みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。
先日ホリエモンこと堀江貴文さんの講演を聴く機会がありまして、その中で「両手フリックは慣れるとPCキーボードと変わらないくらい速い」とおっしゃっていました。
…ほんとっすか!?
iPhoneでPCと同じくらい速く文字を打つことができれば、文章を書く仕事はいつでもどこでもすぐにiPhoneでできるようになっちゃうじゃないですか!
仕事効率化オタクの私としては、その疑問は放って置くことはできません。
ということで、実際に自分で2週間かけて練習を重ねて、その成果を測定してみましたので、ここにご報告申し上げます。
両手フリックへの道、その事前準備
実際に練習に入る前に、iPhoneの設定やフリック入力の心構えなどを準備する必要があります。ここはGoogle検索を活用して先人たちの知恵を拝借していきますよ。
キーボードの設定
まずはキーボードのセッティングです。細やかな設定ですが大きな差を生みます。
こちらの記事を参考に
- フリック入力のみ
- 音声入力を使わない
- 絵文字キーボードは削除
と設定します。これは必須の設定ですな。
入力テクニック
こちらの記事でフリック入力の小技についてチェックします。
- 「や」を左右フリックで括弧
- 数字の入力で日付などに変換
特にこの二つのテクニックは目からウロコ!調べて良かった~!
フリック入力の心構え
PCキーボードのタッチタイピングでも基本的な指の位置とか、効果的な動かし方の基本とかありますよね。それと同様にフリック入力でも意識しておくべき心構えがあるようです。
特に自分ができていない以下2つのポイントを意識して練習してみようと思います。
- 両指で交互に打つ
- キーボードを見ずに文字を見る
両手フリック訓練用アプリと日々の練習メニュー
これで準備は整いました。いよいよ訓練開始です!
訓練のために使ったアプリとその練習メニューについて紹介します。
タイピング革命
定番タイプのフリック入力練習用アプリですが、豊富なモードと熱いネットランキングが特徴です。
フリック入力の基本をチュートリアル形式で学べるトレーニングモードや一文字だけのお題が次々と繰り出される一文字モード
短い単語を次々と打ち込むショートモード、ネットランキングに対応したチャレンジモード
といった4つのモードを楽しめます。
ネットランキングでは他のユーザーのリプレイを見ることができます。試しに1位の方を見てみると…
419.7文字/分!プレイ動画を見ると爆速すぎて笑っちゃいます。
ちなみにですが、私のPCキーボードでのタイピングは以下記事で測定した通り
5.49文字/秒つまり分換算すると329.4文字/分でしたので、明らかにフリックナンバーワンの方は私のPCキーボードよりも断然速いということです。
ホリエモンの言うとおりでした…!
初心者の私としては、両手親指の反射神経を磨くべく一文字モードとショートモードを毎日10回ずつ行うことにします。
ちなみに本アプリは無料版もありますので、試しに使ってみたいという方はこちらからどうぞ。
タイピング神様
カワイイ巫女さんがお出迎えしてくれるこのアプリ。
非常にシンプルな作りになっていて、プレイ結果に応じて何やら古の神々の称号が与えられます。
ツクヨミ…これっていいやつなのか…??
タカハシ的にはこういう世界はさっぱりわかりませんが、このタイピング神様には画期的な機能があります。
それがこのブラインドモード!
このようにキーボードが隠された状態になります。キーボードを見ないという目標のためには最適な練習法ですね。ちなみにこのブラインドモードを使うためには追加課金(執筆時点では120円)が必要です。
出されるお題は短文のような比較的長い文字列も含まれます。一文字や短い単語を練習するタイピング革命とのバランスがグッドですね~。
こちらのタイピング神様、短文練習とキーボードを見ないことを重点項目として毎日5回ずつ練習することにします。
親指クエスト
もうタイトルだけでなんとなくわかると思いますがゲーム感覚で練習できるアプリです。
もうあまり説明はいらないような気もしますが、右スクロール型で出てきた単語をすばやくフリックすることで、敵を倒していきます。
毎回のプレイには「エーテル」を消費する必要がありまして、ゼロになるとプレイができなくなります。ソーシャルゲームによくある感じのやつですね…。
練習として割り切りましょう。
毎日エーテルがなくなるまでプレイをしてみます。
フリック入力のスピードを測定
練習前、1週間後、2週間後について測定した結果を発表していきたいと思います。
測定にはタイピング革命のチャレンジモードを使い、入力速度と正解率を記録していきます。
練習前の測定結果
ではまず練習をする前の私の全力をお見せしましょう!
1回目:100.6文字/分 95.6%
2回目:106.7文字/分 98.0%
3回目:100.2文字/分 95.3%
4回目:109.4文字/分 97.8%
5回目:98.2文字/分 96.7%
平均:103.0文字/分 96.7%
10分あれば1,000文字打てるわけですね、既になかなかじゃないですか。
さすがにPCキーボードには敵わない気もしますが、フリック入力には予測変換という味方もいますしね。
ではこれから2週間頑張ってみます。
練習1週間後の測定結果
タイピング革命の一文字とショートを10回ずつ、タイピング神様をブラインドで5回、親指クエストをエーテルなくなるまで、これを1週間続けました。
だいぶキーの配置は覚えてきたような感じはあり、左手も右手ほどではないですが活躍するようになってきました。
さあ、いざ測定!
1回目:114.3文字/分 97.9%
2回目:110.3文字/分 97.6%
3回目:109.4文字/分 95.7%
4回目:106.7文字/分 98.0%
5回目:98.7文字/分 91.3%
平均:107.9文字/分 96.1%
…んー、少し速くなりましたが、ほんの少しといった感じでした。正解率が低いのが影響している気がします。
あと1週間、スピードよりも正確さを意識してやってみようと思います。
ちなみに、親指クエストはスタートしてから3日で6-1まで進んだのですが、2週間経過した今現時点でも6-1はクリアできていません。恐ろしいゲームバランスです。
練習2週間後の測定結果
さらに1週間、同じメニューを繰り返しました。
普段の生活でも両手フリックが板についてきた感じがあります。
完璧ではありませんが、ほぼキー配置は覚えたと言っても良いでしょう。
そしてやはり左手が活躍すると調子が良いです。多少ポジション的に遠い位置のキーでも、右手の次は左手…といったように、交互に使ってあげたほうが良い成績が出ます。
さあ、では結果発表です!
1回目:117.3文字/分 95.9%
2回目:124.1文字/分 100.0%
3回目:118.4文字/分 96.3%
4回目:118.4文字/分 98.8%
5回目:113.3文字/分 97.9%
平均:118.3文字/分 97.8%
おお!
最初の103.0文字/分と比べると、なんと14.8%も速度がアップしています!
訓練の成果は出ていますね~。毎日コツコツやってたことが成果になって嬉しいです。
まとめ
- iPhoneの設定
- フリック入力の心構え
- iPhoneアプリで毎日少しずつ練習
で両手フリックは確実にスピードアップするということがわかりました。
まだ、PCキーボードのタイピング速度には遠く及びませんが、今まではiPhoneで文字を打つのが面倒だったので「後でPCでやろう」なんて、後回しにしていたことが、iPhoneですぐにやるという意識に変わってきました。
iPhoneでの入力ももう面倒とは感じません!
その意識の変化だけでも自分としては得したと感じています。
皆さんも、これを機に両手フリックにトライしてみてはいかがですか?