「夢」について考えるときにオススメすること

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、「夢」について考えるときにオススメすることです。

#733 生成AIを使うと人はバカになっちゃうのか? | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
#706ChatGPTで学ぶプログラミングで初心者がぶつかる壁とは→

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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夢を叶えた後のキャリア

夢について考える時の良くない慣習

さて、今日のトピックなんですが、「夢を叶えた後のキャリア」となっています。

夢を叶えた後のキャリアですが、まずはリスナーのあなたにとって夢とは何か?という問題がありますよね。

あまり僕の夢はこうなんですといつも公言している方、多くないかなって思います。

もしかしたら胸の中に秘めていらっしゃるのかもしれないですし、場合によっては夢なんて言われてもちょっと思いつかないなという方もいるのかもしれません。

夢について考える時に、あんまり良くないなって思う慣習があります。

それは何かというと、子供たちに夢を尋ねる時、大人は「将来何になりたい?」というように質問します。

そして、メディアも子供たちが将来なりたい職業ランキングを、毎年だと思うんですが、記事として紹介しています。

つまり、若い人に向けて夢とは何と聞くときに、特定の職業、これを意図しているということが多いです。

スポーツ選手とか公務員とか医者とか、そういった具体的な職業です。

僕はこの慣習があんまり良くないなと思っています。

というのも、夢=ある職業に就くことみたいな、そんな固定観念が生まれてしまうんじゃないかということです。

夢の範囲は広くて構わない

もちろん、ある職業に就くということが夢であっても構わないんですが、夢の範囲というのはもっと広くていいんじゃないかなと思うんです。

たとえば、世界を旅したい、こういった夢があってもいいですし、家族と幸せに暮らすことみたいな夢があってもいいわけですよね。

なので、ある特定の職業に就くこと=夢みたいな、そういったイメージがつきすぎちゃうのはあまり良くないかなと思いました。

8歳の息子に聞いた夢の話

ところで、このトピックに関連して、8歳の息子に「夢は何?」って聞いてみたんです。

そうしたら、「本屋さんで本を売りたい」と答えていました。

「なるほど。書店員さんになりたいの?」と聞いたら、「自分で本を書いたり売ったりしてみたい。」と言っていたんです。

これを聞いて、なるほどと思いました。

というのも、先月5月に2つの技術同人誌のマーケットがあって、父親である僕が本の制作に関わって、即売会で売り子として立つ様子を、見たり聞いたりしていたんです。

それをやりたいんだなと思いました。

夢を語るときに「Why」で考える

Whyを自分に問う

さて、話を少し元に戻したいと思います。

夢について語る時にちょっとおすすめのことがありまして、それは何かと言うと、それはどうしてなのか。

という「Why」を自分に問うてみるというのをおすすめしたいなと思っています。

つまり、ある職業に就くというのは「What」なわけです。

何かの手段であると、どうしてその職業に就きたいのかというのを自分自身に尋ねてみるわけです。

たとえば、公務員になりたいという方がいるとします。

公務員になれたとして、何を目指したいのかってことですよね。

人によっては、自分は地域とか、地域に住んでいる市民のみなさんに貢献したいという風に思っているかもしれません。

そのためであれば、本当に身を粉にしてがむしゃらに働く、むしろその方が望ましい。

そういう風に考えている人もいるかもしれません。

一方で、人によっては、公務員、安定感があるからそういう風に思っているかもしれません。

できれば、仕事を適当に過ごして、のんびり楽に働ける、イメージを持っているという感じです。

このように、同じ職業「What」の部分が一緒だったとしても、その先に目指していることって全然違うことがあります。

だから、それをきちんと自覚しておくというのは、やっておいて損はないことなんじゃないかなと思います。

いざなってみて、こんなんじゃなかったみたいなことを避けられるということがあるかなと思います。

夢は1つの職業に収まらない

また、このなぜ「Why」の部分を考えていくと、実は1つの職業に収まらなくなるということもあるんじゃないかなと思います。

たとえば、僕の話で言うと、「日本の働くの価値を上げる」が夢と言っていいものかなと思います。

しかし、これはおそらく僕が生きている間に達成しきるかというと、そういったことはないかなと思うので、ずっと追い続けることになると思います。

では、僕がどんな職業をしているのか。を表現すると、プログラマーとも言えるし、講師とも言えるし、著者でもありますし、コミュニティマネージャーでもあり、そしてパーソナリティーでもあります。

