雑談力を上げる4つの聴くスキルと4つの質問するスキル

雑談力を上げる4つの聴くスキルと4つの質問するスキル

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、雑談力を上げる4つの聴くスキルと4つの質問するスキルです。

Voicy - 音声プラットフォーム
Voicyは、厳選されたコンテンツを"ながら聴き"できる音声の総合プラットフォームです。応募通過率5%の審査を経たパーソナリティの声を中心に、メディアによるニュースや企業の人柄までも伝わるオウンドメディアなど、あらゆる音声放送が楽しめます。

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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雑談力について

今日のトークテーマは雑談力ということで、社交的に、リラックスして楽しくお喋りする。そんな能力のことを雑談力というのかなと思うんですが、皆さん雑談力、自信ありますでしょうか。

僕は、本当フリートーク的なやつは苦手です。前もお話ししたんですが、たとえば、業種交流会みたいなところ行って、懇親会があります。そこで、自由に話していいですよと言われても、全然話ができないし、話が続かない。

なので、お腹いっぱいなのにずっと飲み食いだけしているみたいなこと、結構あったりするんです。

自分の得意分野の話であればいいんですが、相手がITとかデジタルとか働き方とか、そういったことにあんまり興味がない方だったりすると、なかなか話を続けるのが難しいんです。

一方で、よく使われる雑学、エンタメ系とか時事ネタです。この辺りは本当タカハシはうとくて、ストックが全然なかったりするんです。

そんな状態ではあるにも関わらず、今月からスキルアップラジオライブスタートしていて、ゲストの皆さんと30分ないしは60分お話をすることをチャレンジすることになっています。

ある程度テーマが決まっているとはいえ、やはり雑談力、あるにこしたことはないなというところで、そこを自分としても鍛えなきゃいけないなと思っています。

コーチングのスキル

ふと思ったんですが、たとえ僕の中に雑学・エンタメ・時事ネタとか、そういう知識のストックがなかったとしても、話を楽しくできる。これができたらすごくいいですよね。

そんなふうに考えていたら、以前僕が学んだことのあるコーチングのスキルがかなり生きるんじゃないかなと思ったんです。

コーチングでいうと、コーチ側の人は、基本的には自分から話をすることはほとんどないんです。

というのも、相手であるクライアントから話を聴く、引き出すというのが基本になりますので、自分から話題を持ちかけなくても成立するわけです。

雑談するときは、必ずしも自分の話を持ちかけてはいけないというわけではないんですが、自分から話ないなと思ったら、相手にずっと話をしてもらえれば別にいいという話になるです。

時々、自分が話ができそうなタイミングがあれば、その時に初めて、自分の話を入れていけばいいということになります。

これはいいということで、過去のコーチングのトレーニングをしてもらった時のノートを見返したんです。

すると、すごくためになる至極のテクニックがいくつも載ってました。今日は、それについて、僕がおさらいをしながら、皆さんにお伝えする感じで進めていければと思っています。

基本は相手に関心を持つ

まず、基本としては、相手に関心を持つというのが大事なんです。社交の場でいうと、僕はそこ結構頑張んなきゃいけないなと考えています。

おそらく、いいコミュニケーションを取るためには、僕の通常のスタンスだとダメで、相手との会話を盛り上げようという時には、会話を始める前に、その関心を持つ。ギアをもう一段あげるみたいなことをした方がうまくいくことが多いんじゃないかなと感じています。

その方がより集中力が必要になるんですが、この後にお伝えするいくつかのテクニックは、より一層効果が上がるんじゃないかなと思うので、まず相手に関心を持ってスタートするというのが大事です。

相手に気持ちよく話してもらうための4つのコツ

次に、相手に気持ちよく話してもらうための、4つのコツというのがありましたので、それについて、紹介をしていきたいなと思っています。

ペーシング

1つ目が、ペーシングと呼ばれるものなんですが、相づちを打ったり、あとは、表情とか、そういったもので、リズムを生み出すみたいなことです。

話す速度とか、テンションとか、そういったものを、相手に合わせるといいと言われています。

一方で、相づちでいうと、いつも、「なるほど、なるほど」ばかりだとちょっと一辺倒になりがちです。それだけじゃなくて、「へぇー」とか、「ほうほう」とか、いろんな相づちを組み合わせで使っていくって感じです。

接続詞

次のコツが接続詞です。これは相づちの一種と言ってもいいと思うんですが、「それで」とか、「それから」とか、「他には」とか、そういった質問をして、相手に続けてもらう。

