1000回も音声とブログを続けられた本当の理由を深堀りしてみた

1000回も音声とブログを続けられた本当の理由を深堀りしてみた

みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。

Voicy配信1000回!ブログ「いつも隣にITのお仕事」10周年!

なぜそんなに発信を継続してきたのか?その理由を、深堀ってよく考えたらひとつの答えにたどり着きました。

ということで、今回は「1000回も音声とブログを続けられた本当の理由を深堀りしてみた」です。

では、行ってみましょう!

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発信継続の原動力:リソースとリターンの関係

おかげさまでVoicyの配信が1000回を達成しました!そして、独立と同時に始めたブログ「いつも隣にITのお仕事」も、なんと10周年を迎えることができました。本当にありがとうございます。

よく「なぜそんなに発信を継続できるんですか?」と聞かれることがあります。

前回は、どのようにして継続できるようにしているのかをお伝えしました。

今回は、「なぜやっているのか?」です。

もちろん、発信活動に投下するリソースに見合うリターンがあるから続けられるんでしょ、と思われるかもしれません。

たしかに、その通りなのですが、そうとも言い切れないかな…と思ってます。

PV数の減少と発信環境の変化

ブログ全盛期には100万PV以上を達成し、運営しているノンプログラマー向けのコミュニティ「ノンプロ研」のメンバーも増えました。

しかし、現実はそう甘くはありません。

ブログのPV数は、ピーク時から徐々に下がり、今は10万PV程度。その理由はいくつか考えられます。

同じようなテーマで発信する人が増えたとか、動画やUdemyなど他のプラットフォームで学ぶ手段が出てきたとか、新しい技術が次々と登場し読者のやりたいことが分散したとか、色々考えられますが、「コレ」という理由は正直わかりません。

新しく始めたVoicyも、少しずつ伸びてはいるものの、爆発的な人気を得ているわけではありません。

つまり、発信活動は続けていたとしても浮き沈みがあるんですね。

それでも発信を続ける理由:経済合理性の外側にある価値

では、なぜ僕はそれでも発信を続けているのでしょうか?

先日、NPO向けのコミュニティ運営支援をされているCRファクトリーさんのイベントで、代表の呉さんから「どうしてそんなに続けられるんですか?」と質問をいただきました。

その時、僕が答えたのは、「難しいから、やれるんですよ」ということでした。

なんでそんな答えを言ったのか…自分でもうまく言語化できなかったので、その後、時々考えていました。

理想と現実とのギャップの10年

僕が、10年前に独立したときの想いは「みんながVBAを使えこなせたらいいのに」というものでした。

つまらない仕事はプログラムに任せて、もっとワクワクする仕事をし、残業せずにさっさと帰る。生産性も上がるし、デジタルを使いこして起こせる新たなイノベーションもたくさんあるかも知れない。

良いことしかない、そう思って信じて活動をはじめ、10年が経ちました。

実際に、身の回りにはスキルを身につけて、それをきっかけにキャリアを大きく開いた人が何人もいます。

しかし、社会全体としては、何かを変えられたという実感は…正直あまりありません。まるで、重い重い鋼鉄の扉が数ミリくらい開いたかな…という感覚です。

毎日発信しても、めちゃくちゃバズることはほぼありません。再生数やPVが劇的に増えることもありません。

地味に少しずつ反応があり、地味に少しずつ前に進んでいる、そんな感じです。

リスキリングの例:頭ではわかっているけど…

リスキリングブームが良い例です。

みんな新しいスキルを身につけて、より価値あるポジションに移っていったほうが良い、頭ではわかっているんです。

でも、あれだけブームになり、政府も後押ししたのに、それを動かすためにかかるコストとリターンはなかなか見合いません。けっこうお金をかけても、なんだかみんな動かない。「笛吹けど踊らず」の状態です。

僕が発信する意味:誰もがやらない、だけど大事なこと

つまり、僕がやっていることは、「頭ではみんな良いと思っているけど、でも実際にやってみると割に合わない」といった、基本的に経済合理性の外側にあることなんです。

今すぐに実利につながるような発信であれば、多くの人がこぞってやります。それを否定するわけではありませんが、誰かがやめても、他の誰かがやってます。

しかし、今すぐに実利につながらないけど大事なことの発信は、限られた人しかできません。誰かがやめたら、代わりはいないかもしれない。そして、僕はそれを続けられる状況にある。

それって、めちゃくちゃ価値があることなのでは?と思いました。

未来へのメッセージにもつながる

僕が発信した音声データやテキストデータは、ありがたいことに記録として蓄積されます。

今現在の皆さんに届けて、実際に行動を起こしていただきたいのはもちろんですが、未来の子どもたちが聴いたり、読んだりするかもしれません。

また、AIの学習データとして取り込まれていくでしょう。

そこに、多くの人がやらないけど、大事だと信じて発信していることが、日々刻まれていく。歴史にちゃんと参加しているような、そのような意義も感じていて、それも、僕の発信活動の大きなモチベーションになっています。

働くとか、お金を稼ぐとか、それよりも外側にある、ちょっと大げさな話に聞こえるかもしれませんが、こういう思いでやっているということが誰かに伝わればいいなと思いました。

まとめ

以上、「1000回も音声とブログを続けられた本当の理由を深堀りしてみた」についてお伝えしました。

引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!

この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!

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