COTEN RADIO樋口さんに学ぶ!「コミュニティ化」する音声配信の極意【前編】

COTEN RADIO樋口さんに学ぶ!「コミュニティ化」する音声配信の極意【前編】

みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。

日本一のポッドキャスター樋口聖典さんの講座に参加!

音声配信を「コミュニティ化」する秘訣とは?4ヶ月にわたる濃密な学びと、仲間とのポッドキャスト制作の奮闘記、その前半戦をレポートします。

ということで、今回は「COTEN RADIO樋口さんに学ぶ!「コミュニティ化」する音声配信の極意【前編】」です。

では、行ってみましょう!

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日本一のポッドキャスターから学ぶ「コミュニティ」の作り方

今年の6月から9月にかけて、flier book laboで開催された「コミュニティ化するための音声配信実践講座」に参加してきました。

この講座の講師が、何を隠そう、日本一のポッドキャスター樋口聖典さんなんです。

人気ポッドキャスト番組『歴史を面白く学ぶコテンラジオ(COTEN RADIO)』のパーソナリティといえば、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

僕も日頃からコテンラジオを聴いているので、樋口さんは雲の上の存在です。

flier book laboは本当にありがたいことに、音声配信に関する講座がとても充実しているんですね。これまでも、野村高文さんやDJ Nobbyさんといった素晴らしい講師陣から、珠玉の学びを得てきました。

そんな中、今度は樋口さんの講座が開催されると知って、「これは…!」と心が沸き立ちました。

さらに僕の心を掴んだのが、「コミュニティ」というキーワードです。

僕は「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会(ノンプロ研)」というコミュニティを運営しています。日々そのパワーを実感しているからこそ、「音声配信」と「コミュニティ」が掛け合わさるとどんな化学反応が起きるのか、知りたくてたまらなくなったんです。

正直なところ、6月から9月は個人的に本当にハードな時期でした。でも、「このチャンスを逃すわけにはいかない!」と、えいやっ!と申し込みボタンをクリックしたのでした。

講座は超実践的!仲間とのポッドキャスト制作

この講座、ただ話を聞くだけではありません。月1回、2時間のオンライン講座に加えて、その間にこなすべき「インターバル課題」があるんです。

これがまた、なかなかに本格的で。

最初に受講生が数人ずつのグループに分けられ、講座期間中にグループでポッドキャストを1本収録し、アップロードするという課題が毎回課されます。

つまり、講座の間に企画会議を開き、台本を作り、収録・編集・アップロードまでをこなす必要があるんですね。

月1回の講座とはいえ、その裏では常にプロジェクトが動いているような状態。忙しいけれど、だからこそ得られる宝物があると、この4ヶ月間で実感することになります。

Day1:音声配信は「友達づくり」?コミュニティ化の第一歩

樋口さんが語る「コミュニティの重要性」:ローカル・ロークオリティが創る持続可能性

さて、記念すべきDay1。まず、樋口さんから語られたのは、「なぜ今、コミュニティが大事なのか」というテーマでした。

インターネットが普及した現代において大事なキーワードは、「ローカル」で「ロークオリティ」なのだと樋口さんは言います。

インターネットの世界全体でトップを目指し、そのポジションを守り続けるのは、とてつもなく大変なことです。

そうではなく、インターネット上に小さな、気の合う仲間が集まる「ローカル」なコミュニティを作り、そこをみんなの居場所にする。完璧ではない「ロークオリティ」な部分も受け入れ合い、まるで友達のような関係性で「信用の交換」をし続けること。

それが、これからの時代における持続可能性に繋がるというお話でした。

そして、このコミュニティ作りにおいて、音声配信は非常に親和性が高いメディアだというのです。何せ、リスナーさんとの距離が近いですからね。

リスナーを巻き込むコミュニティ作りの秘訣:「おたより」から始まる共創の道

しかし、音声配信者がつい陥りがちなのが、「配信者ひとりで頑張ってしまう」こと。

でも、そうではなく、リスナーさんも巻き込んでコミュニティを形成し、「みんなで頑張る」という形を目指す。そうすることで、配信者はみんなの力を借りられるし、何より配信を続けやすくなる、というわけです。

