みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、技術書典で販売中のノンプロ向け書籍紹介!第1弾です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
「技術書典14」で販売中のノンプロ向け書籍紹介!第1弾
現在、日本最大の技術同人誌マーケット、技術書典14が開催中です。
この技術書典については、スキルアップラジオでも連日お伝えしているのですが、本日は、販売している書籍がどんなものがあるのかというのを紹介したいなと思っています。
今回、技術書典14で新刊として発売されたHirocomさんの「Excel VBA ADO入門」と、デビュー作「マイコン本」に関しては、第345回技術同人誌の祭典「技術書典14」がはじまります!でお話していますので、そちらを参考にしていただければと思います。
では第1弾ということで今日は4冊紹介していきます。
エクセルVBAerのためのOutlook VBA入門
まずは「エクセルVBAerのためのOutlook VBA入門」。
著者は、一戸崇宏さんですが、ハンドルネームとしては「くのへ」さんでおなじみの方です。
この書籍は、Hirocomさんの「マイコン本」と同じく、1番最初、ノンプロ研の技術同人誌プロジェクト第1段で制作したものになります。
VBAというと、Excelを自動化できるプログラミング言語でしょ?と思われがちですが、実はVBAで操作できるのはExcelだけではありません。
Excel以外にもWord、PowerPoint、Access、そしてOutlookなど、Office関連ソフトを操作することができます。
そして、Officeをお仕事で使われている組織であれば、メールやカレンダーなどにOutlookを使っているわけですが、VBAでOutlookを操作することができるということを皆さんあまり知らないですし、その操作方法を調べようと思っても、Webでも書籍でもなかなか見つからないというのが現状です。
そこを解決するために、本書が誕生したという経緯になります。
ExcelVBAをある程度身につけている人であれば、本書を使ってOutlook VBAによる以下のような便利ツールを作成できるようになります。
- 所定の⽂書の書かれた返信メール作成
- ボタン1つで⽇報⾃動作成
- ボタン1つで受信メールデータと添付資料を⼀瞬で保存
メール周り、カレンダー周りはたくさんのルーチンが存在していると思いますので、ぜひこちらの書籍で自動化していただければと思います。
ちなみに、こちらの書籍はHirocomさんのマイコン本と同様にインプレスさんから、商業版も発売されています。
商業版はイベントマクロや応用例など大幅に加筆していますので、お好きな方をゲットしていただければいいかなと思います。
Excel VBA 配列入門
続いて紹介するのが、「Excel VBA 配列⼊⾨」 著者は工藤真理子さんです。こちらは、ノンプロ研としては第2弾のプロジェクトで制作されました。
Excel VBAの配列というのは、他のプログラミング言語に比べてちょっと厄介で複雑です。
なのでノンプログラマーにとっては鬼門となりやすく、避けて通ってしまいがちというところがあります。
ただ、配列を使わないでつくるマクロは処理速度が遅いという問題があります。
特に大きなデータ量を扱おうとすると、すごく時間がかかったり、場合によっては処理が終わらずにフリーズしたりということもありえます。
そこで本書は、Excel VBAの配列だけに特化し、これを乗り越えてもらうために書いた、Excel VBA配列の入門書となっています。
ExcelVBAの配列をはじめて学習する人や、避けて通ってしまっている方について、その配列の学習のストレスを軽減し、配列を使って処理の軽いマクロを作っていただきたいということで書いていただいた書籍になります。
Excel VBAで簡単な業務のツールが作れるようになったという方が、次に学ぶ項目としてはいいかなと思いますのでぜひ手に取って見ていただければと思います。
Officeスクリプト入門講座
続いて紹介しますのが、「Officeスクリプト入門講座」です。著者はaliceさんになります。
こちらもExcel VBA配列入門と同様に、第2弾で制作された書籍になります。
Excelを自動化しようとなったときは、プログラミング言語VBAを考えるわけですが、例えばOne Driveなどのクラウド上にあるExcelファイルを操作しようとするとVBAでは対応できないんです。
ここでOfficeスクリプトという別の言語を使うことで、Excel Onlineでクラウド上のExcelファイルを操作ができるということなんです。
さらに、クラウドで動作するメリットとして、Power Automateとの連携もできるというところです。
ただ、Officeスクリプトに関しては、まだ書籍はもちろんWebにもほとんど情報がなく、学習のハードルが高いという問題がありました。
そこで、Officeスクリプトに入門してみたい、そんな人にお送りするのがこちらの書籍になります。
内容としては、Officeスクリプトの導入、Excelのシートやセルの操作、Power Automateとの連携までをお伝えしています。
ちなみに、Officeスクリプトはいわゆる、型ありのJavaScript、TypeScriptが言語のベースになっていますので、TypeScriptに興味ある方の入門編としてもよいと思います。
Microsoft AzureではじめるノンプログラマーのためのAI活用によるDX
本日最後に紹介するのは、「Microsoft AzureではじめるノンプログラマーのためのAI活用によるDX」です。
著者は、ノンプログラマーからデータサイエンティストへの転身を見事に成功された末吉亮太さんです。
ノンプロ研としては第3弾のプロジェクトで制作され、前回技術書典13で発売された書籍です。
今、ChatGPTをはじめ、はやりのAIですが、本書で体験できるAIは「画像認識」です。
Microsoft Azureを使って、請求書の文字認識をしたり、写真に写っている内容を認識したりといったことを体験することができるノンプログラマー向けの書籍です。
Microsoft Azureというとちょっと難しそうな印象はありますが、本書はノンプログラマー向けにかかれていますので、手順どおりにやっていけば、AIによる画像認識を手軽に体験できるような仕組みになっています。
対話型AI以外のAIの世界の扉を叩いてみたいなという方は、手に取っていただければいいんじゃないかなと思います。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「技術書典で販売中のノンプロ向け書籍紹介!第1弾」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。