みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、ChatGPTに人類がやらなくなった仕事をきいてみようです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
人類がやらなくなった職業・仕事
昨今、リスキリングなんて言われまして、技術革新がどんどん起こっていくことによって、人がやるべきことを技術が担当できるようになっています。なので、人もそれに合わせて、自分のスキルをどんどん新しくしていかないとダメと語られています。
この話は、今にはじまった話ではなくて、昔からなくなった職業・仕事というのはたくさんあるです。
ただ、どんな仕事がなくなったのかみたいなのは、その時代に生きていない限りは、自分の目で見ることはできません。そのため、過去の記録に当たるしかないわけです。
これまではGoogle検索などを使ってウェブを調べることで、そういった情報を集めることができました。ここ最近で言うと、ChatGPTをはじめとする生成AI。これが登場したことによって、そういった情報をザクっと集めてくるのも、もっともっと楽になったわけです。
ということで、今日は人類がやらなくて良くなった仕事。これをChatGPTに聞いてみようということで、いくつか調べてみました。それについて、話をしたいなと思っています。
ChatGPTの調査結果
ChatGPTには、こういうふうにお願いしたんです。
人類がやらなくなった仕事を挙げて、面白おかしく解説してください。
これを入力すると、ChatGPTはささっと調べてくれて、10個ぐらいあげてくれたです。そのそのうちの5つを紹介していきたいと思います。
ランプライター
1つ目がランプライターです。解説はこうでした。
昔、昔、街の明かりはガス灯でした。夕暮れ時になるとランプライターが長い棒を使って、1つ1つ明かりをつけて回りました。しかし、電気の発明により、彼らの仕事はオフスイッチ1つで消えてしまいました。
こんな感じです。技術革新によってなくなった職業としては、よく取り上げられるものかなと思います。しかし、最後の一節。面白おかしいかどうかは別として、ちゃんと面白おかしくしようとしてて、ChatGPT偉いなと思います。
氷屋さん
さて、2つ目の人類がやらなくなった仕事なんですが、氷屋さんでした。解説はこの通りです。
冷蔵庫がない時代、暑い夏を乗り切るためには氷が必需品でした。氷屋さんは湖や川で取れた大きな氷を運んできて、それを小さく割って売っていました。今では、冷蔵庫が氷屋さんの仕事を凍らせてしまいましたね。
こんな仕事も確かにあったなという話なんですが、めっちゃ過酷そうですよね。僕だったら絶対にやりたくないなと思います。今の時代になって感謝だなと思いますね。
ノックアッパー
さて、次のやらなくなった仕事なんですが、ノックアッパーです。解説はこの通りです。
アラーム時計が一般的でなかった頃、ノックアッパーが朝早くに人々の窓を長い棒や射撃で叩いて起こす仕事をしていました。今ではスマホのアラームが、その役割を引き継いでいます。
これ正しくは、ノックアッパーではなくて、ノッカー・アップまたはノッカー・アッパーらしいです。これは、結構僕がセミナーをする時にクイズで出す職業だったりします。
吹き矢のようなものを窓に向けて発しているおばさんの写真画像があるんですが、この職業なんでしょうか?みたいなことを皆さんに聞くんです。
確かこの仕事は1920年代ぐらいの仕事だったらしいので、今となっては全く想像ができないわけです。ただ、頑張って想像力を働かせると、この職業があったってことを気づくので、結構いいクイズだなと思うんです。
ちなみに、僕は朝起きる時間決めてなくて、基本的には目覚めた時に起きるというスタンスにしています。
おそらく農業の時代の人たちは、そういう生活をしてたんじゃないかなと思うんです。ただ、産業の中心が工業に移ったことで、何時から仕事をするみたいなのがスタンダードになったわけです。それが今の時代でも引き継がれているという話なんです。
僕はもう体を無理やり起こすというのは健康的にもストレス的にも良くないなと思いますし、仕事のパフォーマンスも悪くなるんじゃないかなって思っているので、もっと多くの人がフレキシブルに働ける。そういった時代が来るといいなと思っています。
添い寝屋
さて、4つ目のやらなくなった仕事なんですが、これがちょっと審議なんです。
何かというと、添い寝屋というのが出ました。解説としては、以下の通りです。
これは主に航海中の船で見られた職業で、寒い夜に他の乗組員の暖を取るために一緒に寝る人がいました。現代では暖房という素晴らしい発明によって、この職業は眠りにつきました。
