意志力がなくても継続できるテクニック


意志力がなくても継続できるテクニック

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、意志力がなくても継続できるテクニックです。

#223 意志力がなくても継続できるテクニック | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#223 意志力がなくても継続できるテクニック(2023年1月16日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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続ける力

今日は#続ける力 についてお話しします。

以前、#195 やり切る力はエネルギーゼロで無理なく回せる力という話しをしているんですが、まさにこれと同じような話しかなあと思っています。

195回では、日々の生活を仕組み化して、慣性力だけで自動的に日々が回るようにするといいですよ、それによってエネルギーを使わずにやり続けることができますよという話しをしています。

今回の続ける力もまさにこれが当てはまるなと思っています。

意志力には限界がある

やり切る力とか続ける力とか、「力」っていう漢字が入っていると、どうしてもたくさんのエネルギーを溜めておこうとか使っておこうみたいなイメージがあると思うんですが、それで「意志力をしっかりもとう」「意志力が重要」みたいな話になりがちです。

続けるという視点で言うと長期戦で毎日やるのであれば、体力的・精神的に落ち込んでいるときもあるし、超忙しい時もあって、常に意志力が満ち満ちているわけではないですよね。なので、なるべく意志力なしでやれるというのをベースにしておくのが良いと思うんです。

心理学では、「自我消耗」という言葉があります。

心のエネルギーには限りがあって、使うと消耗して枯渇していきます。心のエネルギーが足りなくなると、必要な意志力をはたらかせることができなくなったり、思考や感情を制御しづらくなったりします。

つまり意志力を使うと心のエネルギーも使いますので、それには限界ががありますよという話しです。

意志力は筋力と同じようなものだとされていて、休めば復活するし鍛えれば強靭になるそうです。

意志力に頼らず習慣化する

ただやはりお伝えした通り、継続という視点であれば、自分の状態がよくないときもあるという前提で設計をしておいた方がいいと思います。意志力を鍛えてバリバリ意志力を使いまくりましょうというよりは、なるべく意志力を使わないようにしましょうというのが僕のスタンスです。

意志力を全然使用しなくて済むようにするために一番良いのは、習慣にしてしまうことなんです。習慣にさえなってしまえば、意志力や努力の感覚なしに特定の行動を毎日継続的に行えるようになります。

それによって意識的な努力が不要になるので、自我消耗を抑えられて毎日安定してその行動をとることができます。

習慣化のための4つの方法

習慣にしてしまえばいい言ってもそこまでもっていくのが大変で、最初のうちは定着させるために色々と工夫が必要です。ここをいかに乗り越えるかがポイントになるかなと思います。

これについては#19 習慣化を成功させるための4つのテクニックという話しをしているんですが、習慣化のための4つの方法をお伝えしています。

  • 時間をロックする
  • 目標レベルを下げる
  • 宣言する
  • 記録する

この4つになります。

これらの事例などは19回の放送を聴いていただくとして、今回は先ほどお話しした意志力という視点でこの4つを分析してみたいなと思います。

#19 習慣化を成功させるための4つのテクニック | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#19 習慣化を成功させるための4つのテクニック(2022年6月26日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

時間をロックする

まず、「時間をロックする」というのがあります。時間をロックするというのは、行動を起こすトリガーを外的なものにすることで意志力を減らそうというもの。

これについては目標意図と実行意図という言葉があるんですが、それぞれ以下のように表せます。

  • 目標意図: Xをするつもりだ
  • 実行意図: Yという状況になったらZという反応をする

これで言うと実行意図のほうが具体的であり効果的なんですね。

やるぞと決めてやるよりも、時間になったらやるというような状況に対して行動を起こす方が意志がいらないという話しなんです。

目標レベルを下げる

習慣化を成功させる4つのテクニックの内残り3つに関しては、感情の力を借りて意志力の消費を押さえるというものなのかなと思います。

「目標レベルを下げる」というのは心理的ハードルを下げるわけですね。これによって必要となる意志力を押さえるというものです。

たとえば、僕は毎日書籍を執筆していますが、毎日の行動目標として何を設定しているかというと、作成したPythonのプログラムファイルをクリックするというのをまず最初の行動目標にしているんです。

クリックするとプログラムが動いて、必要なドキュメントとか、計画ページとか、参照情報が入っているNotionとか、関連フォルダなど執筆に必要なものがすべて自動的に開くんです。

ここまで全部開いちゃうと、じゃあやるかという気持ちになるのでまあ次のステップに進めるわけです。

あまり大きな目標を設定しておくとちょっと気が遠くなるので、直近の小さな目標をまずクリアすることを最初の目標にするという感じですね。

宣言する

習慣化のテクニック3つ目は「宣言する」です。宣言すると勢いがつくし、他者の力を借りるという視点もあるかなと思います。

記録する

そして最後は「記録する」です。

記録するとそれ自体が楽しくなるんですね。記録が続くことがうれしい、途切れるのがイヤという感情が生まれてきますので、記録をすることで意志力を抑えることができるんじゃないかなと思います。

意志力を無駄に使っていませんか?

ここでは4つのテクニックについて意志力との関係性を見てきました。

皆さんも、習慣化しようとしていることに対して意志力けっこう使っちゃってるなーみたいなのがあるかどうか、ぜひ振り返ってみていただくといいんじゃないかなと思います。

もし意志力結構使っちゃってるなというのであれば、どうやったら意志力を使わないで済むか考えて、日々の生活習慣の設計に取り入れてみるのがよいと思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「意志力がなくても継続できるテクニック」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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