今までやってきたこととかなり違うと。

どういうことかというと、独学の地図でいうと、どんな活動にも学びがある、なので、それを振り返ってちゃんと学びを削り出そうとそういった内容でした。つまり、無意識的な活動から学びを得るということです。

一方で、僕がこれまでずっとしてきた学びというのは、これのためにこれを学ぶ、という、かなり意識的で意図的な学びだったんですね。

デジタルリスキリング入門を書くために本当にたくさんの書籍を見ましたし、自分の生活活動もなるべくそこに沿うように研ぎ澄ませていくという。

しかし、それをやりすぎてしまうと、例えばご飯を食べたりとか、何か道を歩いているときとか、そういったときにいろんな体験とか出会いとかあるわけなんですけども、その中から素晴らしいお宝が生まれてくるかもしれないそういった機会を見過ごしてしまいがちになってしまうということに繋がりかねないということです。

一言で言うと、意図的な学び、意識的な学びを詰め込みすぎて、無意識に何気なくやってるところから、お宝を見つける。そういった余裕がなかったんじゃないかということです。

上田イベント早坂さんとの対談からの気づき

そしてもう一つ、7月に行われたリスキリングツアーの上田イベントからお話します。

スキルアップラジオの「学びのゼミナール」でもおなじみ早坂淳さんと初めて対談をさせていただきました。

内発的と自発的

その中で、人が自分で考えて行動する自主的な行動の中にも、行動を起こさせる原因が自分の内側にあるのか、それとも外側にあるのかこれによって大きく二つに分けられるよねって、そういった話があったんです。

その行動の動機が自分の内側にあるときは内発的、そして行動の目的が外側にある場合、これを自発的といいます。

リスキリングという言葉の概念でいうと、社会の変化が激しいから、それに合わせてスキルを身につけていかないといけない。つまり、自分の外側に行動の動機があるのでこれは自発的だよねって話でした。

それは学びの動機としては、一瞬はいいんだけれども、ずっと継続的に長続きするものではないと。なので、いずれ自分の中から湧き出てくる興味とかワクワク感とか、そういったものをトリガーにして内発的に行動を起こせるようにしていった方がいいよねそういった話でした。

リスキリングに関して言うと、まさにその通りです。

僕の活動は内発的と言い切れるのか

では、今年の僕の活動も、本当に内発的な動機だけで突き進んで来れたのか?という問いに対して、果たして本当にそう言い切れるかなと。

というのも、リスキリングを広めたい、これは本当にそう思ってるんですけれども、ただそのために、無理に体力を使ったりとか精神力を使う、そういう状態になったときに、まだ頑張り続けるというのは本当に内発的な活動なんだろうかっていう話なんですね。

もしかすると、僕の外側にある外に言語化をした、「『働く』の価値を上げる」という、そういった使命感が、僕に自発的な行動をさせていたのかもしれないと、そういうふうに取ることもできるかなと思ったのです。

OODAループでは自分の感情も観察する

それで、この問いに答えるために有効なツールが、僕のデジタルリスキリング入門の中にも書いてある、OODAループです。

最初のステップ「O」が観察ですね、Observe。そして、次の「O」がOrient、情勢判断です。

最初のステップである観察、ここは情報収集をするステップになりますが、もちろん世の中の最新のニュースだったりとか、様々な知識、自分や自分を取り巻く環境がどういった状態にあるのか、そういったことを観察する必要があります。しかし、実際にこの目で見える表面的な情報だけではなくて、感情とか雰囲気とかそういったものも、きちんと心で観察しようと言われているんですね。

それで言うと、自分の感情ってどう動いてるのかなみたいなところも、観察のステップでは、きちんと情報としてインプットする必要があるわけですね。

そのときに自分が今起こそうとしてる行動は本当にわくわくするものなのか、それがうまくキャッチできていれば、次のOrient、情勢判断のステップでは、より方向づけができるわけです。

対話から得られる2つの価値

さて、この10月からの新しい動きとして、このスキルアップラジオでも「スキルアップラジオLive」をはじめさせていただきました。

そして12月には、皆さんとのインタビュー企画「アドカレ」がスタートしてます。

いずれも対話をベースにする企画なんですけども、これらが本当に僕にとっては大きな発見を与えてくれました。

リスキリングのところで言うと、ニーズがないところにずっと発信をし続けたっていうのが僕の反省点でした。ただ、人の話を聴くことで「本当にここに困ってるんだ」と、「それであればこういう方法があるよね」、「それであれば僕がこう手助けすることができるよ」、そういった課題と僕のスキルのマッチングをうまくすることができるようになります。

つまり、ここに火をつければいいんだっていうのが、解像度高く見えるようになります。そして、そこにちゃんと火をともすことができるその喜びを、より得られやすいなというふうに思うんですね。

さらに、対話は、観察においてもすごく良い役割を果たします。

皆さんと話していることで、こういうところで自分ってわくわくしてるんだとかそういったことに気づけるわけです。なので、自分の心の状態を把握して、それを次の情勢判断、意思決定、行動に反映させ、そういうことがしやすくなるということです。

つまり、ワクワクすることをやろう

つまり、2023年の反省を長々とお話できたんですけども、一言で言うと「ワクワクすることをやろう」ということですね。はい。

これを発見できただけでも、今年の学びはとても大きかったものと言っていいんじゃないかなと思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「2023年の今年の漢字と振り返り&発見」をお届けしました。

反省会2023、タカハシバージョンお送りしてきたんですけども、いかがだったでしょうか?

結論がシンプルすぎて、自分自身でもびっくりしていますが、僕個人としては良い反省会だったなと思ってます。

さて、これを受けてですね、これから2024年にかけて、ワクワクするやってみたいことこれがいくつかあるんですけれども、これに関しては別の機会にお話できたらなと思います。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

https://r.voicy.jp/v2mvrLvJmrG

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