みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、X(旧Twitter)は2024年に出会い系アプリになる?驚きのニュースまとめです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
Xの話題続々
さて、先週も、短文投稿サービスX(旧Twitter)に関するニュースを紹介しました。
Xが「Not A Bot」と呼ばれる年間1ドルのサブスクリプションのテストを開始したよっていう話です。
もしこれがテスト段階を終えて全世界に展開するとなったら、これから作られる新規のアカウントに関しては、投稿しようと思ったらこのサブスクリプションに登録しないといけないとなるわけです。
このニュースも十分に驚きだったんですが、ここ最近も続々とXに関するニュースが届いていますので、今日まとめて紹介をしたいなと思います。
音声・ビデオ通話の機能追加
まず10月26日の発表なんですが、この日に新しい機能がXに追加されました。どんな機能かと言うと、音声・ビデオ通話機能になります。
現状で言うと、LINEやFacebookメッセンジャーなどで音声やビデオの通話を活用している人も多いかなと思うんですが、これがXでもできるようになるよってことなんです。
スーパーアプリ化を目指すX
元々イーロン・マスク氏は、Xをスーパーアプリ化しようとしていますので、この機能追加に関しては規定路線なのかなと思います。
スーパーアプリとは何かというと、1つのプラットホーム的なアプリがあって、そのアプリの中で様々な機能やサービスを利用することができる、そのようなアプリのことを言います。
僕ら日本人が1番イメージしやすいのはLINEですね。
LINEは基本チャットツールではあるんですが、音声・ビデオ通話もできますし、ニュースを読んだりとか、漫画とか音楽といったエンタメコンテンツを楽しんだり、最近で言うと決済などもできますよね。
LINEという入口から、いろんな機能、サービスを使うことができます。
Xもそのような状態を目指していますので、今は短文投稿、SNSの機能が中心なんですが、そこに様々な機能・サービスが追加されていくことが予想されているわけです。
新プラン登場~プレミアムプラスとベーシック
続いて10月28日の報道です。
Xに2つの有料プランが追加されたニュースが報じられました。
元々有料プランで言うと、プレミアムと呼ばれる980円のプランがありました。
これに登録すると、おすすめとかフォロー中のタイムラインに流れてくる広告の数が減ったり、ポストを編集したり、長いポストを送ったりできます。
あとちょっとマニアックなところで言うと、旧TweetDeck、X Proを使うことができるようになるなど、様々な恩恵に預かることができていたんです。
今回はそのプレミアムに加えて、上位プランとしてプレミアムプラスという1960円のプランと、下位プランとしてベーシックと呼ばれる368円のプランを新たに提供したんです。
プレミアムプラス
まずプレミアムプラス1960円の方なんですが、こちらは何が違うかというと、プレミアムで得られるメリットに加えて2つ大きなポイントがあります。
まず1つ目は、おすすめとフォロー中に表示される広告が一切なくなるというものです。
そしてもう1つが、返信のブーストと呼ばれるものなんですが、ポストに返信した時にそれがタイムラインに表示されるかどうかは優先度が決まっているんです。
プレミアムでもその優先度が上がると言われているんですが、プレミアムプラスではそれが最大になると言われています。
インプレッションをお金で買う懸念有
この機能について1つ懸念が挙げられていまして、今、有名人のアカウントとかにひたすら返信を送るといったユーザーいますよね。
その人たちは何を狙っているかというと、目立ちたいという人もいるんですが、一方で収益化プログラムから収益を得ようという企みがある人もいるわけです。
収益化プログラムというのは何かと言うと、一定の条件をクリアした人にはXの広告収益の一部が還元されるという仕組みになっていて、つまり、Xを通してお金儲けをすることができるということなんです。
そしてその条件となっているのがインプレッション数なんです。
なので、有名人に返信をバシバシ入れることでよく表示されて、それでインプレッション数を稼ごうということなんです。
そのような収益化を目指しているユーザーがプレミアムプラスに入ると返信のブーストが最大になりますので、そういったよくわからない返信がタイムラインに表示されやすくなってしまうといった懸念が指摘されています。
いずれにしても、そういった行動を取るようなユーザーがいたとしても、それらの人たちからより多くの課金を取ることができればそれでいいという判断なんですかね。
