ひとり社長の節税対策どんなことをやってる?


ひとり社長の節税対策どんなことをやってる?

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、ひとり社長の節税対策どんなことをやってる?です。

#540 ひとり社長の節税対策どんなことをやってる? | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#540 ひとり社長の節税対策どんなことをやってる?(2023年11月29日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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節税できること

今日は「節税できること」というトークテーマなんですね。

めちゃめちゃ詳しい話はVoicyのパーソナリティーさんの中に税理士さんもいらっしゃいますので、そちらで詳しく聞いていただければと思います。

ひとり社長の立場で、個人の節税と会社の節税と、どんなスタンスでやっていてどんなことしているのかみたいなのをささっと話します。

会社の従業員としての立場、個人の節税について、リスナーの多くの皆さんは会社に雇用されていると思いますので、そこに関して言うと同じ話になるのかなというふうに思ってます。

個人の節税

年末調整

皆さん、年末になると年末調整やりますよね。

あちこちからいろんな資料が届いてきて、それをまとめて、何らかの書類とともに経理に提出する、みたいなことをしていらっしゃると思います。

これは何をしているかというと、皆さん毎月のお給料から本来納税するであろう金額を会社が先に天引きをして皆さんにお給料を支払いしてるんですね。

この、税金を一旦これぐらいの金額ということで徴収しておくことを源泉徴収と言います。

ただですね、この金額はとりあえずこれぐらいっていう風に預けているわけなんですけども、いろいろな条件によって変わってくるものなんですね。

なので、その従業員について1年間分どれだけ税金を支払うべきなのかっていうのをきちんと計算して、そして一旦預かっている源泉徴収と比べて、多く預かってしまっているのであれば一部を従業員に還付、返すわけですね。

逆に、足りていなければその分をさらに徴収する、そういった調整をするのがこの年末調整です。

色々な取り決めがありまして、本来納税すべき税金を控除する、つまり減らすことができるわけです。

その色々な取り決めというのを、きちんと把握して取りこぼしのないようにするっていうのがサラリーマンにとっては大事な節税になるのかなというふうに思ってます。

その取り決めのうち、主なものについてお話ししていきます。

扶養控除

まず扶養控除ですね。これは家族の中に扶養家族がいる場合に控除が得られるというものです。

これは会社からこれ書いてって言われた書類があると思うので、それを出していけば問題ないかなと思います。

生命保険料控除と地震保険料控除

次に生命保険料控除と地震保険料控除です。こちらは両方とも生命保険とか地震保険に入ってれば各会社から書類が送られてくると思いますので、それを元に書類を書いて一緒に提出すればOKかなと思います。

iDeCoはやっておいて損はない

あと忘れてはいけないのはiDeCoです。

やってない方、結構いらっしゃるのかもしれないんですけれども、老後のための資産形成を目的として毎月掛金を積み立てていきましょうといった制度です。

これについては、掛け金が全額、所得控除になりますので、やっておいて損はないです。

これも書類が送られてきますので。年末調整の時に合わせて提出すればいいと思います。

年末調整の時に気をつけるべきポイントは、主にこれくらいかと思います。

住宅ローン控除

あと、人によっては住宅を購入したりとか、リフォームをしたりで住宅ローンがあるかもしれません。

その時には、住宅ローン控除というのも得られますので、それも忘れずにチェックしておくといいと思います。

ここまでが年末調整で、あれこれ手続きするものになります。

クラウドソフトが楽

僕の会社で言うと、マネーフォワード年末調整を使っています。

年に1回なので、ほとんど作業を正直忘れてるみたいなところがあるんですけれども、こういったクラウドソフトを使うと、個人の立場で年末調整をあれこれ申請する一方で、会社の立場でそれを受理して確認して手続きができます。

いずれもマニュアルを見ながらポチポチやっていけば完了しますので、経営者の皆さんぜひこういったツールを使っていただくと年末の煩雑な作業が楽になるんじゃないかなと思います。

