みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、より良い意思決定を引き出す「直観」とはです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
直観という技術
今日は、直観という技術についてという話です。
こちらの直観は、直接の直に、観察の観です。
なんとなく聞いたことあるけど、よくわからないという方も多いと思います。
迅速な意思決定をすることや、その後のパフォーマンス向上に有効という話があります。
まず前提として、「245回:迷わずに行動するための3つの法則」という話をしています。
迷ったときの決め方
その時は、迷ったときの決め方として3つご紹介しています。
- 迷ってる時間は少なければ少ないほうがいい
- 価値観に沿った判断をする
- 基本的に「する」の方向で考える
1つめの法則「迷ってる時間は少なければ少ないほうがいい」は、くよくよ迷って決断できないより、すぐに決断して行動に起こして、その結果から学んで、繰り返した方が有利ということです。
迷ってる時間は少ない方がいいというのは、今学んでいるOODAループからの教訓です。
OODAループの著者チェット・リチャーズ氏によると、組織でOODAループを高速に回すためには、組織文化の醸成が有効で、いくつかのポイントをあげています。
その中に「直観」というのが、個人レベルでも意思決定を瞬時に行うことができるということで、強く勧められています。
OODAループというのは観察Observe、情勢判断Orient、意思決定Diside、行動Actの4つのプロセスの頭文字をとったものになります。
このループを早く回そうというものですが、OODAではなく、意思決定を瞬時に行なってOOAを目指し、それができない時に限りOODAなのだというくらいの論調です。
直観とは
直観は、皮膚感覚とも表現されていて、断片的で混沌とした出来事の中から迅速に洞察を引き出し、マジックのような優れた決断が可能になるという表現です。
直観による意思決定は認知主導型意思決定といわれていて、頭の中での明示的意思決定よりも圧倒的に早く、そしてパフォーマンスも高いと言われています。
野球の外野手が、打者が打ったとたんにこのへんに落ちてくるというのがわかって、そこに向かって身体を動かしているイメージです。
ビジネスでいうとどういう状態なのかというと、敏腕経営者などは、あれこれ数字並べずに、それこそ市場や社内外、競合などを深く観察していて、瞬時に深い洞察を導き出し、瞬時に決定を下すイメージです。
われわれ一般のビジネスパーソンもそういう技術を身に着けて、自分の働くの価値を上げるほうにどんどん意思決定して、行動を起こしていくというのができたらいいのかなと思います。
直観と直感の違い
ちなみに、直接の直に、感じるの直感という言葉もあります。
OODAループの書籍では、観察の方の直観です。
他の書籍や情報を見る限り、同じという人もいれば、違うという人もいます。
ひとまず観察の方の直観のほうを使っていこうと思います。
直観は鍛えることができる
直観は鍛えることができるとも言われています。
複雑な状況に直面し、ストレスが大きく解も明確ではない状況に対する直観的な感覚を研ぎ澄ませる。挑戦的な状況に何度も飛び込み、精通した人たちからフィードバックをもらい、日々実践する。
ストレッチゾーンで、実戦のヒリヒリした状態で脳みそに負荷をかけるという感じと考えています。
直観についてはそのものとそのスキル獲得のメカニズムについて、他の文献も調べたり、ビジネスパーソンに当てはめた時に具体的にどうなるのかを導き出したいと思ってます。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「より良い意思決定を引き出す「直観」とは」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。