みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、あなたの発信はそれでいいのか!?野上英文さんから学んだ発信&キャリアの2つの教訓 です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
野上英文さんの「シン・キャリアの作り方」
先日、僕が所属しています読書コミュニティ「flier book labo」で、あるイベントに参加したんです。
どんなイベントかというと、野上英文さん応援団イベント「シン・キャリアの作り方」というものになります。
野上英文さんのキャリアと音声配信
もしPodcastでNews Connectを聞いていらっしゃる方であれば、野上さんは水曜日のパーソナリティなので、そこでよくご存じなんじゃないかなと思います。
ただ、野上さんの元々のキャリアは朝日新聞の記者からスタートされていたんです。
しかし、40歳を超えられたところで、朝日新聞の記者のお仕事を飛び出して、海外に留学をされます。
MITでMBAを取得されるんです。
その後、みなさんご存じのニュースメディアNewsPicksを提供する会社ユーザベースに転職をして、JobPicksの編集長に就任されます。
ここまでのキャリアを聞くと、まさに文章のプロというところなんですが、実はそれだけではなくて、News Connectをはじめ、定時まで帰れるラジオとか、野上英文の「日本全国やぶから訪」など、音声の発信にもとても力を入れていらっしゃるんです。
そんな野上さんの登壇イベント「シン・キャリアの作り方」が開催されました。
イベント「シン・キャリアの作り方」に参加した理由
僕も発信というところではとても野上さんの活動に興味がありますし、実は「定時までに帰れるラジオ」、通称「テイジラジオ」には、僕の書籍「デジタルリスキリング入門」をきっかけに出演させていただいたり、野村高文さんの音声配信キャンプでもご一緒させていただいていた、そういった経緯もありましたので、ぜひお話伺いたいということで参加したんです。
時間としては1時間半ちょっとというところだったんですが、ものすごい濃密な学びをいただくことができました。
野上さんはもちろんなんですが、準備をしてくださった応援団の皆様には本当に感謝したいなと思います。
今日は、その中でも特に僕がガツンとやられた2つの学びについて紹介をしたいと思います。
発信に関する学び1: タイトル付け
1つは、記事もしくは放送のタイトル付けについてなんです。
これは野上さんが執筆された戦略的ビジネス文章術という書籍の中でも詳しく紹介されているんですが、記事でも放送でもタイトル付けの原則は共通して同じものがあります。
前提+What’s New
それは何かと言うと、「前提」+「What’s New」この2つの組み合わせなんです。
「前提」というのは、この記事もしくは放送は何の話題なのか。
ということです。
内容がわからないと、そもそも興味を持ってもらうことができませんよね。
しかし、その内容が平凡すぎると、これも興味を持ってもらえないということになりますので、もう1つの要素「What’s New」何が新しいのかが大事になります。
この2つの要素によって、読者またはリスナーの好奇心を掻き立ている。
これが必要だということなんです。
何を意識するかでのタイトル付けの分岐
タイトル付けはこれがベースとなるんですが、その次に「分岐」があります。
何かと言うと、その記事のタイトルSEOを意識するのか、もしくはプラットホーム内のクリックを意識するか、どちらなのかという「分岐」です。
SEOを意識する場合
SEOを狙うのであれば、Google検索に引っかかりそうな検索キーワードなるべくいっぱい入れるというのがタイトル付けの基本になります。
その上で、先ほどの「前提」+「What’s New」これを満たすということです。
プラットフォームでの見え方を意識する場合
一方で、Podcastであれば、SpotifyとかApple Podcastなど、そういったプラットホームでどう見えるかというのが大事になってきます。
少ない領域の中で、なるべくタイトルの前の方にリスナーの目を引くような重要な要素を持ってくる。
特に最初の7〜8文字が勝負と野上さんはおっしゃられてました。
ここまでの話で、僕がどうやっているか考えた時に、ものすごい反省ばかりなんです。
Voicyと書き起こし記事のタイトル付け
Voicyの放送、まず配信していますので、それであれば先ほどの分岐で言うと後者になるわけです。
