データ活用で人生も仕事も激変!AI時代突入で発信の価値が爆上がり

データ活用で人生も仕事も激変!AI時代突入で発信の価値が爆上がり

みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。

AIが私たちの日常や仕事に急速に浸透する現代、実はブログやSNSでの「発信」の価値が、うなぎのぼりに上がっているんです。

その理由を、僕の経験とともにお話しします。

ということで、今回は「データ活用で人生も仕事も激変!AI時代突入で発信の価値が爆上がり」です。

では、行ってみましょう!

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発信…AI量産で厳しくなるのでは?

今日は、データ活用、特に「発信」という行為が、AI時代においてどれほど重要で、私たちの人生や仕事にどんな変化をもたらすのか、というお話をしたいと思います。

「え?AIでコンテンツが量産される時代だから、個人の発信なんて埋もれてしまって、むしろ厳しくなるんじゃないの?」と思われるかもしれませんね。

確かにそういう側面もあるかもしれませんが、僕がお伝えしたいのは、ちょっと違う切り口なんです。

僕の発信活動のこれまでと、これから

まずは、僕自身の発信活動について、少し振り返らせてください。

独立とブログ「いつも隣にITのお仕事」のスタート

僕が独立したのは約10年前。当時は集客のために、まずはブログ「いつも隣にITのお仕事」を立ち上げました。

それと並行して、Twitter(現X)やFacebookといったSNSでの発信もスタートさせました。

特にブログには力を入れていて、ほぼ毎日更新を目指していましたね。

内容は、主にノンプログラマーの方向けのITスキルや、プログラミングスキルを向上させるための情報が中心でした。

そのおかげで、ありがたいことに書籍出版のお話につながったり、僕が主宰しているコミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会(通称:ノンプロ研)」のメンバーの多くも、ブログを読んで参加してくれるようになったんです。

一時期は、月間100万PVを超えるほど多くの方に読んでいただけていました。本当に感謝です。

発信したい内容の変化とVoicyへの挑戦

しかし、時が経つにつれて、僕が発信したいこと、伝えたいことに変化が出てきました。

ブログ、特にGoogle検索を介した情報提供は「プル型」。つまり、情報が欲しいと能動的に検索している人にしか、情報を届けることができないんですね。

でも僕は、「ITは苦手だ」「自分には必要ない」そう思っている方々とも、もっと接点を持ちたい、ITの面白さや可能性を知ってほしい、という思いが強くなっていきました。

そこで、数年前から音声メディアのVoicyに軸足を移すことにしたんです。

Voicyでは、ITスキルやプログラミング向上のための具体的なノウハウはもちろんのこと、もっと広くITに興味を持ってもらったり、苦手意識を克服するきっかけになるような、いわば「啓蒙」的な内容や、ITの世界で何が起きているのかを知ってもらうような、少しITの色を薄めにしたテーマでお届けしています。

しかし、文章で読みたいという方もいらっしゃるので、Voicyの台本はAIツールも活用しながら書き起こし、ブログやSNSにも投稿しています。気づけば、ブログの記事数は2000記事を超えていました。

発信の現状と、見えない価値

ただ、正直なところ、ブログのアクセス数はかなり落ち着いてきているというのが現状です。

初心者向けのITスキルに関する情報は、ある程度出し尽くした感がありますし、ライバルとなる情報発信者も格段に増えました。

そういった背景もあり、ブログのPV数はVoicyに軸足を移したこともあって、一時期の10万PV程度に落ち着いています。

Voicyのリスナーさんも少しずつ増えてはいますが、ブログ全盛期の頃のような爆発的なパワーには、まだ及びません。

音声と記事化にかけているリソース(毎日1.5時間ほど)と、直接的なメリットである集客へのリターンを考えると、普通のビジネス感覚で言えば「正直、厳しいなぁ」というのが本音です。

それでも僕が発信を続けているのは、お金や集客といった直接的なリターン以外に、「学び」や「振り返り」、そして「発信スキルそのものの向上」や「継続すること自体の価値」といった、目には見えないけれど確かな価値を感じているからです。

生成AIの登場で「記録」の価値が爆上がり!

そして今日の本題はここからです。

実は、この「発信し続けること」に、生成AIの登場によって、まったく新しい、とてつもない価値が生まれてきているという話です。

もともと、発信には「記録」としての側面がありました。

例えば、プログラミングで行き詰まった時、「あれ、これどうやるんだっけ?」と思っても、過去の自分の記事を検索すれば解決策が見つかる、なんてことは日常茶飯事でした。

あるいは、「去年の今頃、自分は何を考えて、どんな活動をしていたんだっけ?」と振り返るための、活動の記録でもあったわけです。

ところが、この「記録」の価値が、生成AIの進化によって、めちゃくちゃ上がっているんです!

