仕事でベストの成果を出すために道具にも目を向けよう


仕事でベストの成果を出すために道具にも目を向けよう

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、仕事でベストの成果を出すために道具にも目を向けようです。

#489 仕事でベストの成果を出すために道具にも目を向けよう | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
#379小1の息子、見事借金を完済!→

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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息子のコーヒー屋さんの設備投資

僕には小1の息子がいるんですけれども、ちょっと前の放送でお伝えしたように、家庭内商売でコーヒー屋さんをしているんですね。

先日このコーヒー屋さんの設備投資をしまして、それによって商売が良くなったという出来事がありましたので、その話を導入にしつつ、道具って大事だよねという話をします。

自分のおこづかいの中からコーヒー豆を買ってきます。市内のとても美味しい豆屋さんがあるんですけれど、そこで仕入れてくるわけですね。

それで、コーヒーミルで豆を挽いて、コーヒーメーカーでコーヒーを作って、パパに販売します。

一杯いくらという感じで販売して、そこで出た儲けをお小遣いにしていくという仕組みです。

これに関しては、#379 小1の息子、見事借金を完済!、こちらの放送でお伝えしています。

最近閉店状態だった理由

このコーヒー屋さんなんですけど、一時期は毎日のようにコーヒーを淹れて、順調にお小遣いを増やしていたのですが、徐々にコーヒーの販売をしてくれなくなって、ここ最近はとんと閉店状態になっているわけなんです。

話を聞いてみると、どうやらコーヒーミルが手回しのもので、これがわりと労働としてしんどいというのが原因で、仕事へのモチベーションが上がらないという状態だったんですね。

電動のミルを導入

それで相談して、電動のミルがあるので、これを使ってみてはどうかと提案したんですね。一緒にamazonで調べてみると、だいたい数千円から電動のコーヒーミルがありましたので、これを買うというのを決めて、それをお小遣いの中から設備投資をして、購入したわけですね。

後日amazonから電動ミルが届きましたので、実際にやってみたんですね。

そしたら、すごい楽ちんだったようで、これだったら毎日できるよと言ってたんです。

なるほど、道具によって仕事のモチベーションって、だいぶ変わるもんだというふうに、当たり前のことなんですけど気付かされたわけなんですね。

道具ってすごく大事

確かに道具ってすごく大事なんですね。

僕も自分で使う道具、たとえばPCなんかでいうと、できるだけスペックの高いものを使おうとしていて、可能な限り毎年のように買い替えているんです。

あとモニターも複数あったほうが仕事の効率が上がりますので、ノートのPCの画面と合わせて4枚使っているわけです。

なので、なかなか喫茶店とかへ行って作業するというのは僕はあまりやりたくないかんじにはなっています。

あと机ですね。オカムラというメーカーのスタンディング式のデスクを使っていますし、ヘッドホンもこだわっていまして、Jabraというメーカーのものを使っているんですね。