プラットホーム内でいかにクリックをしてもらえるか。
しかし、放送のタイトル付け、一応目を引くような内容にしようと考えてはいるものの、最初の7〜8文字に重要な要素を入れるとか、そういったことは全然考えてなかったなという感じなんです。
さらにその後、Voicyで放送した内容を文字で書き起こして記事として配信するというのもしています。
ただ、このタイトル、Voicyで配信したものそのままなんです。
SEOを考えるとタイトルを変えたりとか、あとはディスクリプション概要文なんて言われていますが、そこを工夫したりとか、そういったことをやろうと思えば全然できていたですが、すごく適当にやってしまっていたなということで、本当に反省をしています。
なので、タイトル付け、ちょっとVoicyの方も、書き起こし記事の方も変えていかないとなと思っています。
発信に関する学び2: 発信戦略をどう考えるか
さて、2つ目の大きな学びなんですが、発信戦略に関してです。
「なぜ今、野上さんが音声発信に力を入れているんでしょうか。」
そういった質問があったわけです。
それに対して野上さんは、今の時期、自分が何をどうすべきか、2つのことを並行して行っているとおっしゃってました。
1つは、組織・プロジェクトでバリューを出すという点です。
そしてもう1つは、発信者としてのプレゼンスを上げるという点です。
組織・プロジェクトでバリューを出す
野上さん曰く、アウトプット、成果として自分が経験して見聞きしたこと以外は出せない、こういった前提があると。
その観点で言うと、組織だからこそ大きな仕事とかそういったことができる、そういった経験を詰めるというところがあるという話なんです。
お金をいただきながら、そういったなかなか個人ではできない経験を蓄積できるというのが組織に所属することの最大の魅力、このようにおっしゃってました。
これは確かにおっしゃる通りで、僕も独立してから1人で仕事していますが、たくさんの人と関わるような大きなプロジェクト、こういった経験は積めないです。
発信者としてのプレゼンスを上げる
さて、もう一方の活動、発信者としてのプレゼンスを上げるというところなんですが、これに関して、音声発信に関しては3年越しで準備をされて、今ようやくそれが形になってきているとおっしゃられてました。
というのも、以前、YouTubeのお仕事があったらしいんですが、そのコンテンツにはとても自信があったのに、あまり主張してもらえなかった、そういった経験があったんです。
コンテンツはとても良かったんだが、残念ながら当時野上さんにも、毎回登壇されるゲストの方も無名だったと。
もっと自分に発信者としてのプレゼンスがあれば、もっと多くの人にこのコンテンツを届けられるのに。
そういう風に思われたそうです。
音声は自分らしさが伝わる
それで、なぜ音声を選ばれたかというところなんですが、音声は自分らしく、自分が伝わる。
そういった点を挙げられていました。
僕もずっとテキストの発信をしていたのでよくわかるんですが、テキスト、特にニュース記事とかSEOでたどり着くような記事の場合は、発信者の顔あまり見えないんですよね。
それであれば、音声は発信者としてのプレゼンスを高めるためにとても有力な方法であるというのは、確かにおっしゃる通りだなと思います。
実際、野上さんのこれまでの実績で言うと、News Connectのパーソナリティーとしてしっかり実績を作られた上で、さらに本業で定時ラジオも手がけ、Podcastキャリア部門で1位になるという、そういった輝かしい実績を挙げられているわけです。
もっとできることがある
僕もVoicy2年間やっていますが、もっともっとできることあるんじゃないか。
そういう風に感じました。
このように毎日習慣となっていて、タイトル付けはじめです。
「なんとなくやっていること、あそこに本当にそれでいいのか。」
とビシッと目を向ける機会を提供してくださり、そして、これからの発信戦略、そこに関してももう1度見直す機会を与えてくださったということで、今回の野上さんのイベント、すごく大きな意義があったなと感じています。
いくつか考えて、しっかり行動に起こしていきたいと思いますので、ぜひ温かく見守ってていただければと思います。
まとめ
ということで、今日は「あなたの発信はそれでいいのか!?野上英文さんから学んだ発信&キャリアの2つの教訓」についてお伝えしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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