はじめてのイベント企画、どうやって進めたらいい?


はじめてのイベント企画、どうやって進めたらいい?

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、はじめてのイベント企画、どうやって進めたらいい?です。

#323 はじめてのイベント企画、どうやって進めたらいい? | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#323 はじめてのイベント企画、どうやって進めたらいい?(2023年4月26日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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はじめてのイベントを企画するにはどうしたらいいのか

今日は、はじめてのイベントを企画するにはどうしたらいいのかという事を説明します。

たとえば、会社で何かイベント企画してよみたいな雑なオファーがあったとき、みなさんならどうやって進めますか?という話です。

場所、イベント内容、ゲスト等を考える必要がある

まず場所を考えないといけないし、オンラインなのかオフラインなのか。オフラインだったとしたら、場所の確保も必要ですね。

そもそも、イベントの内容も考えないといけないです。

社内の誰かにお願いするのか、ゲストを呼ぶのか。

もしくはプレゼンしてもらうのか、パネルディスカッション形式にするのか、グループワークを入れるという手もあります。

ゲストを呼ぶにしても、どうやって探すのか。その際の報酬って、ふつうどれくらいなんだろうという疑問もわきます。

そもそも集客できるのか、身内しかいなかったらどうしようとか、考えるべきこととか、もやもやすることとか、山ほど出てしまいます。

何でこういう話をしているかというと、ちょうど僕が運営しているコミュニティ「ノンプロ研」でも、イベントづくりが流行ってまして、同じような悩みを抱えているメンバーもいるかもしれないなと思っています。

というのも、この夏に、今僕が書いている書籍、デジタルリスキリング入門(仮)の出版が予定されていて、それに合わせて、全国各地で書籍とノンプロ研のPRイベントをやろうというプロジェクトがあります。

そこで、各エリアのメンバーに、イベント企画をまさにお願いしているところです。

ADDIEモデル

どうやってイベント企画進めるかという所ですが、ヒントとして使えるのが、ADDIEモデルというのがあります。

これは、研修などの教育の場を効果的、効率的に運営するための枠組みです。

イベントの目的も学びになるので、このADDIEモデルを当てはめることができると思います。

ADDIEモデルとは5つの単語の頭文字をとってつなげたもの

このADDIEというのは、5つの単語の頭文字をとってつなげたものです。

  • Analysis(分析)
  • Design(設計)
  • Development(開発)
  • Implementation(実施)
  • Evaluation(評価)

多くの場合、イベント作ろうとなったら、何をやるか、どこでやるか、どうやってやるか。つまり、What、Where、Howの部分から決めたくなってしまいます。

ADDIEモデルでいうと、開発と実施だけをやろうとしてしまうのが多いです。

だけど、それだと冒頭に話をしたように、決めるべきことがすごく多くて、それが拡散して決まりきらなくなります。

または、イベント作りの関係者の中で、上司とか声がでかい人の人の意見にぐいぐい引っ張られていってしまったり、予算やスケジュールなどの条件をクリアして、ただやるだけが目的になってしまったり、良くないことになりやすいです。

設計=適正な制約を設けること

そこで必要になるのが、設計です。

設計というのは、おおざっぱに言うと適正な制約を設けることです。

制約があると、決めることが発散しないで済むので、効率よく決められるようになります。

なので、開発の前に設計をするというテーマがあります。

イベントの目的とターゲットの解像度を上げていく

じゃあ、その制約はどうやって決めるかということですが、イベントの目的とターゲットの解像度を上げていくことで浮き彫りになっていきます。

そのステップが分析になります。なので、これが一番初めにやることになります。

たとえば、会社から教えてもらった目的が、ふんわりビジネスパーソンのリスキリングを後押しするだと、リスキリングを後押しする?

どこがゴール地点なのかが分かりません。

ターゲットもビジネスパーソンだけだと、働く人すべてになります。

これだけだと、制約として機能しません。

ターゲットの解像度を上げていく方法

ではどうするかというと、たとえば、一緒に働いているチームメンバーが月初になると終電近くまで残業したりして、しかも出来上がったExcelデータにミスがあって泣いてるというシチュエーションがあったとします。

そしたら、長時間労働・残業で苦しんでいるビジネスパーソンに向けて、成果は出して定時に帰れるようにし、楽しく働けるようになる、そんなスキルを身につける方法があるということを伝えたら、そのチームメンバーはすごく喜んでくれそうです。

じゃあ、そのチームメンバーにどんなイベントをやったらいいか考えるわけです。

たとえば、コンテンツとしては、時短スキル、ノンプログラマーのプログラミングとかスキルアップとその学び方について学んで、定時に帰れるようにする。

ただ、イベント内で学ぶのは無理だけど、ちょっとだけ簡単なテクニックをひとつだけ、体験してもらえるといいかとPCを持ってきてもらうのもいいかもしれません。

解像度が上がると特定のターゲットに刺さる

こういうふうにターゲットと解像度が上がってくると、エッジが立って、特定のターゲットに刺さるようになります。

そうやって来てくれたターゲットにマッチしたコンテツを提供できるので、そのイベントが終わった後のその人達のアクションも起こしてもらいやすくなるんじゃないかと思います。

ということで、イベントを作るときに参考になるADDIEモデルについてお話しました。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「はじめてのイベント企画、どうやって進めたらいい?」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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