サブスクリプションで安定化をねらう
いずれにしてもイーロン・マスク氏がTwitterを買収してから、そのメインの収入であった広告収入に関してはかなり不安定な状態で、あまり振るってなかったんです。
例えば偽情報とか憎悪表現があまりにも氾濫していると、広告収入としては、広告主がその出稿を控えてしまうといった現象に大きく左右されてしまうんです。
なのでXとしては、不安定な広告収入のウエイトを下げてより安定的なサブスクリプションで稼げるような仕組みに変えていこうというのは、流れとしては強くあるのかなと思っています。
出会い系の機能追加の予定
さて、もう1つ、Xに関して驚きのニュースが同じく10月28日に報じられています。
どういった内容かというと、Xは来年(2024年)に「本格的」出会い系アプリに、マスク氏が社内で表明このようなニュースが報じられたんです。
タイトルだけだとXが出会い系アプリになっちゃうみたいに読み取れるんですが、詳細を読んでいくと、Xのいわゆるスーパーアプリ化の一環として、その主要機能の1つとして出会い系アプリの機能を入れていくっていう話です。
さらにニュースの記事を見ていくと、出会い系アプリだけではなくて、デジタルバンクの機能も搭載していくと発表しています。
おそらくイーロン・マスク氏は、この2つをスーパーアプリの中でも目玉にしていきたいという意図で発言したんじゃないかと予想されます。
出会い系アプリとは
出会い系アプリというと人によってはちょっといかがわしい雰囲気を感じるような方もいるのかなと思うんですが、日本でも、交際相手を探したりとかデートを取り付ける、そのような目的のために提供されているマッチングアプリはたくさんあるわけです。
中にはそういった異性を対象にしたものではなくて、ビジネスマッチングを目的としたアプリも提供されています。
Xがどんなカラーのマッチングをさせようとしているのかに関しては、現時点では報道されていないのでまだよくわからないです。
が、ユーザー同士が繋がりを持つSNSというプラットホームの上に、実際に人と人とが出会うマッチングの機能を搭載していくというのは、確かにかなり自然な流れかなと思います。
そしてそのマッチングアプリの多くは、その機能に応じて月々いくらみたいな感じで、サブスクリプションになっていることが多いので、そこで収益化を大きく図っていこうというのは確かにありだなという感じはしますよね。
既存のマッチングアプリを使っている人たちはXの方が使いやすいし、普段使っているから流れてくるっていうのもあります。
そういったマッチングアプリの存在に、あまりよくわかってない人たちがXに搭載されたことで、こういった機能があるんだということで初めて使い始める、そういったケースも考えられるかなと思うんです。
デジタルバンク機能の追加も
あと、この報道で伝えられているもう1つの機能デジタルバンクですが、すごくワードとしてはデカすぎて、かつそれ以上の詳細が語られていないので、具体的にどういった機能がどういった狙いで打ち出されていくのかというのは、今のところ全くわからない感じです。
ただ、デジタルバンク、銀行の機能を持とうという話なので、これはかなり大きな構想があるんじゃないかなと思うんです。
そこに関しては、また実際に進捗があり次第いろんなニュースが出てくると思いますので、しっかりチェックしながらどうなっていくか見届けていきたいなと思います。
目が離せないXの今後
ということで、今日はXに関して、最近報じられましたいくつかの様子について紹介をさせていただきました。
いずれにしても、X自体はスーパープリ化ということで、マイクの短文投稿のSNSだけではなくて、様々な機能・サービスを追加していきますよという動きがあるというのが1つです。
そしてもう1つは、広告事業はありつつも様々な機能を提供するサブスクリプションを充実させていって、収益の安定、向上を図っていくというのが狙いなのかなと思います。
いずれにしてもXは旧Twitter時代から、多くの人々が利用しているサービスですし、ビジネスやメディア、そして政治にも影響を与えるサービスなわけですよね。
そこにこういった大きな変化が起きているというのは非常に注目すべき話なのかなと思います。
引き続きXの動きに目が離せないですが、このスキルアップアップラジオでも紹介していきたいなと思っています。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「X(旧Twitter)は2024年に出会い系アプリになる?驚きのニュースまとめ」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。