エクセルVBAでグラフのデータ範囲を変更しながらPowerPointに連続して貼り付ける

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photo credit: zaphad1 IMG_5249 via photopin (license)

みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。

エクセルVBAでPowerPointを操作する方法についてお伝えしています。

前回は以下の記事で、エクセルVBAでエクセル上のグラフをPowerPointに貼り付ける方法をお伝えしました。

簡単!エクセルVBAでシート上のグラフをコピーしてPowerPointにペーストする
エクセルVBAでPowerPointを操作する方法についてお伝えしています。今回はエクセルVBAでエクセル上のグラフをコピーしてPowerPointにペーストをする方法です。とっても簡単ですよ。

そして、前々回ではエクセルVBAでグラフのデータを次々と変更するプログラムを紹介しましたね。

エクセルVBAでグラフの元となるデータ範囲を次々と変更するプログラム
エクセルVBAで作ったグラフをPowerPointに貼り付けていこうということでシリーズで進めています。今回はエクセルVBAでグラフのデータ範囲を次々と指定していくプログラムを紹介します。

そしてそして、こちらの記事。

エクセルVBAでPowerPointでタイトルを変更しながらスライドを大量に生成する
エクセルVBAでPowerPointを操作する方法についてお伝えしています。今回はエクセルVBAでPowerPointスライドをスライドタイトルを変更しながら複製する方法についてお伝えします。

PowerPointのスライドを複製していくプログラムを紹介しました。

さて、この三つを組み合わせるとどういうことができるか…?

そうです、グラフのデータ範囲を変更しながら次々にPowerPointに貼り付けていくことができるんですね。

では、早速試してみましょう!

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お題の確認とおさらい

お題となるエクセルのグラフは以前と同様こちらを使います。シート名は「Sheet2」、グラフは「Chart 1」という名前のChartObjectです。

エクセルVBAでグラフを作るためのお題シート

PowerPointのほうですが、こちらのひな形を使います。ファイル名は「ひな形.pptx」です。

PowerPointのひな形プレゼンテーション

エクセル上のグラフ範囲を変更していくプログラムをベースに

まず、エクセル上のグラフを範囲を変更していくプログラムですが以下の通りです。

Do Whileループで対象となる行を走査しながら、SetSourceDataメソッドで対象となるグラフ範囲を変更、Refreshメソッドでグラフの表示を更新しています。

エクセルVBAでグラフの元となるデータ範囲を次々と変更するプログラム
エクセルVBAで作ったグラフをPowerPointに貼り付けていこうということでシリーズで進めています。今回はエクセルVBAでグラフのデータ範囲を次々と指定していくプログラムを紹介します。

ベースはこのプログラムを使っていきます。

プログラム内の「★」の箇所にコメントで入れている通り

  • ①PowerPointスライドを複製
  • ②複製したスライドにグラフをコピー&ペースト

する処理を入れつつ、それらで使用するPowerPoint関連のオブジェクトや変数の準備を冒頭に挿入すればOKですね。

PowerPointスライドを複製する処理

①PowerPointスライドを複製する処理はこちら。

新しいメソッドがありますので解説をします。

MoveToメソッドでスライドを末尾に移動

MoveToメソッド指定の番号にスライドを移動します。

PowerPointスライドオブジェクト.MoveTo(スライド番号)

countSldにはcountプロパティで複製をする前の末尾のスライド番号ということになりますから、今回の例では複製したスライドをすぐに末尾に移動するという処理になります。

なぜ末尾に移動しているかわかりますか?

Duplicateメソッドは、デフォルトでは複製元のスライドのすぐ後に複製をします。複製元はスライド1ですから、常にスライド2の位置に複製が挿入されるという形になります。

すると、後から作られるグラフのほうが若いスライド番号に貼られるということになります。具体的には北海道のスライドが一番末尾に来て、沖縄のスライドが2枚目に来ちゃうということです。

こいつは気持ち悪い…!

ということで、MoveToメソッドで新たに作成したスライドを常に末尾に移動して、その末尾のスライドにグラフをペーストをするという処理にしているということです。

複製したスライドにグラフをコピー&ペーストする処理

②複製したスライドにグラフをコピー&ペーストはこちらです。

グラフのコピー&ペーストは前回お伝えした通りですね。

簡単!エクセルVBAでシート上のグラフをコピーしてPowerPointにペーストする
エクセルVBAでPowerPointを操作する方法についてお伝えしています。今回はエクセルVBAでエクセル上のグラフをコピーしてPowerPointにペーストをする方法です。とっても簡単ですよ。

3行目ですが、わかりやすさのためにスライドのタイトルに都道府県名を入れています。

グラフ範囲を変更しながらPowerPointに貼り付けていくプログラム

以上を踏まえて、プログラムとしてまとめますと、こちらのようになります。

実行結果

こちらのプログラムを実行している様子がこちらです。

エクセルVBAで次々とグラフをPowerPointに貼り付ける

最後まで実行していませんが、スライドが追加されながら、それぞれの都道府県のグラフがペーストされているのがわかると思います。

まとめ

以上、エクセルVBAでグラフのデータ範囲を変更しながらPowerPointに連続して貼り付ける方法について紹介しました。

もう、これができちゃうと、コピペでスライド作るのがバカバカしくなっちゃいます…ね。

さて、次回ですがグラフのデータ範囲だけでなく、グラフタイトルも変更しながら貼り付けていきたいと思います。

エクセルVBAでグラフタイトルを変更する方法とChartTitleについて
エクセルVBAでグラフとPowerPointを操作する方法についてお伝えしています。今回は、グラフのデータ範囲とともにChartTitleのTextを使って、タイトルも変更しながら貼り付ける方法です。

どうぞお楽しみに!

連載目次:エクセルVBAでグラフとPowerPointを操作する

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  1. エクセルVBAでPowerPointを操作するための準備と最も簡単なプログラム
  2. エクセルVBAでPowerPointのプレゼンテーションを開く方法・スライドを取得する方法
  3. エクセルVBAでPowerPointスライド上のシェイプ一覧を取得する
  4. エクセルVBAでPowerPointの特定のシェイプのインデックス番号を調べる方法
  5. エクセルVBAでPowerPointのテキストボックスに文字を入力する
  6. エクセルVBAでPowerPointでタイトルを変更しながらスライドを大量に生成する
  7. 初心者でも分かる!エクセルVBAでグラフを操作し取り扱うための超基本の第一歩
  8. エクセルVBAでグラフの元となるデータ範囲を次々と変更するプログラム
  9. 簡単!エクセルVBAでシート上のグラフをコピーしてPowerPointにペーストする
  10. エクセルVBAでグラフのデータ範囲を変更しながらPowerPointに連続して貼り付ける
  11. エクセルVBAでグラフタイトルを変更する方法とChartTitleについて
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