みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、独立という転機で頑張ったこと、そしてそれがどう花開いたかです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
転機のがんばり
独立のためにブログ執筆
今日はトークテーマ#転機のがんばり ということで、何を話そうかなと思ってたんですが、2015年に独立した時がまさに転機だと思うので、それについて話をしたいなと思っています。
この独立という転機で頑張ったことと言えば、ブログなんです。
いつも隣にITのお仕事というタイトルのブログを書き始めて、独立してから何年も毎日1本書くみたいなことを続けたんです。
今から言うと8年も前の話なんですが、今の僕のすごく大事な部分を形成してくれた活動だったなと思います。
VBAの知識で独立
当時僕が持っていたスキルは、VBAというExcelをはじめとするMicrosoft Office系のアプリケーションを操作したり自動化したりするのが得意なプログラミング言語だったんです。
このVBAがどんなことを実現してくれたのか。
例えば、夜遅くまで何度もコピペとかフィルタを繰り返して報告書を作る、こんな仕事がありました。
ただせっかく出来上がったとしても、人による操作だと検算してなんか数字が違うといったことも起こるわけです。
そしたら、どこが間違えていたのか大捜索をすることになって、結局作業をやり直しみたいなことも結構あったんですよね。
そんな作業は、コンピューターにこそっと任せることができます。むしろコンピューターの方が、そういう仕事は得意だったりするんです。
疲れることもありませんし、うっかりミスもない。そして、高速に作業をこなすことができます。
皆さんの仕事をラクにしたい
そういった仕事を人の手でやっていた状態から、コンピューターが担えるような状態に変える。そのような仕事というのは、とても意義のあることだなと感じていました。
働くのは辛いとかつまらないとかいう人たちに、そのようなつまらない状況を変える1つのヒントになるんじゃないかなと思っていまして、これをぜひ伝えたいなと思っていたんです。
独学のVBAはつらい
一方で、僕がそのVBAを学んだ過去のプロセスを思い出すと、それは結構大変だったなという記憶があります。
非IT企業で言うと、プログラミングはもちろんのこと、Excelに明るいメンバーも少なかったりするわけです。
周りに誰も頼れるメンバーがいない中、書籍とかネットを頼りにして独学をしていくことはなかなか大変な活動でした。
エラーが出てもその意味は全然わかりませんし、ちょっとシートの状態を変えると動かなくなっちゃいます。
過去に書いた自分のコードなのに全然意味がわからなくなっちゃったりとか、そんなこともあるわけです。
VBAの開発仕事集客のためにブログ開始
ただ、そんな大変な思いをしてもその先には希望がありました。
閉塞感のある、なんか行き詰まった状態の局面を変える、そんな可能性がプンプンしていまして、僕自身は苦労しながらもなんとか乗り越えることができたわけです。
僕は、そんなスキルを手に独立した暁には、このExcelVBAで開発仕事を受けようというのを目指そうとしていました。
当時いた会社でしばらく働きながら、仕事上の繋がりなどを活用して少しずつ営業活動をしたりとか、副業を始めたりとか、それとともに集客のためにブログを始めたんです。
ブログ開始で参考にした書籍
その際に独立やブログなどで参考にした書籍がありました。
これは、税理士の井上洋一さんという方が書かれた「フリーランスのための一生仕事に困らない本」というタイトルの書籍なんです。
こちらには、ブログを書いて発信することで、自分の仕事の仕方とかにそもそも共感しているお客さんを集めることができると書いてあったんです。
それによって、必然的に自分に合う仕事で生活を成り立たせることができるようになる、これはまさに独立して目指す姿だなと思いました。
なので、頑張ってブログをやろうということで始めたんです。
ブログ執筆の現実
独立して開発仕事を得るという観点で言うと、学び方とかVBAのノウハウをブログに書いて伝授するというのはあまり良い手とは言えなかったです。
ですがとにかく、もっとみんなプログラミングをできるようになってほしい、ExcelVBAを始めとしたスキルを楽に学んでほしい、そういった思いで、ブログを書き始めたんです。