AIによる分析レポート作成機能「Deep Research」との出会い

僕がその可能性を強く感じたのは、「Deep Research」という機能に触れたときです。

この機能は、AIがインターネット上の情報を自律的に収集し、分析して、詳細なレポートを作成してくれるというものです。

Deep Research登場初期は、月3万円程度するChatGPT Proプランでないと何回も使えませんでしたが、最近ではGoogleのGeminiでも同様の機能が登場するなど、競争の結果、だいぶ格安で、それなりの回数が使えるようになりました。

ですから、色々と実験してみたんです。

Deep Researchで作成した「お宝レポート」の数々

具体的にどんなことを試したかというと、例えばこんなテーマでレポート作成を依頼してみました。

  • コミュニティ「ノンプロ研」の会員数を増加させるための戦略
  • 一般社団法人ノンプログラマー協会のBtoB顧客を獲得するための戦略
  • Voicy「スキルアップラジオ」の運用戦略
  • SNS(XやInstagram)のフォロワーを増やすための運用戦略
  • ブログ「いつも隣にITのお仕事」の発信戦略

などなど…そしたらどうでしょう。

それぞれについて、数万文字にも及ぶ、まさに「超お宝もの」と呼ぶにふさわしいレポートが、ものの10分程度で出来上がってきたんです!

例えば、「ノンプロ研」のレポートでは、ノンプロ研の現状分析はもちろんのこと、他の類似コミュニティやオンラインサロンの情報を詳細に分析し、さらには世の中のコミュニティ運営における一般的なマーケティング戦略まで掛け合わせて、具体的な提案をしてくれました。

もう、目からウロコが落ちるどころか、あまりの的確さと情報量に、思わずよだれが出そうになるくらい。本当にすごいですよ。

ちょっと前までだったら、専門のコンサルタントにお願いして、それこそ何百万円という費用と、数ヶ月単位の時間をかけなければ手に入らなかったようなレベルの分析と提案が、Geminiにちょっと課金するだけで(無料枠でも試せます!)、わずか10分そこらで出てくるんですから、時代は変わったなと痛感します。

AIレポートの価値を左右する「現状分析」の重要性

ただ、ここで一つ、非常に重要なポイントがあります。

このAIが生成するレポートの価値は、実は「ある条件」で大きく変わってくる、ということです。

インターネット上にある一般的な情報や、競合の情報、あるいは教科書的なマーケティング戦略といったものは、基本的に誰でも同じようにAIから引き出すことができます。

では、どこで差がつくのか?

それは、「現状分析」の精度です。

AIが示す「現状分析」の驚くべき精度

先ほどの「ノンプロ研」のレポートを例にとると、AIはまず、ノンプロ研の概要、目的、ターゲット層、具体的な活動内容、使用しているプラットフォーム、料金体系といった基本情報を、驚くほど正確にまとめてくれました。

さらに、ノンプロ研の特徴である「活発な活動」「多様な講座の提供」「メンバー同士の相互扶助の文化」「心理的安全性の高さ」といった、内部の人間でないと分かりにくいようなことまで、的確に把握していたんです。

そして、現在のメンバー数や、メンバー獲得のチャネル、さらには「現在抱えているであろう課題」まで指摘してくれました。

正直なところ、僕自身がノンプロ研について説明しようとしても、ここまで網羅的かつ正確に、そして客観的に説明するのは難しいかもしれない、と感じるほどでした。

「正しい現状」が「独自の戦略」を生み出す

そして、この精度の高い「現状分析」があるからこそ、AIは僕たちにとって本当に価値のある、独自の戦略を組み立てることができるんです。

もし、この「現状を伝える情報」がインターネット上にほとんど存在しなかったとしたら、どうでしょうか?

いくらDeep Researchのような高度なAI機能を使ったとしても、得られるのは、誰でもアクセスできる一般的な戦略や、当たり障りのないアドバイスだけになってしまうでしょう。

発信し続けることが、AI時代の最強の武器になる

つまり、どういうことか。

自分自身のことや、自分の仕事、自分の会社に関する情報を、日頃から積極的に「発信」しているということは、とりもなおさず、AIに対して「現状分析」のための情報を与え続けているのと同じことなんです。

もちろん、企業の機密情報や、個人情報の中でも特にセンシティブなものを、何でもかんでも発信していいわけではありません。そういった公にできない情報は、内部で使えるデータとしてきちんと管理・活用しておく必要があります。

しかし、発信できる範囲の情報は、どんどん発信していくべきです。

それは、顧客やファンといったステークホルダーに情報を届けるという、従来からの発信の目的に加えて、これからは、AIという超強力な戦略立案パートナーに「学習データ」を提供し、その能力を最大限に引き出すためでもあるのです。

事業をされている方はもちろんのこと、これから戦略的にご自身のキャリアを築いていきたいと考えている方にとっても、今からでも決して遅くはありません。ぜひ、「発信」を始めることを強くおすすめします。

あなたのその「発信」が、未来のあなたを助ける、最高のデータになるのですから。

というわけで、今日は「データ活用で人生も仕事も激変!AI時代突入で発信の価値が爆上がり」というテーマでお話しさせていただきました。

少しでも、皆さんの活動のヒントになれば嬉しいです。

まとめ

以上、「データ活用で人生も仕事も激変!AI時代突入で発信の価値が爆上がり」についてお伝えしました。

引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!

この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!

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