
みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。
DX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性が叫ばれて久しいですが、皆さんの会社ではいかがでしょうか?
実はその推進には、企業の規模によって大きな差が生まれているのが現実です。
今回は、なかなか進められないリーダーのための、「DXサバイバルガイド」をご案内します。
ということで、今回は「【経営者必見】お金・人材不足でもDXは実現できる!「ゼロからのDX」サバイバルガイド」です。
では、行ってみましょう!
日本のDX、そのリアルな現在地

経済産業省がはじめてDXレポートを発表したのが2018年。
さらに2022年にはChatGPTが登場し、私たちの社会は急速にAIが普及・拡大する新たなフェーズに突入しました。世はまさに、大変革時代。デジタル化の波は、もはや避けては通れないものになっています。
では、企業のDXは一体どれくらい進んでいるのでしょうか。
IPA(情報処理推進機構)が毎年発行している「DX白書2025」によると、従業員1001人以上の大企業では、57.7%が「全社戦略に基づいて全社的にDXに取り組んでいる」と回答しています。これは素晴らしいことですよね。
しかし、企業の規模が小さくなるにつれて、この数値は驚くほど減少していきます。
- 101人~300人以下の企業:26.7%
- 100人以下の企業:15.2%
さらに衝撃的なのは、100人以下の企業においては、半数以上が「DXに何も取り組んでいない」、あるいは「自社の状況がわからない」と回答しているのです。
深刻な人手不足も本格化する中で、デジタル技術の活用にも遅れをとってしまう。多くの中小企業が、今まさに厳しい状況に立たされていると言えるでしょう。
なぜ中小企業のDXは進まないのか?

この問いに対して、よく耳にするのは「リーダー、つまり経営者がDXを理解していないからだ」「経営者が本気でコミットしないからだ」という厳しい指摘です。
確かに、経営者のリーダーシップが重要であることは間違いありません。しかし、本当にそれだけの問題で片付けてしまってよいのでしょうか?
一方で、当のリーダー層、経営者の方々にお話を伺うと、決まって返ってくるDXが進まない理由のワンツーフィニッシュは、「お金がない」そして「人材がいない」です。
この八方塞がりに見える局面を、僕たちはどうすれば打破できるのでしょうか。
光は「情熱」にあるのかもしれない

僕が運営している「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会(通称:ノンプロ研)」には、現場の第一線で働くスタッフの方々や中間管理職の方々はもちろんのこと、実はさまざまな業種、さまざまな企業規模の経営者の方々も多く参加してくださっています。
皆さんに共通しているのは、ご自身がスキルを身につけて業務に活用したいという思いだけではありません。
そのスキルの先に、「自分たちの組織を変革したい」という、とても強い情熱を持って日々学習に取り組んでいらっしゃるのです。
ノンプロ研がスタートしてからの8年間という歴史の中で、そうした皆さんの情熱が実を結び、組織変革やDXの取り組みが着実に形になった事例が、いくつも生まれてきました。
ここで注目すべきは、彼らの取り組みが、決して「巨額のIT投資をした」とか「外部から優秀なIT人材を獲得できた」といった、リソースがあるという条件下で成し遂げられたものではない、ということです。
では、彼らは一体どうやって「ないない尽くし」の状態からDXを推進してきたのでしょうか?
そのリアルな事例と、そこから得られる普遍的な知見を、ぜひ多くの方に届けたい。そんな思いから、ノンプロ研が開催するテックの祭典「ノンプロキャンプ」で、特別なセッションを企画しました。
「ゼロからのDX」サバイバルガイド
豪華登壇者が語る「サバイバル」の物語

その名も、「「ゼロからのDX」サバイバルガイド」。
この重要なセッションで座長を務めてくださるのは、株式会社TG GLOBALの代表取締役ケニーさん。「北海道の旬を、世界にお届け」をテーマに、北海道で海産物の卸売業を営んでいらっしゃいます。
今回のノンプロキャンプでは、セッションの座長にとどまらず、広報マーケティングチームのリーダーとしても大活躍し、まさに「ケニー旋風」を巻き起こしてくれています。
そして、登壇者も本当に豪華な経営者の皆さんが集まってくださいました。
まずは、イムス富士見総合病院の院長、すずきよしたかさん。約900人もの従業員が働く大きな病院という組織、かつ「病院にはIT人材がいないのが当たり前」という状況下で、どのようにDXを進めてこられたのか、その軌跡を語っていただきます。
続いて、建設業界からは三国ホールディングス株式会社の代表取締役、かとうさん。建設の最初の工程である「杭打ち工事」を担いながら、業界そのものを変革しようと新会社「DAチャレンジャーズ」を立ち上げ、チャレンジの真っ只中です。
同じく建設業界から、株式会社測建の代表取締役、さいとうみのるさん。建設現場に欠かせない測量を専門とされています。さいとうさんは、事務方のトップの方と二人三脚で、まさに現場からDXを推進してこられました。
閉塞感を打ち破るヒントがここにある

このセッション、実は登壇者が決まった瞬間、皆さんの熱量が爆発しました。
なんと、ケニーさんは札幌から、すずき院長は埼玉から、かとうさんとさいとうさんのいらっしゃる大阪に、全国各地から集結!熱いキックオフミーティングが開催されたのです。
彼らが「どんなセッションにしたいか」を熱く語り合う様子を外から眺めていると、これはもう「こうすればDXってできますよ」みたいな、甘っちょろいノウハウ提供の場にはなりそうにありません。
なにせ、セッションのタイトルが「サバイバルガイド」ですからね。
登壇者の皆さんが、それぞれの壮絶な経験の中から掴み取った、どんな生々しいメッセージを来場者の皆さんに伝えてくれるのか。
これはおそらく、この場所でしか得られない、唯一無二のメッセージになるはずです。
まとめ
もしあなたが「お金がない、人材がいない」という壁にぶつかっている経営者、リーダーなのであれば。
もしあなたが「何から手をつければいいのかわからない」と途方に暮れているのであれば。
ぜひ、彼らの「サバイバル」の物語を受け取りに、会場へお越しください。閉塞感を打ち破るヒントが、きっとそこにあるはずです。
9/6土「ノンプロキャンプ」はこちらからどうぞ!
以上、「【経営者必見】お金・人材不足でもDXは実現できる!「ゼロからのDX」サバイバルガイド」についてお伝えしました。
引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!
この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!