ジェンダーギャップについてまず知ることから

ジェンダーギャップについてまず知ることから

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、ジェンダーギャップについてまず知ることからです。

#274 ジェンダーギャップについてまず知ることから | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#274 ジェンダーギャップについてまず知ることから(2023年3月8日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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3月8日は国際女性デー

今日はハッシュタグ企画 「#完璧じゃないけどはじめたい 」についてお話をします

今日3月8日が国際女性デーということで、お恥ずかしながら知らなかったんですが、国際女性デーは、「女性の社会的、経済的、文化的、政治的な功績を祝う日」ということで、国連によって毎年3月8日に定められています。

女性の自由や平等について考えたり、世界各地で女性たちの権利についてデモや式典が行われる日だそうです。

Voicyもその一環で、「完璧じゃないけどはじめたい」というハッシュタグ企画で国際女性デーとか女性の自由や平等について話をしようという主旨だと理解しています。

身の回りのジェンダーギャップについて考えた

ちなみに、僕自身のまわりでいうとジェンダーギャップはどんなものがあるかというのを考えてみました。

ただ、僕自身はビジネスはひとりでやっているので、その中でのジェンダーギャップはまず感じません。

育児や家事分担は役割分担

育児とか家事分担に関しては、たしかに奥さんの比率が多いんですけど、ビジネスでお金を稼ぐことと家事・育児と家族でやるべきことを、2人がそれぞれの得意分野で分担しているという認識でいます。

奥さんはどう思っているのかというのはあるんですけど、僕はジェンダーギャップというよりは役割分担だと思っています。

ノンプロ研ではジェンダーギャップは皆無

僕が運営しているコミュニティ、ノンプロ研では男女半々なんですが、ジェンダーギャップは皆無といっていいと思います。

職業も性別もスキルもみなさん多様で、それぞれが実力を発揮したり学び合いをしていて、皆さんそれをすっと受け入れる文化があると思っています。

なので、ジェンダーギャップについていうと、身近に強く意識することがなくて、意識するのはニュースで話題になったとかそういうタイミングです。ふだんはあまり意識しないというのが正直なところです。

SDGsの中でジェンダーはどう扱われているか

今回せっかくの機会ですので、一般的な話でいうとどうかということを考えてみました。

まず、持続可能な開発目標SDGsには大きく17の目標があり、5番目の目標ははジェンダーに関するもので、「ジェンダーの平等を達成し、すべての女性及び女児のエンパワーメントを行う」という目標が設定されています。

さらにその配下には具体的な達成目標が6つ設定されていて、あらゆる差別をなくすことだったり、暴力をなくすこと、政治や経済に参加したりリーダーになったりすることなどが挙げられています。

ジェンダー・ギャップ指数は146か国中116位

日本でいうとどうかという話なんですが、世界経済フォーラム(WEF)は毎年「ジェンダー・ギャップ指数」を発表しています。

146か国のジェンダー・ギャップ指数が発表されていて、世界経済フォーラムが発表した2022年のジェンダー・ギャップ指数の日本の総合順位は、146か国中116位と、かなり低い位置になるのが現状です。

ジェンダー・ギャップ指数は、

  • 教育
  • 健康
  • 経済参画
  • 政治参画

の4つの指標で示されています。

それぞれのカテゴリでいうと「教育」の順位は146カ国中1位で素晴らしい成績です。「健康」の順位は146カ国中63位と世界トップクラスです。

一方で、「経済」及び「政治」における順位が低くなっており、「経済」の順位は146か国中121位、「政治」の順位は146か国中139位でかなり低く足をひっぱっています。

経済に関しては、管理的職業従事者の男女比が良くなかったようです。

政治に関しては、国会議員の男女比、閣僚の男女比、行政府の長の在任年数の男女比が成績が悪かったということだそうです。

女性リーダーが少ないという課題

たしかに、Warisの田中美和さんとVoicy生放送で対談させていただいたとき、女性の働き方はこの10年でだいぶ改善されてきたけれども、まだまだ課題はあるとおっしゃられていました。

とくに女性リーダーの少なさを挙げられていました。

その理由はどこにあるかというと、労働政策研究・研修機構の濱口桂一郎所長の「終身雇用や年功序列といった日本型雇用慣行の成功体験が大きかったからで、古い仕組みを引きずっているからだ。」という見解です。

これに関して先日、岸田首相の産休・育休中のリスキリング発言問題というのがありました。

その文脈としては、「産休・育休を取りにくい理由の一つが、一定期間仕事を休むことで昇進・昇給で同期から遅れを取ることだ」と言われてきました。

つまり、産休育休をしてしまうと、それだけキャリアアップが遅れてしまうから、産休育休をより多くとる女性のほうが、リーダーシップが少なくなってしまうという話なのかなという理解です。

産休・育休中のリスキリングについての首相発言について整理する
産休育休中の学び直しを巡り岸田首相に批判が噴出しています。産休育休を利用してリスキリングできるでしょうと国が言うのはお門違いだとは思いますが、その期間に実際にやれる人はいるので、それは無理と決めつけずにやれる人はやったらいいと思います。

ITエンジニア職はなぜ男性の比率が高いのか

あと、リーダー職もそうですけど、ITエンジニア職もけっこう男性の比率が高いように思えます。

個人的に性別がどうだからITが得意というのはないと思っているんですね。実際ノンプロ研のメンバーは男女半々くらいですし、男女ともに学べばちゃんとマスターされていますので全く問題はないと思います。

つまりどこが影響しているかというと、思い込みというのがあると思います。固定観念的なものが未だ根強く残っていて、男女ともに思っているところもあるように思います。

以前ニュースで、高校生でなりたい職業をリサーチしていたのですが、男子はITエンジニアが上位にのぼりますが、女子にはのぼってこなかったというのがありました。

その時点から思い込みがしみついてしまっているのかなと思います。

女性リーダーが増えるメリット

女性リーダーや女性のITエンジニアが増えるとどういうメリットがあるのかという話なんですけれど、よく言われるのが、女性の意見も取り入れて多様な意見があるほうがより良い経営やサービスができるという話があります。

リーダーをはじめ、いろいろな役割や仕事があるので、それをやってみたいと思っている女性が、そこにマッチングする機会を損失しています。それはもったいない話だと思っています。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「ジェンダーギャップについてまず知ることから」をお届けしました。

僕としても不勉強なジェンダーギャップの話だったんですが、ハッシュタグ企画ということで、ありがたい機会をいただきました。

まさに僕自身全然完璧とはほど遠いぐらいの不勉強だったんですが、まずは知ることからはじめてみようということでお話しました。

僕自身、学習コミュニティ、ノンプロ研で、男女問わず学べる機会を提供できていると思いますので、そのあたりで支援できると思っています。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

チャンネルのフォロー、コメント、SNSでのシェアなどなど、楽しみにお待ちしております。

では、また。

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