僕は一人社長なので、自分のパフォーマンスがビジネスに大いに影響を与えますので、道具もできるだけ良いものを使おうと思っているんです。

プラス、道具にこだわるというのは、実はそのルーツが僕が音楽をやっていたときにあるのかなと思いまして、今日はその話しもしてみたいなと思います。

サックスプレイヤー時代の話

昔、僕は20代のときはサックスプレイヤーをしていたんです。

練習して自分の腕を磨くというのもすごく大事なんですけど、自分らしい音を追求するために、楽器選びというのもすごく大事なファクターなんです。

たとえばアルトサックスでいえば、世界のサックスプレイヤーに人気の、フランスのセルマーというメーカーのを使っていました。

じつは今調べたら、値段が80万を超えていてすごく高くなっていました。

エネルギーの高騰とか円安とかいろんな影響を受けているのだろうけど、僕が現役だった時代の倍くらいになっているので、今のミュージシャン達は大変だろうなと思います。

ただ一方で、YAMAHAやYANAGISAWAといった日本のメーカーのも質が安定していて良いサックスを作っているんですね。

こちらに関しては今でもそれほど値段が変わってないようなので、日本の良いメーカーさんがあるのは有難いなと思います。

初心者だとしても良い楽器をすすめる理由

それで、当時、僕はレッスンなども請け負っていましたので、生徒さんたちが楽器を買いたいという時に付き添うこともたびたびあったんです。

皆さん、初心者だから安い楽器を買おうとするのですけど、初心者だとしてもできるだけ良い楽器を買いなさいと何度もお伝えした記憶があります。

確かに楽器は安い買い物ではありませんので、なるべく金額を抑えたいというのがあるんですけれど、あまり安い楽器を選んでしまうと良くないことが起きるんです。

というのは、安い楽器というのは、おそらく中古品の場合か、新品だとしても安いエントリーモデルを中心に生産しているメーカーのどちらかになります。

中古品には前の持ち主のクセが残っていることがある

まず中古品のほうなんですけれど、こちらはものにもよるんですが、以前使用していた人のクセが残っていることがあるんです。

ここが管楽器のひとつの大きな魅力でもあるんですけれども、実は使用者が息を吹き込めば吹き込むほど、その人の音になっていくという性質があります。

どういうことかというと、サックスというのは真鍮という金属でできているんです。

人によって息の入れ方や骨格が違うので、同じ楽器だったとしても、吹く人が違うと、その楽器に伝わる振動が違うんです。

同じ人が吹けば吹くほど、その人の振動がより豊かに響くようになってくる、そんな性質があるんですね。

このことを、楽器を育てるなんて言います。

自分の能力を上げていくとともに、楽器を育てていって、そのコンビネーションでより良い音楽をできるようにしていくということになるわけです。

なので、中古品でいうと、前に使っていた人のクセが残っていることがあるんです。

良い癖、悪い癖、いずれもあるんだと思うんですけれど、いずれもにしてもクセがある楽器だと初心者では正しい訓練がしづらいので、あまりおすすめしてないというのがあります。

格安のモデルには生産者による品質のバラつきが多い

もうひとつ、新品のエントリーモデルというのがあります。

こちら格安のモデルというと、多くは、中国や東南アジアで生産しているんです。

安価な素材を使っているという可能性もあるんですが、やはり楽器のクオリティに影響が大きいのは生産者の技術なんです。

安いということは、安い技術者が生産しているということになります。

どうしても個体ので出来が悪くなりやすいですし、個体差も出やすいわけです。

この音は通りが悪いとか、この音は音程が安定しないとか、そういうばらつきがあると、これまた初心者にとっては正しい訓練の妨げになってしまうということです。

ということなので、できれば安すぎる楽器を選ばずに、一定の金額を出していただいて、安定して練習ができるモデルを買っていただきたいと思います。

プロを目指すのであればどんどんこだわる

そして、プロを目指すのであれば、使う楽器はどんどんこだわりが出てきます。

サックスでいうと楽器本体ももちろんそうなんですけれど、いろんなパーツがありますので、それにこだわるわけです。

たとえば口にくわえるマウスピースというパーツだったりとか、実際に息を入れて振動させるリードと呼ばれる葦でできた板があります。

あとはそのリードをマウスピースに止めるリガチャーという部品もありますし、これらは振動を直接生み出す部分に当たりますのですごく大事だったりするんですね。

たとえば僕でいうとマウスピースはYANAGISAWAというメーカーの3万円くらいのメタル仕様のものを使っていたんですが、これも職人さんが作っているものなので、個体差があるので、同じモデルでも何本も出してもらって、自分の好みのものを試奏して選ぶんです。

また、リードは一箱10枚入り、自然からできているものなので、全部繊維が違うんです。つまり、二度と同じ一枚はないんです。

かつ、一箱のうち使えるのは大体2,3枚くらいだったりします。その2,3枚も最初は繊維が固いので、しばらく使って馴染ませる必要があります。

そのまま使い続けるとへたってきて使えなくなります。つまり寿命があるんですね。なのでライブなどがあると、一番リードが調子が良い状態に持っていくということを考えながら使っていたりします。

首からサックスを吊るすストラップも正しい姿勢や疲れに影響するので非常に重要です。ただの紐なんですけれど、僕は7000円くらいするやつを使っていたと記憶しています。

そんなかんじで自分の出したい音をとことん目指していくと、道具にもいろいろとこだわりようがあるわけです。

どんな道具を使えるとベストな仕事ができるかを考える

僕で言うとこんな経験から、今はパソコンを使ってデスクワークをすることが多いんですけれど、道具へのこだわりってすごく大事だと思っています。

ビジネスパーソンの多くの皆さんは、基本的に会社が用意してくれたものを使うというのが慣例になっているのかなと思っています。

結果的にそれをそのまま使うから、あまりこだわりを持つという方はもしかしたら少ないのかなと思うんですね。

ただ自分の仕事でどんな成果が出せるのかがベストかを考えると、もしかするともっと道具に欲張っていいんじゃないかなと思います。

ぜひ一度、まったく制約がないとして、どんな道具を使えるとベストな仕事ができるか、ぜひ考えてみていただければと思います。

そして、それがきっちり会社に貢献する道筋があるのであれば、ぜひ提案をしてみてもいいかなと思います。

また、経営者のみなさんは、従業員のみなさんがどんな仕事をするのがベストなのか、それをよく考えて、良い道具を揃えてあげてほしい

よくない道具だとパフォーマンスはもちろん、上達によくない影響が出てくるし、僕の息子のように道具を変えるだけでモチベーションが出てくるみたいなこともありますので、ぜひ従業員の皆さんが使う道具、こちらにもこだわっていただきたいと思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「仕事でベストの成果を出すために道具にも目を向けよう」をお届けしました。

仕事の成果ということで考えると、自分がどれだけの能力を持っているのかということももちろんそれに影響を与えるんですけれど、そのプロセスで使用している道具も影響を与えていると思うんですね。

ぜひ皆さんも仕事に使う道具にこだわっていただければうれしいなと思います。

あと個人的には息子が新しい道具を手に入れましたので、これによってどれだけモチベーションが持続するのかについて観察したいと思います。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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