そういったことを促す接続詞の使い方です。これなんですが、接続詞を2回重ねて使うのもいいよと言われたんです。

たとえば、「それで、それで」とか、「それから、それから」とかです。

より前のめりで、続きを教えてみたいな、そういった気持ちが伝わりやすいなとたしかに思います。

待つ

3つ目のコツが待つです。

相手が言葉を絞り出そうみたいな時に、間が開いちゃう時もあるんですが、そこをきちんと余裕を持って待つことです。

なんか急かされちゃうと、話しづらくなってしまいますので、しっかり余裕を持って待ってあげるということです。

Voicyの生放送とかだと、時間が限られているので、ちょっと焦りがちになってしまうんです。なので、そこはぐっとこらえて、じっくり待つということです。

相手が言ったことを言い換える

そして、4つ目のコツが、相手が言ったことを言い換えるってことです。

「あなたが言ったことはこういうことですね」ということで、自分の言葉で言い換える。

もしくは、「要するにこういうことですよね」みたいな感じで、要約するみたいなのもここに含まれるかなという感じです。

タカハシ的には、ペーシングと接続詞ですね。結構テンションが落ち着きがちだなと思うんで、ちょっとテンション上げて、相手の話をもっと聞きたい。こういった、姿勢をちゃんと示すことは大事かなと自分としては思っています。

さて、ここまでが相手に気持ちよく話してもらうための、聴くスキル4つのコツでした。

質問するテクニック

続いて、質問するというところも、テクニックがあるんです。

これも、4つあるので、ちょっとお伝えしたいなと思っています。

オープンクエスチョン

1つ目は、オープンクエスチョンです。

質問の仕方で、イエス、ノーで答えられるものとか、あと、三択で答えられるものとか、そういったのは、選択肢が狭まれているので、これはクローズドクエスチョンというんです。

たとえば、「お仕事楽しいですか」って聞かれたら、「はい、楽しいです」とか、「いえ、そうでもありません」とか、そこで話が一旦終わっちゃいますよね。

その代わりに、「今のお仕事についてどう感じていらっしゃいますか」という質問をすると、イエス、ノー以外の彩り豊かな回答が期待されていたりします。

そこで、多彩に話題が広がっていく可能性が生まれるということで、こういった会話が広がっていくような質問の仕方をオープンクエスチョンと言います。

チャンクダウン

質問の2つ目のコツなんですが、チャンクダウンというものです。

これは、物事について具体化していく作業のことを言います。たとえば、相手が仕事を楽しいですって言ったら、それに対して、「どんな時に楽しいって感じるんですか」とか、「どんなところが楽しいんですか」とか、相手の話の輪郭をハッキリさせていく質問です。

5W1Hこれを使った質問をするといいですよと言われます。それによって、1つの話題がより輪郭がはっきりしてきて、リアリティが増したり、そういった効果が得られるということです。

ちなみに、このチャンクダウンと逆の作業のことをチャンクアップと言います。

具体的なところから全体をまとめる、要約するみたいな作業をすることです。

スライドアウト

3つ目の質問のコツですが、スライドアウトと呼ばれるものです。

これは、他にはどうですかという質問です。

たとえば、「仕事こいうところが楽しいです」と相手が話をしていたとしたら、「楽しいと思うところ、他にどんなところがありますか。」こういった質問をしていくってことです。

これは、相手もぱっとは出てこないけど、よく考えたら出てくるみたいな。そういった話題を引き出すのに有効だなという話です。

視点を変える

そして、最後、4つ目のことなんですが、視点を変えるというものです。これは、一言でいうと簡単なんですが、すごく深いんです。

たとえば、時間軸を変えてみたりとか、制約条件を変えてみたりとか、フォーカスするポイントを変えてみる。

視点を動かすことによって、考えが囚われているようなところから解放を試みる、そんな効果が期待できるわけです。たとえば、よく雑談する話で、1億円当たったら何するみたいな話ありますよね。

普段そんなこと全然考えてないんですが、そういった質問をされることで、お金という制約がなかった時に自分が本当に何をしたいのかみたいなところが確認できたりするわけです。

先ほど聴くスキル4つのコツとともに、この質問の4つのスキルを使うことで、気持ちよく相手に話をしてもらうことができます。

タカハシが特に気をつけたいなと思っている項目

質問でいうと、僕が特に気をつけたいなと思っているのは、チャンクダウンです。

たとえば、1つ質問したところで、相手から返ってきたら、抽象度が高いままそれを受け止めて、じゃあ次の質問みたいな感じで移っていってしまうみたいなことを結構している気がするんです。

そうすると、数少ない雑談ストックをどんどん、どんどん相手に吐き出してもらうことになってしまうので、若干の息苦しさがあるんじゃないかなと思うんです。

そうではなくて、ある程度抽象度がある状態で相手から話をしてもらったら、それをしっかり受け止めて、僕もリスナーさんもその話題の輪郭がはっきりした、そんな状態をきちんと作れてから、次の話題に移っていく。

そうすると、次から次へと話題を提供しなくても、しっかり紹介しながら話を楽しむことができる。そういうふうにできたらいいんじゃないかなと思いました。

今日は、雑談力を高めるためには、コーチングのスキルが生きるんじゃないかという話をさせていただきました。なんか話してていけそうな気がしますので、ぜひ皆さんもご参考いただければと思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「雑談力を上げる4つの聴くスキルと4つの質問するスキル」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
「日本の『働く』の価値を上げる」をテーマに活動しているタカハシノリアキが、みなさんがいきいきと学び、働くためのヒントをお届けしています。働く、学ぶ、コミュニティ、デジタルなどがキーワードです。 #スキルアップラジオ ■生放送によるレギュラー...
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