みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、1日10分!ITマスター塾 #13: Windows起動時にアプリを自動で開くスタートアップの登録方法です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
PC起動時にアプリケーションを自動で起動できるスタートアップ
大人気シリーズ1日10分ITマスター塾の第13回をお送りしていきます。このシリーズでは、ITの超初心者の方でも、たった10分でお役立ちITスキルを身につけていただくことができるようになっています。
今回は、Windowsの方向けではありますが、PC起動時に好きなアプリケーションも自動で起動することができるスタートアップへの登録というテクニックをお伝えします。
毎日仕事を始める時にpcを起動して、そして必ず開くアプリケーションってありますよね。
たとえばブラウザは多分ほとんどの方が使うのではないかと思います。人によってはExcelを必ず開くという方もいらっしゃるかと思います。
そのような毎日必ず開くアプリケーションが1つや2つであれば良いのですが、それがたとえば4個も5個もあったとするならば、全部ダブルクリックして開くというのは、少し面倒ですよね。
そんな時は、それらのアプリケーションを全てスタートアップに登録しておけば、PCの起動と同時に開いてくれます。
スタートアップへの登録方法
このスタートアップの登録、どうすればいいのかという話ですが、スタートアップフォルダーという専用のフォルダーがありまして、そこに開きたいアプリケーションのショートカットを入れると登録をすることができます。
ただ、このスタートアップフォルダーですが、Windows10から、とてもわかりづらい、深いフォルダーに入ってしまいました。
実際に、CドライブのUsersフォルダーのユーザー名フォルダーのUpdateの中の、そんな感じで、まだまだ深いところにあります。
かつ、おそらく設定によっては、通常は表示されていない隠しフォルダーという扱いになっていることもあって、順番にフォルダーをたどっても、たどり着けないことがあります。
ただ、このスタートアップフォルダーですが、秘密の開き方が2種類ありまして、今日はそれもお伝えしますので、この方法でやっていただければ良いかと思います。
「ファイルを指定して実行」で開く
まず1つ目が、ファイルを指定して実行で開くという方法です。
ショートカットキーの「Win + R」これを押すと、画面の左下にファイル名を指定して実行という小さなウィンドウが開きます。
そこに入力欄がありますが、ある文字列を入力すれば、それでスタートアップフォルダーが開きます。
その文字列というのは、「shell:startup」となっています。
「:」の前後には半角スペースは入れなくて構わないので、そのまま続けて入力すれば大丈夫です。
1つ目の方法が、ファイル名を指定して実行。
入力欄に「shell:startup」と入力します。これでスタートアップフォルダーが開きます。
エクスプローラーから開く
さて、もう1つのスタートアップフォルダーの開き方なんですが、エクスプローラーから開くという方法があります。
エクスプローラーというのは、windows標準のファイルやフォルダーを操作するためのアプリケーションです。
皆さんがいつも使っているアプリケーションです。
たとえば、ショートカットキー「Win + E」でエクスプローラーを開くことができますので、まず開きます。
次に、アドレスバーに先ほどと同じ「shell:startup」を入力して「Enter」を押してください。
そうすると、そのエクスプローラーの画面のままスタートアップフォルダーが開きます。
本来フォルダーのパスを入力する部分なので、まさかコマンドを入力して動くなんて思わないかもしれませんが、こういう方法があります。
ぜひやってみていただければと思います。
これで晴れて、スタートアップフォルダーが開きましたので、そこにPC起動と同時に開きたいアプリケーションのショートカットを入れます。
開きたいアプリのショートカットの探し方
スタートメニューから探す
開きたいアプリのショートカット、どこを探せばいいのかわからない。
そんな方もいらっしゃるかもしれませんので、アプリケーションのショートカットキーの保存場所、この調べ方もお伝えしておきます。
まず、「Win」キーを入力していただくと、スタートメニューが開きますよね。
このスタートメニューからスタートアップに登録したいアプリケーションを見つけてください。
もし見つからない場合は、スタートメニューの検索窓にアプリ名などを入力していただければ、それで探し出すことができます。
そして、アプリケーションを見つけたら、そのアプリのアイコンを右クリックします。
開いたメニューの中にファイルの場所を開くというのがありますので、これを選択してください。
これで、そのアプリケーションのショートカットが保存されているフォルダーが開きます。
そのショートカットをコピーして、スタートアップフォルダーに貼り付けていただければ大丈夫です。
「ファイルの場所を開く」メニューがない場合
ちなみに、アプリケーションを右クリックした時に、ファイルの場所を開くのメニューがない時もあります。
その時は残念ながらそのアプリケーションを起動時に実行することはできません。
ということで、以上の方法で、PC起動と同時に開きたいアプリケーションをどんどんスタートアップフォルダーにショートカット登録してください。
タカハシが登録しているアプリケーション
ちなみに僕が登録しているアプリケーションなんですが、GooglechromeとSlackとChatworkです。SlackとChatworkはいずれもデスクトップアプリを愛用しています。
そして、以前もスキルアップラジオで紹介したランチャーClaunch、さらにPC起動時にちょっとしたプログラムを実行したいなと思っているので、自分でPythonという言語を使って自作したPythonのファイルがあります。
GoogleChromeに関しては、ブラウザでページを自動で開くテクニック。
こちら658回の放送でお伝えしているので、そちらで紹介したテクニックと組み合わせて使っていただければ、デスクトップアプリケーションもブラウザアプリケーションも起動時に全部開くことができるということになりますね。
まとめ
今回は、1日10分ITマスタ塾Windows起動時にアプリを自動で開くスタートアップの登録方法こちらについてお伝えしました。
このテクニックも練習全く必要なし。
設定するだけですので、ぜひ早速設定していただいて、明日からご活用いただければと思います。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。