みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、2022年の今年の漢字と振り返り、まさに越境の一年でしたです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
今年の振り返り
2022年もいよいよ本日を残すところとなりました。
みなさん、どんな1年だったでしょうか?
毎年、日本漢字能力検定協会が決める一年の世相を表す「今年の漢字」があります。清水寺で発表されるやつですが、2022年は「戦」という漢字でしたね。
今年は、ロシアのウクライナ侵攻が大きな出来事としてありましたからね
あとは、最近記憶に新しいワールドカップ。サムライブルーも大会を盛り上げましたし、全体として熱い闘いがありましたよね。
今年の漢字は「越」
さて、「今年の漢字」にあやかって、僕も毎年年末には今年の漢字を決めています。これまではブログに書いていたのですが、今回からはVoicyスキルアップラジオでお話したいと思います。
ちなみに、昨年2021年の漢字は「次」としていました。
2022年の漢字は「越」です。
越境の越、もうこれ以外ないという感じですね。
この漢字の成り立ちですが、「越」という字は「走」という字をへんにした「そうにょう」の上に、「戉(エツ)」と読むつくりで構成されています。
「そうにょう(走)」は、前に進む動作をあらわす部首です。この上に乗っている「戉」は、武器ですね。木の柄に幅広で大きな刃がついた道具、「まさかり」の形を表しているそうです。
「越」という漢字はまさかりという武器を身につけて、場所を越えていく、前に進んでいくということを表す漢字です。
この漢字に決めた理由ですけど、越境学習という考え方に出会い、それを実際のプロジェクトまで落とし込めたことが挙げられます。
まだ規模としては小さいながらもいくつかの組織に影響を与え、世の中に発信をしはじめることができたと思っています。これがうねりとして広がっていけばと思います。
僕個人としては、東京から糸島に移住をした。初の関東脱出。まさに越境です。そして今、糸島のコミュニティにも触れつつあります。
そして、Voicyです。これまで僕の主戦場はテキストだったんです。それが声という世界に越境しました。これによって全く新たな世界が広がっていると感じています。
これらのことから今年は「越」がふさわしいと思います。
2022年の振り返り
毎年、年初には今年やりたいことということでブログを何記事か書いているので、それと対比しながら2022年の振り返りをしていきます。
ノンプロ研の振り返り
まずコミュニティ「ノンプロ研」としては、いくつかの講座を作りたいということがありました。
インストラクション講座とそこから生まれるメンバーの皆さんの手による講座「スプレッドシート関数講座」が完成して提供できるようになりました。
ノンプロ研活用講座としては、「はじめてのコミュニティ活用講座」を11月に開講できました。
オブジェクト指向入門と中級Python講座、これは2022年内は未達ですが、中級Pythonは2023年に提供できると思います。オブジェクト指向入門はみなさんにお任せという感じです。
あと、コミュニティコーディネーターの支援、これは組織の中でコミュニティを作ることを支援することです。個別に対応をしているんですが、もっとパッケージというか、体系化したりしてもいいかもしれないと思っています。
動画アーカイブの一般開放については、YouTubeチームにより達成しています。過去の定例会を公開しています。今後卒業LTなんかも配信していこうと思っています。リアルタイムの定例会は今年の途中からPeatixで外部参加可能にしています。
ノンプロ協会の振り返り
ノンプロ協会については、まずは、越境学習支援プロジェクトです。3月トライアルから9月本番へ見事に実現しています。4社18名の参加をいただいています。もっとコミュニティ型越境学習を広めていきたいと思っています。
それに関連して事例の発信を挙げていました。越境学習に参加されているみなさん、ノンプロ研メンバーのインタビュー記事をライターのさくらもえさんにお手伝いしていただいて12本配信することができました。
あとVoicyでもアドベントカレンダーをはじめたくさんの方にインタビューをしました。
ノンプログラマー協会についてはようやく1つサービスができたので、サービスを増やすことと広めることを両方がんばっていきたいと思っています。
個人の振り返り
続きまして、2022年やりたいこと個人のスキルアップ編を振り返ります。
まずは英語、これは年の始めから盛大に挫折してます。
ランニング、これは糸島に移住してから微妙に頓挫してて体重がやや戻ってしまったということがあるんですが、ルームランナー購入によりだいぶ習慣化してきました。きちっと元に戻していきたいです。糸島の食という敵が手強いのでがんばっていきたいです。
プログラミングに関しては、「「日本の『働く』の価値を上げる」には、別のところにエネルギーを注ぐべき」と宣言していました。まさにその通りとなってますね。代わりに学習のための学習、例えば越境学習、実践コミュニティ、インストラクショナルデザインや学習する組織に学習対象が大きくシフトしています。
DXやリスキリングという切り口での学習や事例研究も今年がんばりました。DXではソフトウェア的思考などとリンクしていて面白い発見がいくつかできたと思います。
ライティングに関して言うと、自分で書くというよりは、取材力を上げたり、話題を生み出して広めたりという能力は今以上に必要になるということを言っていました。これに関して、ブログを書くことから途中で、音声Voicyに切り替えました。
Voicyをはじめるというのは2022年やりたいことには含まれていなかったんです。まったく想定していませんでした。
テキストの力も十分に理解しつつも、それだけでは僕の目的は達成できないとうすうす気づいていたのだろうと思います。それでVoicyというアイデアをすぐにやり始めたということがあります。声のちからを味方につけることに可能性を見出しています。
会社経営の振り返り
会社経営編2022年やりたいことの振り返りです。
コミュニティとして
- 講座の種類を増やす
- 会員をフォローするしくみづくり
の2点を挙げていました。
インストラクション講座、はじめてのコミュニティ活用講座を増やすことができました。
あと、ノンプロ研有志によるコーチングがものすごく威力を発揮していると感じています。これは僕が何かしたわけではなく、みなさんに感謝しています。
副業としてお手伝いいただくスタイルに戻った
人的リソースの面では、以前はパートというスタイルでやっていましたが、やはりそれでも密結合感があって、フィットしなかったというのがあります。
今のメンバーの皆さんに副業としてお手伝いいただくスタイルに戻ったということがあります。
お仕事をお願いすることで再現性可能な状態にするのはすごく大切です。マニュアルをはじめとした言語化はもちろん、講座とかVoicyとかあちこちで発信をしてコンテキストを共有することが大事だと思います。
あとは、判断が必要な業務もメンバーのみなさんにお渡しする勇気を出していくことが必要です。
ということで2022年、年の始めで全てを見極めておくことはなかなか難しいのですけどおおむねできているのじゃないかなと思います。いくつか未達ですけれど。
2022年、良い年になったのじゃないかと思います。
次のステージに進み生まれた寂しさや焦りも含めて越えられた
2021年の今年の漢字に上げていた「次」という言葉。それに関して、昨年のブログでこんなことを書いていたんですね。
自分が愛して育ててきた場所は自分がいなくてもよくなっていくこと、これまで苦労して獲得したポジションが失われていくこと、なんというか寂しさと焦りが入り混じったような感情がどこかにいる気がします。
ただ一方でそれは次のステージに進み、自らのエネルギーをそちらに燃焼できるようになるということ。そのチャンスにめぐりあえているというのは、とてもありがたいことだと思います。
今年に関しては、それを「越えた」という感じがまさにあるんですね。寂しさとか焦りがあったんですけれど、それも含めて越えることができました。
それを越えた今、このさきには知らない世界しか広がってない感があるんですけれど、自分と仲間を信じて、勇気をもって突き進んでいきたいと思います。
みなさん今年もありがとうございました。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「2022年の今年の漢字と振り返り、まさに越境の一年でした」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。