職場がホワイトすぎて辞めたいのはタイパ重視だからでは

職場がホワイトすぎて辞めたいのはタイパ重視だからでは

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、職場がホワイトすぎて辞めたいのはタイパ重視だからではです。

#335 職場がホワイトすぎて辞めたいのはタイパ重視だからでは | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
#333タイパ重視の加速した世界からは戻れなくなる→職場がホワイトすぎて辞めたい若手、成長できず失望→…

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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ハッシュタグ企画「みんなのタイパ術」

今日は、ハッシュタグ企画「みんなのタイパ術」についてお話ししたいと思います。

実はタイパに関しては、土曜日に話をしたばかりなんですが、なんと今週のWeeklyハッシュタグが「みんなのタイパ術」ということなので、もう1本頑張って話をしてみたいと思います。

このハッシュタグ企画ですが、40周年を向かえる雑誌「LEE」の「ハピ家事タイパ大賞」という企画があって、Voicyもそれに連動してということで、このハッシュタグ企画が提供されているそうです。

第333回「タイパ重視の加速した世界からは戻れなくなる」

僕が土曜日に話した内容は、第333回「タイパ重視の加速した世界からは戻れなくなる」というタイトルです。

Z世代を中心に、ショート動画とか、倍速再生が流行していて、テレビ離れが進んでいるということです。

世代的なものもあるんでしょうが、僕自身は47歳のおじさんながらも、コンテンツ摂取視点でいうと、彼らの感覚とけっこう近いように思います。

というか、僕自身、独立してからこのかた、働くの価値を上げるみたいな活動をしていて、これ自体、仕事中のタイムパフォーマンスを上げていこうというのと大きな意味でいうと一緒だったりまします。

働いている時間を良くしていこうという話なので、必ずしも密度を濃くしていけばよいというわけではないのだけど、同じ成果を上げるなら、短時間でできたほうがいいという点では、そうだよねとなります。

タイパ重視の若者たちが、社会に出るとどうなるか

で、タイパ重視の若者たちが、社会に出るとどうなるかというと、もしかすると最近見かける「職場がホワイトすぎて辞めたい」という若者たちにつながるのでは?という気がしています。

どういう記事かというと、「職場がホワイトすぎて辞めたい若手成長できず失望」こういった記事になります。

職場がホワイトすぎて辞めたい 若手、成長できず失望 - 日本経済新聞
「職場がホワイトすぎて辞めたい」と仕事の「ゆるさ」に失望し、離職する若手社会人が増えている。長時間労働やハラスメントへの対策を講じる企業が増えたほか、新型コロナウイルス禍で若手に課される仕事の負荷が低下。転職も視野に入れる彼らには成長の機会...

どういった内容かというと、リクルートワークス研究所の調査大企業に勤める就業3年未満の若手社員の49%が「別の会社や部署で通用しなくなるのではないか」と不安を募らせているということです。

職場を「ゆるい」と感じる若手社員の16%が「すぐにでも退職したい」と答え、41%が「2、3年は働き続けたい」と退職も念頭に様子見をするとしています。

この記事内にある大手金融機関に就職した男性が「配属された後もお客さん扱いされている感覚があった。短時間で終わる仕事しか与えられていないことも嫌だった。先輩は残業しているのに、1年目だから無理せず帰るよう声をかけられていた」というコメントが見受けられました。

「このままでは他で通用しなくなる」との危機感から見切りをつけて入社7か月で転職を決めたという内容が実態を物語っています。

ホワイトになった理由

いくつかの記事を見ると、今までのように残業を指示しづらくなった、叱るとやめてしまうという理由がホワイトになった理由として挙げられていたけど、これはだいぶずれているなと思います。

じゃあ、ブラックにすれば辞めないかといったらそういうわけではないはずです。

定時にすっぱり仕事が終わること、叱らないことを理由に「辞めたい」とはならいでしょう。

僕の仮説なんですけど「こんなにゆるくて大丈夫なのか?」「この仕事では自分は成長できないのでは?」と不安になってしまっているのが原因なのではと思います。

タイパ重視の若者はうすくてゆるい時間が耐えられない

タイパを重視する彼らからしたら、働いている時間が意義がうすくてゆるい時間で終わっていくのが、耐えられないのではないかというのが僕の仮説です。

等倍のワイドショーを、ずっと観なくてはいけないような状態に感じているのではと考えています。

転職前にやること

先の大手金融期間の若者としては、「成長したいので、もっと仕事をください」とマネージャーに相談するという選択肢があるように思えます。

実際に、そうしたかどうかわからないですが、転職前にやることがいくつかあると思いますので、リスクの少ない範囲でやってみるということがいいと思います。

パーキンソンの第一法則

この話でいうと、パーキンソンの第一法則というのがあります。

どういったものかというと「仕事の量は、完成期限までに与えられた時間を全て満たすように膨張する」というもので、仕事というのはこうなる傾向にあるから気をつけなさいとずっと言われていました。

たとえば、タスクを分解して解像度を上げて、適切な工数を見極め設定していく。進捗を見ながら期限を柔軟に変更していくとかです。

日本の労働慣習だと、「今日中」とかだと、今日の定時まで膨張するしがちですし、場合によっては、上司や先輩が残業しているからそこまでいようと、そこまで膨張してしまいます。

そして、そういった文化をよしとしている職場も少なくないです。

たとえば、でなくてもいい会議がどんどん増えてしまっていったり、Excelで印刷したものを紙で提出して、それを別の部署が手打ちでExcelに入力したりといった、あまり意味のないブルシットジョブ(どうでも良い仕事)が生み出されてしまったりしています。

タイパ世代はうすくてゆるい仕事に耐えられなくってきているのでは?

ただ、タイパ世代はそれに耐えられなくなってきているのかなとも思います。

もしそうだとしたら、彼らがそれを耐えられないというのは悪いことではないですし、そういった人材がもっと成長できそうな会社とか、もっと意義のある時間を過ごせる会社とかにドンドン転職するといのは、悪いことではないなと思ったりしました。

ただ、これは私の仮説なので、もし、若い方、タイパ重視の方がいらっしゃったら、ホワイト過ぎて辞めたいの真意はこうなのではないかというのを教えてほしいなとも思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「職場がホワイトすぎて辞めたいのはタイパ重視だからでは」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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