みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、小1の息子におこづかい講座を提供しましたです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
お金を稼ぐという学びの機会を息子に提供
今日は、ハッシュタグ企画「#数字に強くなる」についてお話します。
大人の数字の話じゃなくて子ども向けの話をしたいと思います。
消費の機会だけでは学びが少ない
というのも前回、「#309 小1になった息子のお小遣いをどうするか問題」についてお話をしています。
ここで何を話したかというと、ただ単純にお小遣いを決まった金額だけ渡すというのが世間一般的なルールにはなっていると思うのですが、それだとお金については消費の機会しか得られず、学びが少ないなと感じていました。
「おこづかい講座」を開催
それで、とあるnote「小1起業家 900円借金して、コーヒー屋を家庭内起業」がありました。
つまり、家庭内で商売をしてもらおう、そのために「おこづかい講座」を開催してそのスタートを後押ししようというアイデアがとてもいいなと思ったんです。
それを参考に、うちでも「おこづかい講座」を開催して、お小遣いに関してのルールについて話し合うこと、もし商売がいいねとなったら、どういう仕組で商売をするかを父から学べる機会を提供しようというふうに考えていたんです。
309回の放送は4/12の放送だったのですが、なんやかんやで2ヶ月経ってしまいました。
息子にもその間ずっとやるよやるよと言いながら、ずっと先延ばしにしてしまっていて申し訳なかったのだけど、昨日ようやく、その「おこづかい講座」を開催できました。
受講料は2時間で340円
まず、近所の公民館の研修室を予約しました。2時間で340円でした。
この金額をお小遣い講座の受講料として、息子に持ってもらったんです。公民館のおじさんにもちゃんと息子からお金を出してもらって、部屋を貸してもらいました。
そこにはホワイトボードがあるので、それに二人で色々と書きながら講座をすすめました。
毎月支援金を200円
まず、お小遣いの仕組みとして、毎月支援金を200円渡すというルールにしました。
支援金といってもお小遣いのような形なので、そのまま使ってもいいけど、別の使い方として商売の元手としても使っていいよという話です。
そこまでOKですか、というとここまではスムーズにOKでした。
お仕事を決める
YouTubeの厳しい現実
では、どんなお仕事する?ということなんですが、まず「YouTubeやりたい」と言ったんです。
実はタカハシもYouTubeチャンネルをほそぼそと運営しています。最近でいうと僕の運営している学習コミュニティ、ノンプロ研のイベントの様子を一部公開しています。なかなか収益という面でいうとYouTubeの厳しい現実がありますので、それを伝えておきました。
というのも昔は収益を少しもらえていた時期もあったんですが、そのときからパートナーシップのハードルをどんどん上げてくるわけです。今ではチャンネル登録1000人、動画の総再生時間は1年間の間に4000時間クリアしないとお金をもらえる権利すら発生しないんです。
僕が運営している、「いつも隣にITのお仕事」のチャンネルでいうと、総再生時間が達成していなかったのでパートナーから外されてしまいました。そういう厳しい現実を息子に教えてあげました。
すでに売っているものを転売してもうまみがない
あと、別のお仕事のアイデアでいうと、「駄菓子屋やりたい」「スーパーやりたい」というのがあったんです。
どんな仕組みで商売をするか聞いたんですけど、よその駄菓子屋さんで買ってきたお菓子やスーパーから買ってきたお菓子を、そのまま商品として売ろうとしてたようなんです。
まず最初は元の値段より上乗せした金額で売ろうとしていました。それだと元の値段の安いところで買っちゃうじゃんという話をしました。
そしたら息子が、じゃあ元の値段より安く売ろうとしたので、それだと儲けが出ないよという話をしました。
そこで「んー、小遣い稼ぐのむずい」という若干投げやりなかんじになりました。
自分で材料から何かをつくるアイデア
助け船として、例として、息子が通っている小学校の「テトコト」が、以前のイベントで先輩たちがクッキーを作って商売をしていた例を出したんです。
これは327回「ハッピーな祭り!ピエロック旅一座とテトコト森の動物園」でお話しています。
