みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。
2024年12月16日に公開された新しいテキストSNS「mixi2」が、いま大きな話題を呼んでいます。
「mixi」…懐かしいですよね。
今回は、mixi2の基本情報や特徴、今後の見どころについて解説していきます。
ということで、今回は「気になるあなたに送る「mixi2」入門~ポイントとこれからの見どころ」についてお伝えします。
では、行ってみましょう!
mixi2とは?その概要を解説
2024年12月16日、株式会社MIXIが公開した新しいSNSが「mixi2」です。
かつて一世を風靡した国産SNS「mixi」を思い出す人も多いでしょうが、mixi2はその後継ではなく、全くの別物です。
mixi2は、短文テキストSNSであり、X(旧Twitter)やThreadsのようなタイムライン型のSNSに近いものです。
ユーザー登録は「招待制」で、18歳以上が対象。かつてのmixiのように、リアルなつながりを重視した仕組みが特徴です。
MIXIといえば、「mixi」が海外製SNSに押されて、ゲーム事業に大きく舵を切り、「モンスターストライク」で成功を収めた企業です。そんなMIXIが、再びSNS分野に打って出たということで、ネット界隈では大いに注目されています。
mixi2を使ってみたい方は、コチラの招待からどうぞ!
mixi2が注目される理由
X(旧Twitter)からの不満がユーザーを呼び込む可能性
mixi2が話題になる背景には、X(旧Twitter)に対する不満の高まりがあります。
Xでは「見たくもない投稿」や「やたら多い広告」に多くのユーザーが不満を感じています。
おすすめタイムラインのアルゴリズムやトレンドの機能により、より拡散されやすい刺激的な投稿や負の感情を煽るような投稿ばかりが表示される傾向があり、これに疲弊しているユーザーが少なくありません。
Threadsやblueskyといった新しいSNSも登場しましたが、Xのシェアは依然そこまでは揺らいないように見えます。
そんな中、mixi2が新たな選択肢として登場しました。
「広告が少なく、心地よい時間を過ごせるSNS」を求める層にとって、mixi2は魅力的な存在といえます。
mixi2の主な特徴
mixi2は本当に居心地のよいSNSになりえるのか、その特徴からみていきましょう。
1. 時系列タイムライン
mixi2では、フォローした人や所属するコミュニティの投稿が”時系列“で表示されます。これが、XやThreadsとの大きな違いです。
見たくもない投稿や広告が優先して流れてこないため、心地よいユーザー体験が実現されています。
2. エモテキとリアクション機能
mixi2では「エモテキ」と呼ばれるテキスト表現機能が使えます。エモテキは、テキストを大きく表示したり、動きをつけたりできる機能です。
リアクション機能ではいろいろな絵文字スタンプをたくさん押すことができるようになっています。
デフォルトのものはポジティブな絵文字が多いこともあり、ポジティブな反応とがしやすい設計になっています。
3. コミュニティ機能
mixi2では「コミュニティ」機能がスタート時から用意されました。
すでにあるコミュニティや共通の趣味や興味を持つ人々でつながれますので、せっかく始めたけど、誰も知っている人もつながらない…ということが避けられます。
4. 18歳以上完全招待制
mixi2は18歳以上の方のみ利用でき、かつ招待制です。しかし、Clubhouseのように「招待枠の制限がある」というわけではありません。誰かに招待してもらえば、基本的に誰でも参加可能です。初期の盛り上がりを生むための施策と考えられます。
その他の特徴
それ以外の、大きな特徴としては、国内向けの国産SNSであり、「Bot」はいないということです。
海外からのインプレゾンビのような存在は入ってきませんし、自動投稿であふれるということもありません。
また、利用はスマホからのみというのも特徴といえます。スマホからだと、たくさんの投稿をじゃんじゃんする…みたいなことがしづらいですよね。
mixi2の課題と今後の展望
まず思ったのは、近しい知った仲でワイワイしたいユーザーは、Xではなくmixi2でいいじゃんとなり得るということです。
広告やみたくないネガティブな投稿をみなくていいのは大きいです。
Threads、blueskyはその点、いらない投稿は見なくていいのは同じですが、つながりたい人が来てない問題がありました。
その点、mixi2は招待制でClubhouseが登場したときのような盛り上がりがありますし、コミュニティ機能ですぐにつながれるというメリットがあります。
その上で、今後気にしたいポイントは以下のとおりです。
アルゴリズムをハックするユーザーの出現は?
Xでは、インプレッションを稼ぐために「刺激的な投稿」や「炎上狙いの投稿」が増えました。その理由は、アルゴリズムが”目立つコンテンツ”を優先表示し、かける「コスト」に対して得られる「リターン」がとても大きかったからです。
mixi2では、時系列表示のため、この種の行動は減ると予想されますが、ポジションを取ろうとする一部のユーザーも出てくるかも知れません。そういったユーザーがかける「コスト」と得られる「リターン」のバランスが、mixi2では、どうなるかというのがポイントです。
マネタイズの手法は?
mixi2は現在のところ、広告は見られません。
しかし、将来的にはマネタイズが必要になるので、それをどのように達成するのかがもうひとつのポイントです。
Xでいえば、広告、または広告を非表示にするための課金がマネタイズの手法です。
広告だとすると、18歳以上を対象にしているため、広告表現のレギュレーションがどうなるのかも注目です。レギュレーションを厳しくし、それを全うに運用しようとすればするほど、プラットフォームとしては費用対効果が悪化します。
ですから、海外のSNSは広告表現の規制を極力自動化して、結果ゆるくなっているわけですが、mixi2が厳しい基準を設け、それをどのように運用するかどうかが焦点となります。
しばらく触れながら、この新たなSNS「mixi2」がどのような成長を遂げるのか、見守っていきましょう。
まとめ
以上、「気になるあなたに送る「mixi2」入門~ポイントとこれからの見どころ」についてお伝えしました。
引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!
この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!