そのコミュニティ化への重要な入り口となるのが、「おたより」です。

僕もVoicyを始めて3年が経ち、いつもコメントをくださる方、時々コメントをくださる方、本当にたくさんの方に支えられています。

最近ではプレミアムリスナーさんと一緒に企画を考えるような関係性も少しずつ生まれてきました。

それでも、まだまだ僕がひとりで頑張ってしまっている感は否めません。もっとリスナーの皆さんを巻き込んで、一緒に番組を作っていく方法があるはずだ。樋口さんのお話を聞きながら、そんな可能性を感じていました。

初対面メンバーと挑戦!課題ポッドキャスト制作秘話

そんな学びを受けて、いよいよ最初の課題に取り組みます。お題はもちろん、「おたよりをもらう」ためのポッドキャストを企画し、制作すること。

初対面のグループメンバー3人で集まり、自己紹介をしながらの企画会議がスタートしました。最初は「どうやって企画をまとめていけばいいんだろう…」と少し不安でしたが、それぞれの考えや想いを出し合っているうちに、自然と一つの方向性が見えてきました。

そうして生まれたのが、番組『自分をさらけ出すラジオ』です。

メンバーの中にライフコーチの方がいらっしゃったので、その方のスキルを活かして「リアルコーチング」を番組の軸に据えようというアイデアが生まれました。

もう一人のメンバーがコーチングを受け、僕がMCとして番組を進行する。そんな役割分担で、記念すべき第1回目の収録に臨みました。

制作した音声は、flier book laboで使っているOSHIROというツールのブログ機能を使ってアップロードします。

ここには音声の埋め込みだけでなくコメント機能もあるので、他のグループの放送を聴いて、お互いに感想をコメントし合うところまでが課題です。これがまた、学びが深まる良い仕組みでした。

Day2:ゲストに気持ちよく喋ってもらうための秘訣

無事に課題を提出し、あっという間にDay2を迎えました。

この日の冒頭は、なんと樋口さんが全11グループの放送をすべて聴いた上で、一つひとつレビューしてくださるという、なんとも贅沢な時間でした。

他のグループの放送も聴かせてもらったのですが、どれも面白くてクオリティがめちゃくちゃ高い!

皆さん、初回の放送とは思えないほど、企画も編集もしっかり、すでにキャラクターが立っている感じがして、刺激を受けまくりでした。

さて、このDay2のテーマは「ゲスト回」です。

ゲストをお呼びして、いかに「楽しく、気持ちよく喋ってもらうか」が大事なんだというお話を伺いました。

ゲストを呼ぶ際の打ち合わせの進め方や、効果的な事前アンケートの取り方など、具体的なノウハウをたくさん教えていただきました。

僕自身の放送を振り返ってみると、ゲストをお呼びする機会はそう多くありませんし、お呼びしたとしても、ここまで入念な準備はしてこなかったなと、少し反省しました。

特に、まだあまり関係性が深くない方をお呼びする場合は、こうした準備がゲストの安心感に繋がり、結果的にトークの盛り上がりに繋がるのだろうなと感じました。

ドタバタ!多忙な中のゲスト回収録

学び多きDay2を終え、再びインターバル課題の期間がやってきました。次のお題は、もちろん「ゲストを呼んで収録すること」です。

僕たちのチームは、Day1の放送にコメントをくださった方の中から、「この方をコーチングしたら面白そう!」と思える方を見つけ、出演をオファー。ありがたいことに、快諾のお返事をいただくことができました。

しかし、ここからが大変でした。

メンバー3人にゲスト1人を加えた4人でのスケジュール調整が、想像以上に難航…。というのも、この時期、僕は「厚木ウィーク」と称して1週間まるまる厚木市に出張に出ておりまして…。本当に、メンバーの皆さんにはご迷惑をおかけしてしまいました。

なんとかチャットで企画や台本のやり取りを進め、提出期限ギリギリの日にようやく全員のスケジュールが合いました。

打ち合わせもそこそこに、ほぼ一発本番で収録し、なんとかアップロード。いやあ、なかなかにスリリングな制作期間でしたね。

まとめ: 感動のフィナーレへ…後編に続く!

こうして波乱万丈のゲスト回を乗り越え、僕たちはDay3を迎えます。そこではまた、樋口さんからの愛あるレビューが待っているのですが…。

少し長くなってきてしまいましたので、この続きはまた後編でお届けしたいと思います。

Day3、Day4で語られたさらなる学び、そして僕たちを待ち受けていた感動のフィナーレとは?ぜひ、次回の記事も楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。

以上、「COTEN RADIO樋口さんに学ぶ!「コミュニティ化」する音声配信の極意【前編】」についてお伝えしました。

引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!

この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!

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