これは今までChatGPTが出した仕事に対して、かなり怪しいなという雰囲気がします。
そもそも、寒いだけなら乗組員同士で寄り添って寝るようにすればいいんじゃないかとも思いますし、なんかちょっとやましい雰囲気があります。
ということで、ChatGPTに追加の質問してみました。
この情報は本当ですか。今もなくなっていないように思いますが。
そのように聞いたら、このように回答がありました。
この職業が、人々がやらなくなった仕事としてあげられたのは不適切でした。実際には、ストレス社会を生きる現代人の間でこのような癒しを求めるニーズがあるため、一定の市場が存在しています。私の以前の説明は、特定の時代や文化における添い寝の事実性を指していた可能性がありますが、現代における添い寝屋という職業は、異なるコンテキストで存在していることを認識しておく必要があります。
ChatGPTさん誤りを認めつつも、なんかわけわかんないこと言って煙に巻こうとしている感じがします。
ちょっとこのやり取りだけでは審議は定かではありませんので、やらなくなった仕事としてカウントするのはよしといた方がいいかなと思いました。
人力計算機
さて、じゃあ最後、5番目の人類がやらなくなった仕事です。何かというと、人力「計算機」と出ました。
解説はこの通りです。
「計算機」やコンピュータが登場する前、複雑な計算を人が行っていました。彼らは「計算機」と呼ばれ、文字通り計算を仕事としていましたが、電子計算機の出現で仕事が消去されました。
おちが全然おかしくないんですが、内容は先ほどとうって変わって、割とまともな内容が出力されたなという感じです。
ただ1点だけ、こういった仕事をする人たちのことが「計算機」と呼ばれていたんですが、「計算機」が登場する前の人のことを「計算機」とは呼ばないと思いますので、その点はツッコミポイントです。
なので、こうやって聞いてみました。
「計算機」は日本語では「計算手」ですよね。
すると、こんな回答が返ってきます。
「計算手」とは、コンピューターや電卓などの機械が一般的でなかった時代に、複雑な計算を手作業で行っていた人々のことを指します。英語では、「computer」が元々はこのような計算を行う人のことを指していましたが、現代ではコンピュータ機器を指す言葉として一般化しています。
そうなんです。元々はコンピューターという言葉は、人を指していたんです。それが、その代わりをする機械が生まれたことで、その機械のことをコンピューターって呼ぶようになった。そういった話です。
「計算手」が主人公の映画『ドリーム』
この「計算手」という仕事に関してちょっと思い出したんですが、「ドリーム」という映画があったんです。
これは、1960年代のNASAのマーキュリー計画という、有人宇宙飛行、月面着陸を目指す計画があったわけです。
当時、電子計算機。つまりコンピューターは存在していたですが、その計算を検算する係として、この「計算手」という職業がまだ活躍していました。
そして、この映画は、人種差別も色濃く残る中、「計算手」として活躍した黒人女性数学者キャサリン、ジョンソンさんをモデルとした伝記映画となっています。
映画と実話は少し違うところがあるようなんですが、このような映画が残っていることで、過去にどんな仕事があったのか。そして、その人たちのおかげで僕らが今生きている未来も築き上げられているんだ。そういったことを知ることができるというのは、なかなかありがたいことなんだなと思いますね。
古いものへのリスペクトも忘れない
さて、人類がやらなくなった仕事。
これChatGPTに聞いたですが、最後にChatGPTこんなコメントを残してくれました。
これらの職業は、今では見られないもののその時代時代において、重要な役割を果たしていました。技術の進化は常に私たちの生活を変え、新しい職業を生み出しながら、古いものの役割を終らせています。
技術がどんどん進化して、新しいことができるようになると、いまだにそんなことを手作業でやってんの?みたいなことを、言いたくなります。
実際、新しい手法に切り替えていった方がいいのは確かなんですが、それと共に、これまでそうやって歴史を支えてくださった皆さんの営みにちゃんとリスペクトも忘れないようにしないとな。そんなふうに思ったわけです。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「ChatGPTに人類がやらなくなった仕事をきいてみよう」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。