そのとき、売るのはクッキーだけど、先輩たちはスーパーではクッキーそのものをスーパーから買ってきたのではなくて、スーパーでは材料を買ってきたでしょという話をしました。
材料を安く買ってきて、それを自分たちでクッキーをつくるという作業を挟むことで、クッキーを元の材料を買った金額よりも高く売ることができるよという話をしました。
それには納得してくれたようなので、自分でつくるということを前提にいくつかアイデアを出してみようとなりました。
商売相手をパパかママかに限定
そして、条件として息子がつくれそうなもの、商売相手をパパかママかに限定しようということでアイデアを出してもらったんです。
そうすると、ケーキ、クッキー、ポテトサラダ、スープ、ミルクティー、コーヒー、スパイスティーなどと出してきたんです。
後半のコーヒー、スパイスティーは、パパとママの好きなものをよく観察してるな~という感じでした。あとポテトサラダなんかも、もしかしたらいいかなというふうに思います。
コーヒー屋さんに決定
まずは、その中ですぐにつくれそうなものということで、まずは参考noteと同様にコーヒー屋さんをやるということになりました。
というのも、タカハシは毎日コーヒーをまあまあ飲んでいるんです。
粉を買ってきてコーヒーメーカーで作っているのですけど、今住んでいる糸島にはおいしいコーヒー豆屋さんがあるというのをあちこちで聞きます。
ただ、豆から粉を挽くのは面倒だからタカハシは今やっていないんです。
そこを息子が粉を挽くところから、コーヒーを淹れるところまでやれば、商売になるのでは?という話です。
必要なものをリストアップ
ここまでは息子もOKというかんじだったので、ネクストアクションとして、コーヒー屋さんに必要なものをリストアップしたんです。
- コーヒーミル
- コーヒー豆
- 水
- コーヒーカップ
- コーヒーメーカー
コーヒーカップ、コーヒーメーカーはすでにおうちにありまして、水はいつも汲んでる湧き水があるのでそれを使います。
「おこづかい講座」はここまでで終了ということで、その足でコーヒーミル、コーヒー豆を買いに行きました。
コーヒーミルは支援としてプレゼント
コーヒーミルは本来であれば設備投資として自分で払うんですが、ちょっと高いので、ここは支援としてプレゼントしました。
コーヒー豆は周りから「ここはいいよ」という話を聞いたコーヒー豆屋さんがありまして、そこで試しに150g買ってきて、自宅に戻って、試しにコーヒーをつくってみました。
ちなみに豆の代金は息子の手持ちの金額では足りなかったので、いったんタカハシからの借金となっています。
息子がはじめてつくったコーヒーは美味しかった
実際つくってみると、豆を挽くのに子どもの力だとなかなか大変そうだったんですけど、がんばってぐるぐる回して、なんとか1杯分つくることができて、コーヒーメーカーでコーヒーを淹れることができました。
息子がはじめてつくってくれたコーヒー、豆も水も美味しいということはあったんですけれど、別の感情もありまして、なかなかほんとに美味しいなと思いました。
コーヒーショップの名前と、販売価格も決めて商売開始としたいところなんですが、ただ、自分ひとりで淹れるのはもう少し練習が必要そうとのことなので、何度か練習して問題なさそうなら、商売開始です。あとは出納帳を作成して運用したいなというところです。
ずっと飽きずにコーヒーづくりができるかは少し心配ではあるんですけど、ひとまずスタートとしては切れたかなというふうに思います。
とても価値ある時間だった
昨日一日だけでも、お金のこととか、商売のこと、コーヒーのこと、いろいろと学びのあった一日だったのではないかと思います。
それだけでも価値ある時間だったかなと思います。
ぜひ、子どもとお金の勉強をしたいという親御さんいらっしゃいましたら「おこづかい講座」けっこういいんじゃないかなと思いますので参考にしていただければと思います。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「小1の息子におこづかい講座を提供しました」をお届けしました。
息子がつくってくれたコーヒーはなかなか感慨深いものがありました。すごく良かったなと思います。
あとは無事に商売が運用できればなという話なんですが、ここについてはいろいろと発見があるかなというふうに思いますので、また進捗がありましたらこのスキルアップラジオでも報告したいなと思います。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。