ふるさと納税

あと個人の節税ということで忘れてはならないのがふるさと納税です。

こちらに関しては、収入などによって上限額が決まってるんですけれども、その金額内であちこちの自治体に寄付をするわけです。

寄付全体の金額の2000円を超える部分について、所得税の還付だったりとか住民税の控除が得られるといった制度です。

プラス各自治体に寄付したものに対する返礼品も得ることができますので、これも非常にお得な仕組みなのかなという風に思っています。

こちらの手続きの仕方なんですけれども、確定申告をされない方かつ寄付する自治体が5つ以内であればワンストップ特例というのを使うことができます。

各自治体ごとに郵送もしくはオンラインで手続きをすることでその申請ができますので、こちらを使うのが楽チンかなと思います。

副業に気を付けよう

あとは雇用されている方で気をつけなきゃいけないなというのは副業をしている場合です。
収入額の合計額が20万円を超えるのであれば確定申告が必要になります。

副業の方に関しては、こちらの確定申告で、実際に納めるべき税金の金額を計算して、場合によっては取引先の企業が源泉徴収をしている場合がありますので、その差額を計算して必要に応じて還付または納付という形になります。

この際にやっておくといいのが開業届と青色申告承認申請書の提出です。

青色申告の場合は複式簿記で記帳する必要があるなど、若干事務的な手間がかかるんですけれども、最大65万円の特別控除が受けられるなど税制面のメリットがとても大きいんです。

なので確定申告が必要なほど副業収入がある場合は、是非、青色申告もしておくといいんじゃないかなと思っています。

事務の手間に関しては、個人事業主用のクラウド会計ソフトを使うなどすれば記帳とか申告書類の作成などかなり楽になるんじゃないかなと思いますので、ぜひ活用いただければと思います。

確定申告をする場合は、先ほどのふるさと納税は確定申告の方でやらないといけないので注意していただければと思います。

医療費控除

あと確定申告だけで手続きができるのは医療費控除というのがあります。

年間で結構な金額の医療費を使っている方は控除できる可能性がありますので調べて見ていただければと思います。

以上は個人としての節税に関してお話をさせていただきました。

会社の節税

続きまして会社の方です。

節税のために車を買ったりとか、なんかいろいろお話を聞きますけれども、ただその分出ていくお金も増えますから、むやみに物を買えばいいという話ではないのかなというふうには思ってます。

なのであんまり目立ったことはしてませんし、基本的には税理士さんのアドバイスを頂きながら判断をしているという感じですね。

パッと思いついて分かりやすいものを2つだけ紹介したいなと思ってます。

家賃の一部を経費にする

1つは社宅です。

糸島に引っ越してきてから賃貸の物件に住んでるんですけども、その一部を事務所としても使っていますので家賃の一部を経費とすることができるということです。

リモートワークとかも増えてますし、独立された方も自宅で作業するみたいなことあると思いますので検討しておいて損はないかなという風に思います。

出張の際の日当

あともう一つは出張した際の日当です。

これは出張する時には交通費宿泊費がかかるんですけれども、出張の際にはそれ以外に食費とか色々経費がかかりますよね。それを日当として経費扱いにすることができるんです。

僕も年に何回か出張がありますのでその日数に応じて、日当を経費としてカウントするようにしています。

役員報酬の設定を高くしすぎない

あと役員報酬を下げる話です。

厳密に言うと、税金ではなくて社会保険料の方なんですけども、毎月の報酬額に応じて社会保険料は決定されますので、それを低く設定することで社会保険料の支払いも安くすることができるということです。

これ、会社のお金を見られる人だったらこの社会保険料の支払いがどれだけびっくりするような高い金額かっていうのは理解されているんじゃないかなって思います。

生活できないぐらいの報酬にしちゃうとダメですけれども、それができるぐらいの押さえておくというのは一つありなのかなというふうには思います。

ちなみに株式会社の場合、役員報酬は期が変わるタイミングでしか変えられませんのでその点はご注意いただければと思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「ひとり社長の節税対策どんなことをやってる?」をお届けしました。

「節税できること」ということで、ひとり社長の個人としての立場と、会社としての立場でどういったことをやってるのかっていうのをお話しさせていただきました。

多分、僕がやってる事ってのは本当に基本の基みたいなところだけかなと思うんですけれども、話してみるとあれこれいっぱいあるし、ややこしいですよね。

しかもこれに加えて、10月からインボイス制度が始まってしまっているので、なかなか悩ましいところだなというふうには思います。

とはいえ、押さえるところは押さえておかないと、結構損しちゃうみたいなこともありますので注意が必要です。

やはり、ややこしくなってきた時におすすめなのは、特に法人に関して言うと信頼できる税理士さんにきちんとお願いすることです。

本来、本業のところにリソースを集中させたいわけですから、税金面とかそういったものはプロにお任せして、余計なリソースを割かないようにするのが得策かなと思っています。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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