みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、お悩み相談: プログラミングが止められません/転職のステップです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
土曜のお悩み相談会
今日から7月に入りますが、6月のお悩み相談、たくさんいただいていましたので、このまま引き続き土曜日はお悩み相談回にしてみようかなと思っています。
もし、お悩み相談ありましたら、放送関係ないときでもOKですので「お悩み相談」ということでコメントいただければ土曜日に回答をさせて頂きます。みなさんどしどしお悩みお送り頂ければと思います。
では、本日のお悩みいってみましょう。
プログラミングが好きすぎて止められません
最初のお悩みいってみます。えばたさんからです。
仕事でプログラミングをしています。
私の悩みは、プログラミングが好き過ぎて、就業時間を過ぎても作業をやめられないことです。その時は楽しいのですが、そのせいで趣味や家事の時間が圧迫されてしまい、あとで後悔します。
大好きなプログラミングをうまく切り上げられるヒントがあれば教えてください。
ありがとうございます。いいですね。好きなことを楽しくやれるのはすごくいいことです。
ただ、趣味や家事の時間も大事です。
特に家事については、家族と共同生活を行っていますし、期待感もある部分なので、たしかにバランスが求められます。
やっていることを止めるのにもモチベーション
よく行動を起こす時に必要なことが、モチベーションが必要と言われます。
実はこのモチベーションですが、止まっている時から行動するために必要なものなんですが、実は何かをやっていることを止めるのにもモチベーションが必要と言われています。
たとえば、毎日深夜におやつを食べてしまうという習慣があります。習慣づいているので、深夜におやつを食べるのが習慣づいているために起こります。
なので、止めるのにもモチベーションが必要になります。
この止めるとい時に、意志力を使う手があります。
ただ、止めるのを意志力だけでやろうとすると、消耗しているとなかなか止められません。さらに楽しくて没頭しているので、中々止められないというのがあるのではと思います。
その場合、意志力以外のモチベーションになるものをつかうのがよいと考えます。
目標意図と実行意図
そこでここで考えたいのが、意図というものがあります。
意図というのは、何かをしようとする時の考えのことです。これはモチベーションになると言われています。
この意図にも種類があります。
- 目標意図: Xをするつもりだ
これは単純にXをするつもりだというものです。これは使おうとすると、意志力と同じようなものになります。
- 実行意図: Yという状況になったらXという反応をする
こちらはYというキッカケが生まれたら、Xをするということになります。実行意図の方がモチベーションとしては、有効と言われています。
なので、今回のケースでいうと、何らかのきっかけを設けて、状況がきたら止めるというものです。
わかりやすいきっかけは、時間です。何時までと決めるということになります。
ものすごい時間をかけて、当たり前のことを言っていますが、ここで言いたいのは、意志力だけに頼るとズルズルいってしまうということです。
もう1つやれることとしては止めることに、ご褒美を与えるというのもあります。
たとえば、決められた時間に止められたら、ちょっといい一口チョコレートを食べていいことにするといったものです。
あと、えばたさんがプログラミングがあまりにも好きなら、明日も続き楽しめてラッキー!と、明日に楽しみを持ち越すという方法もモチベーションとしては効果があるかもしれません。
ということで、プログラミングが好きすぎて止められないという何ともステキなお悩みだったのですが、回答としていかがだったでしょうか。
ちょっといいなと思った所があれば、試してみてください。
転職のステップとタカハシの体験談
次のお悩みとして、いわさんからご相談を頂いています。
転職しようとしているのですが、転職のステップってあるのでしょうか?
高橋さんの経験を元に是非教えてください。
僕の経験はむしろ失敗談しかないのですが、失敗談ということで参考になる部分もあるかもしれませんので、少しお話ししたいと思います。
まず最初の入社時は、派遣社員をしていたところで正社員になれますか?とマネージャーに相談したところ採用してくれました。ここは、全然転職活動ではありませんでした。
次は引き抜きで、会社から別会社に転職していた人から引き抜きにあいました。条件が良かったので、そのまま転職しました。
転職の失敗談
次がたぶん失敗談だったんですが、逆に参考になるかなと思います。
その会社は急成長している企業で、僕もそこそこいいポジションにいたんです。ただ、勝負どころの新事業で大失敗してしまいました。
当時の経営陣が、株主からですねかなりとっちめられまして、追い出されちゃうんですね。
で、その後に、経営陣のその次にいたぐらいの方が新社長になりました。
その方が会社を筋肉質にするために、従業員の4割を退職勧奨するという大規模なリストラに着手しました。この時の退職鑑賞として声をかける人選が、元の経営陣と仲が良かったかどうかみたいなところだったんです。
僕は、辞めさせられた経営陣の配下にいましたので、仲が良いとみなされて、私のいた部署の人員はかなり多く退職勧奨の対象となりました。
僕自身は退職勧奨の対象外でしたが、居場所がないなと感じていましたし、事実上降格という形でした。これは転職した方がいいと転職活動をしました。
そのため、転職活動を実施したのですが、実績もあるし大丈夫だろうと高をくくっていたんですが、全然ダメでした。何十社と受けましたが、書類・面談で次々と落とされました。
ブラック企業への入社
原因としては僕自身が市場が求めるスキルを持っていなかった+希望年収が高く、年齢も36歳と当時としては高めでした。当時は転職がラクな年代ではありませんでした。
それで、次から次へと書類・面接で落とされ、最後に残った企業が「ぜひ来て欲しい」「今日、契約してくれ」という感じで、さすがに少し心配しましたが、提示された条件が良かったので、ハンコを押しました。
それがとんだブラック企業でした。そして、僕の転落人生が始まります。その後逃げるように転職をしたのが最後です。その後は独立をしたので、僕の場合1度も転職活動でうまくいったためしがないという人生を送っています。
転職市場が求めるニーズ
ここから学べることは、転職市場が求めるニーズは何なのか、どういった人材が良いとされているのか。自分の経歴とスキルがどういう相場なのかをきっちり把握しておくということです。
あと、そのために「ゆるい転職」というのをオススメしています。
いざ転職するぞと転職活動をするのではなく、その前に市場調査をする。転職ってどうかなと様子を見る。その目的のために転職活動を行うことを「ゆるい転職」とよんでいます。
具体的にやることはキャリアやスキルを棚卸ししておいて、転職サイトや転職SNSに登録していたり、プロフィール登録をしておく。
そうすると、そのサービスからいろいろな情報が流れてきたり、エージェントから連絡があるかも知れませんし、気になるものがあれば色々聞いてみてもよいと思います。
そういった活動をしながら、必要なスキル・経歴があれば、今の職場の中でそれを積み重ねられる行動をとっておくというのもいいです。
あと、いざ転職時は余裕をもっておくのが大事です。
僕の場合残り1社しかないという状況だったので、あまり余裕がなかったんです。「なんか違和感がある」という直観があったんですが、それは実際当たっていました。
もし余裕があれば立ち止まって考えたり、別の選択肢も選べたんですが、僕はそれができなかったので、それが失敗した原因かなと思っています。
いわさんはもう転職をしようと決めてらっしゃいますが、なるべく余裕を持って、ゆるい転職活動から入っていって、余裕をもって転職を決めて頂ければと思います。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「お悩み相談: プログラミングが止められません/転職のステップ」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。