基本中の基本!ChatGPTにプログラミングのキーワード解説をしてもらおう

基本中の基本!ChatGPTにプログラミングのキーワード解説をしてもらおう

みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。

ChatGPTにサンプルコードの解説をしてもらうのはとても有効です。

ほとんどの場合、1行ずつ丁寧に解説してくれて便利です。

それに関して紹介している前回記事はこちらです!

しかし、初心者ノンプロの場合、その回答の中に知らないキーワードが出てくるということも少なくありません。

今日は、ChatGPT活用の基本中の基本ともいっていい、キーワードの解説について見ていきましょう。

ということで、今回は「基本中の基本!ChatGPTにプログラミングのキーワード解説をしてもらおう」についてお伝えします。

では、行ってみましょう!

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プログラミングは知らないキーワードだらけ

ChatGPTにサンプルコードの解説をしてもらったとき、たとえば、以下のような一節が出てきます。

この行はサブルーチンの開始を示します。Helloという名前のサブルーチンを定義しています。

初心者ノンプロなら、ここで「サブルーチン」という言葉がはじめましてであることが多いでしょう。

同様に、当初は知らないキーワードがどんどん出てくるはずです。

それもそのはず、プログラミングでは、学校では習わないし、普段は耳慣れない、専門用語が山ほど存在しています。AIも含めて、他のコミュニケーションをするときには、それら専門用語の意味と概念の理解が必須となります。

よく「自分は文系だからプログラミングできない」…などという方いますが、それはまったくの思い込みです。

プログラミングの学習は、まさに文系といってもよい活動も多く含まれます。

  • 専門用語の意味とその概念の理解、それを使えるようになること
  • プログラミングの文法の理解、それを使えるようになること

ChatGPTへのキーワードの解説を依頼する

では、知らないキーワードが出てきたときに、どんなプロンプトを使えばよいでしょうか。

キーワード解説の定番プロンプト

キーワードの解説を依頼するときの定番のプロンプトは以下のようなものです。

以下対象について、以下内容を含めて解説してください。

# 対象
サブルーチン

# 内容
- 言葉の定義
- 構文の書き方

「内容」は必要に応じて追加、削除してOKです。

たとえば、ここでいうと「構文の書き方」も含めてもらっていますが、必ずしも対象となるキーワードに対して構文があるとは限りません。

しかし、今回は前述のChatGPTの解説に「この行はサブルーチンの開始を示します。Helloという名前のサブルーチンを定義しています。」とあり、文脈から「サブルーチンの書き方を表す構文がありそうだな」と推察できるので含めてみています。

ChatGPTのキーワード解説

前述のプロンプトを送信すると、ChatGPTは「言葉の定義」「構文の書き方」を解説してくれます。

たとえば、以下のようなものです。

言葉の定義

サブルーチンは、プログラム内で特定のタスクを実行するための手続きをまとめたものです。主に同じ処理を何度も行う場合や、処理を分かりやすく整理するために使用されます。サブルーチンは他の部分から呼び出されて実行され、必要に応じて引数を受け取ることができます。

構文の書き方

サブルーチンは、以下の構文で定義されます。

Sub サブルーチン名()

' ここに実行するコードを書く

End Sub

(以下略)

ここで一点注意です。

「引数」というおそらくはじめましてのキーワードが出てくるので、これについても解説をしてもらいたくなります。

しかし、ここでChatGPTに尋ねると、その回答の中に、また新たなはじめましてのキーワードが出てきてしまうことがあります。

初心者ノンプロのうちは、このような「知らない言葉の発散」が起きやすいのです。

ですから、あまり深追いせずにいったん置いておいて、コードの解説に戻ってしまうというのも一つの手です。

この点の判断きっちりやりたい方は、拙著『ChatGPTで身につけるExcel VBA』を参考にしていただくと良いと思います。

解説が難解だと感じたとき

さて、ChatGPTによるキーワード解説が難解だと思われたなら、追加で以下のように尋ねてみましょう。

「サブルーチン」の「言葉の定義」について、以下の条件で再度教えてください。

# 条件
- 中学生にもわかるようにやさしく

すると以下のように解説してくれました。

サブルーチンは、プログラムの中で特定の作業や処理をまとめたもので、その処理を何度も使いたいときに便利なやつです。たとえば、「挨拶する」という処理をするサブルーチンがあったら、それを何度も使って、いろんな場所で同じ挨拶を繰り返し使うことができるんだ。サブルーチンを使うと、プログラムを整理してわかりやすくすることができるよ。

カスタム指示を使うことで、あらかじめ「中学生にもわかるようにやさしく」を設定しておくことができるのですが、しておいたとしても、時々難しく感じる回答が出力されるときがありますので、そのときにはこの方法を思い出してください。

ChatGPTはいろいろな言葉を混同して使う

ちなみに「サブルーチン」という言葉は、VBAでいうと正式には「Subプロシージャ」といいます。

「サブルーチン」も間違いではありませんが、メインとして使うキーワードとしては「Subプロシージャ」を使いたいところ。

このようにChatGPTは同じ意味のものでも、複数のキーワードを気ままに使い分けてきたりします。

その点も注意が必要です。

まとめ

以上、「基本中の基本!ChatGPTにプログラミングのキーワード解説をしてもらおう」についてお伝えしました。

引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。

次回はChatGPTにクイズを作ってもらう方法をお伝えします。学習効果バツグンです!お楽しみに!

この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!

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