社員はいませんけど、社長ということにもなります。

つまり、なぜを突き詰めていって、より上位の概念が目標、夢となったのであれば、その手段は1つではなくていくつも出てくる可能性があるということなんです。

あとは、1つでもいいんですが、肩書きは1つでも本当に何でも屋みたいな仕事をしている人もいますし、まさに僕がそのようなタイプですよね。

人によっては所属する組織も複数であって、副業するみたいなことで夢に近づいていく、そう考える人もいるんじゃないかなと思います。

人生に関する観点が点から線になる

もう1つ、「Why」を考えていくと、自分の人生に関する観点が点から線になるという感じがするんじゃないかなって思います。

でも「What」が夢になっている場合は点なんです。

自分の人生のラインがある点を通過するというのが目標、夢となっているということなんです。

じゃあ、その先はどうなるのかというところが、もしかしたら抜け落ちているかもしれません。

「Why」なぜを突き詰めていくと、この点の先も向かう先、それが見えている状態になります。

そういった遠くにあるような目標、これを北極星と例えますが、それがあれば、ある点を通過しても目指す方向が見えているわけです。

たとえば、僕の場合は独立してプログラマーとして活動していました。

プログラマー自体が目標であればそれで達成でした。

しかし、「日本の働くの価値を上げる」ということを考えると、僕自身がプログラマーをするよりも、もっとプログラミングをできる人増やした方がいいんじゃないか、といった視点になるわけです。

なので、そういった活動にシフトすることになりました。

色々試した末に、先ほどお話ししたような講師、著者、パーソナリティー、コミュニティマネージャーなど、そういった肩書きを名乗れるようになりました。

夢の向いていく方向にあるキャリア

そして、この線の向いていく方向を考えると、実は今日のトークテーマに含まれるもう1つのキーワード「キャリア」という話に繋がっていくんです。

キャリアというのは何かと言いますと、心理学者ダグラス・ホールが次のように定義しています。

一生涯にわたる期間において、仕事に関する経験や活動と結びついている個人が取る態度や行動の連なり

連なりとありますので、キャリアというのは連続的なものを指していて、先ほどの線と点がどの方向に向いているか、そういった話に繋がってくるわけです。

ある職業に就くとか何かを達成する、そういった点「What」を、夢、目標とするのは悪いことではありません。

ですが、その先なんでだっけ、その後どうしていきたいんだっけ、といった視点、「Why」も考えていくと、より明確なイメージを持てます。

また、いろんな選択肢を自由に自信を持って選ぶことができるようになり、メリットが多いんじゃないかなと思います。

また、その行為自体が自分のキャリアについて考える、そういったことにも繋がるんじゃないかなと思います。

8歳の息子との会話の続き

さて、最後に8歳の息子との会話、続きについてお話して終わりたいと思います。

「なぜ本を作ったり売ったりしたいの?」と聞いたところ、それに対して息子は「何か楽しそうだから」と答えてくれました。

そうやって僕の仕事を見ていてくれてたんだなって思うとすごく嬉しかったですし、楽しそうに仕事をしている、そういった姿を見せられて、それはとても良いことだなと思いました。

同じように、子供たちになんかあの人たち楽しそうに仕事をしているといった大人が増えるとすごくいいなと思いました。

ノンプロ研講座一般申込受付開始

昨日に引き続き、学習コミュニティ「ノンプロ研」では、4つの講座が一般申し込み受付開始となっています。

  1. 初心者IT基礎講座Excel関数コース
    こちらはExcelの数式の初歩から、実務でものすごく便利に使える中級レベルの関数までを学ぶことができるコースとなっています。
  2. 初心者プログラミング講座VBAコース、GASコース
    MicrosoftOfficを使っている企業、もしくはGoogleWorkSpaceを使っている企業であれば、Excelやスプレットシートを始めとしたルーティンワークをプログラミングによって自動化することができます。まったくの初心者から、実務で使える簡単なツールを作るところまでをマスターするコースとなっています。
  3. 初めてのコミュニティ活用講座
    コミュニティで学ぶというのがどういったものなのか分からない方向けの講座です。ノンプロ研の全体像を把握して、その歩き方をマスターする、そんな講座となっています。

いずれもいつでもオープンとなっている講座ではありませんので、興味があるものありましたら、ぜひこのチャンスに掴んでいただければと思います。

ノンプロ研講座へのリンク貼っておきますので、ぜひそちらをご覧いただき、お申し込みいただければと思います。

チャプターにノンプロ研講座のページのリンクを貼っておきますので、詳細のご確認とお申し込みはそちらからお願いいたします。

学習コミュニティ「ノンプロ研」の中で学ぶ「ノンプロ研講座」
株式会社プランノーツが提供するコミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」内のノンプロ研講座の紹介ページです。ノンプロ研講座とは、またそのメリットと講座種類、受講のしかたなどについてご覧ください。

みなさんのご参加をお待ちしております。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「「夢」について考えるときにオススメすること」をお届けしました。

リスナーのあなたの夢はなんでしょうか。

「What」だけではなくて、なぜ「Why」を何度か繰り返してみて、考えてみていただくといいんじゃないかなと思います。

そして、このように夢について思い巡らせた結果、何か発見とか気付きとかありましたら、ぜひコメントいただければ嬉しく思います。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

チャンネルのフォロー、コメント、SNSでのシェアなどなど、楽しみにお待ちしております。

では、また。

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