当時は、サラリーマンとして働きながらブログを書いていましたので、時間の確保もなかなか大変でした。
最初は文章も下手くそですし慣れてもいませんので、1記事書くのに5時間とかかかっていたんです。ひどい例だと、8時間もかかった記事もありました。
会社から帰ってきてから書いていましたので、本当に深夜までかかってなんとか投稿、そんなことを繰り返していたので、あっという間に体調を壊したりしていましたね。
その後なんとか軍資金も準備することができて、いくつか継続的なお仕事をいただけたので、会社を完全に退職して独立することにしました。
PVは伸びるが集客は厳しい
ブログの方は、最初は全然見られなかったんですが、徐々にPVは伸びていったんです。
結構大きくなったんですが、集客という意味では、しばらくの間はなかなか厳しい時期が続きました。
というのも、業務プロセスを変更するということへの抵抗の強さがかなり大きかったんです。
今、DXが進んでいないのと理由は同じなんですが、人件費を考えると明らかに費用対効果は見えるにもかかわらず、現状を変えることにものすごく抵抗が強くて、なかなかゴーサインはもらえないという感じだったんです。
そんな感じでなかなか新しい仕事が獲得できなかったわけで、用意していた軍資金がどんどん減っていきました。
そして、当初お付き合いで仕事をいただいていたところも、残念ながら担当者が変わってしまったタイミングで案件が終了してしまったわけです。
もうこれは無理だと思った瞬間がありました。
ただ、本当にそのタイミングで、クモの糸のように1本の連絡があったんです。
初めての本執筆
秀和システムさんという出版社さんからご連絡をいただきまして、それが僕のデビュー作となる「ExcelVBAを実務で使い倒す技術」の出版のオファーだったんです。
なんとか書ききってこちらを出版したのが2017年の4月のことになります。
ここから、ビジネスの方も徐々に好転していくことになったんです。
ここまでブログを書き始めて2年ほどかかりました。
その後、ブログも本当に順調に伸びていって、一時期は1ヶ月で130万PVを超えるまでに大きな成長を遂げたわけです。
ノンプロ研立ち上げ
ビジネス的には、その後にコミュニティのノンプロ研を立ち上げたというのがすごく大きくて、安定的な収益を得ることができるようになりました。
このコミュニティに関して言うと、ブログを活用してくださっていたユーザーさんの課題と、コミュニティが提供するサービスが良いマッチングをしたんじゃないかなと思っています。
こんな感じで僕は、独立という転機でブログを書き続けることによって今があるということなんですが、まさに継続は力なりという言葉のパワーを自ら体験しているんです。
誰かが欲しいと思っているものを書き続ける
ただ、僕のN=1の成功例だけを見て、毎日ブログを書けばいいのねと書くだけでうまくいくかと言ったら、そんなに簡単な話ではない気がします。
何人か、僕の真似をしてブログ始めたなという方もいるんですが、そもそも続かないんですよね。
じゃあ、どうすれば続くのか。そして、どうすればそこから効果を得ることができるのか。
僕が勝手に1番大事だったなと感じているのは何かと言いますと、誰かが欲しいと思っていたブログを書き続けていたことだと思います。
今、このタイミングで言うと、ブログという手段でもないのかもしれませんし、その内容も時代によって変わり続けるのかもしれません。
ですが、誰かの悩みとか課題とかといったものを解決し続ける活動というのはやはり強いんじゃないかなと思ったりしています。
今日は転機のがんばりということで、僕が独立当初からブログを頑張ってきたという話をさせていただきました。
今、このブログに関して言うと、僕が直接記事を書くというのはストップをしていまして、今は、このVoicyでの音声発信に切り替えているんです。
ブログの方は、書き起こしの記事を更新するという方針にスイッチをしています。
自ら転機を起こして、そこに突っ込んで、大きなチャレンジをしているですが、これがなかなか簡単ではありませんが、いつの日か花開くように頑張っていきたいなと思っています。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「独立という転機で頑張ったこと、そしてそれがどう花開いたか」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
チャンネルのフォロー、コメント、SNSでのシェアなどなど、楽しみにお待ちしております。
では、また。