糸島市100人カイギVol.02: 一歩踏み出すことで人生が切り開けていく

糸島市100人カイギVol.02: 一歩踏み出すことで人生が切り開けていく

みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。

糸島市100人カイギVol.02が開催されました!

糸島市100人カイギ Vol.2
糸島市100人カイギは、糸島の人と人が"想い"でつながるコミュニティです。「ゲストが100人集まったら会を解散!」のルールをもとに、糸島市の100人の想いとストーリーを起点にクロ... powered by Peatix : More th...

今回も、ゲストのみなさんの語るストーリーをきっかけに、会場全体があたたかい空気に包まれたつながりの場となりました。

本日はそのレポートをお送りします!

ということで、今回は「糸島市100人カイギVol.02: 一歩踏み出すことで人生が切り開けていく」です。

では、行ってみましょう!

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クロスジャンルのつながりを生む「糸島市100人カイギ」とは?

糸島市100人カイギは、糸島市に在住、在勤、在学の異なるジャンルのゲストが集まり、みなさんの想いやストーリーを通じて新たなつながりを生むプロジェクトです。

毎回、異なるゲストを5名迎え、全20回。計100人のゲストを呼ぶことができたら解散!です。

今回のVol.02は、やや準備から当日までドタバタしておりましたが…汗。

ゲストのみなさん、参加者のみなさんのおかげでステキなイベントとなりました。ありがとうございます。

登壇者のみなさんの想い

今回登壇された5人のみなさんの想い。ほんの一部だけでも、その熱さと学びをお伝えできればと思います。

石垣尚紀さん(株式会社ゼロイチハッカー 代表取締役)

トップバッターは石垣尚紀さん。CTOのレンタルするように企業を支援するサービスを展開されています。

もともと、大手IT企業のエンジニアとして活躍されていた石垣さん。

ある日、就業中に弟さんからの一本の電話がかかってきます。しかし、石垣さんへの感謝の言葉を伝えられたその電話が、最後の会話に…。

この衝撃的な出来事をきっかけに、弟さんをはじめ、「社会に敷かれたレール」に苦しむ人々が日本にはたくさんいるということを感じ、価値観を変え、行動を変えていかれます。

糸島に移住し、自然に囲まれながら家族と過ごし、「お金で買うのではなく、つくる」生き方、いろいろなことを学んで自由になる…ITエンジニアっぽくない感じは、こういうところから来ているんですね。

「末代まで、自殺するほど苦しむ人をつくらない」と誓う石垣さんの夢は、糸島で大人たちが先達として子どもたちを教え、ワクワクする場をつくること。

僕もリストラからブラック企業に転落するという「社会のレール」に翻弄された経験がありましたからね…、めちゃくちゃ共感しまくりです…ぜひ、協力させてください!

中村沙恵子さん(看護師・米粉のお菓子『From Muffin』/古民家シェアスペース『あいで家』運営)

中村沙恵子さんは、フルタイムの看護師として働きながら、3人のお子さんを育てていらっしゃいます。

6年前のこと。ご長男が不登校になり、その後、3人全員が不登校に…。お子さんたちも荒れたりしてたいへんな時期を過ごされた日々は「暗黒の時代」と表現されていました。

誰か助けてほしい、そんなすがる思いでSNSへ投稿したSOSをキャッチしてくださったのは、小学校時代の恩師の先生。フリースクールという別の選択肢もあるということを教えてくださいます。

この新たな選択により、子どもたちは再び生き生きと通える場所を見つることができました。短所と思っていたところを、むしろ特徴として捉えてくださる。そして、子どもたちがたくましく育つ環境を得ることができました。

中村さんは、その恩送りをするために、古民家を借り、得意の米粉のお菓子作りの収益をすべて注ぎ込んで、子どもたちの「居場所」を運営していらっしゃいます。

僕の息子もフリースクールに通っているということもあり、またもや共感いっぱいのお話。

糸島には、こどもたちへのオルタナティブな選択が実はたくさんあります。そのような選択があるということを、100人カイギのようなコミュニティが知る機会になればいいなとも思いました。

三宅庸介さん(株式会社ソコナラ 代表取締役CEO)

次のゲストは三宅庸介さん

なぜ関西電力グループの株式会社ソコナラが福岡に?という感じですが、その経緯はこうです。

三宅さんは、福岡が大好きすぎました。しかし、お勤めは関西電力。そこで、社内ベンチャー制度を活用して、福岡に拠点を置く企業「株式会社ソコナラ」を立ち上げてしまいました。

さらに、三宅さんと同じように「福岡で働きたい」という方がいても、なかなかその機会に恵まれない。それであれば、福岡の経営者と、求職者が出会う機会をつくろう、それをキャリアの転機としようというのをビジネスとされています。

以前、まさに今回の会場「みんなの」で、キャリアワークショップを開催されたこともあり、会場にはその参加者もたくさんいらっしゃいました。ですから、本来はこの場は「ホーム」なわけですが、なぜかえらく緊張をされているようすの三宅さん。

キャリアコンサルタントとして、みなさんに「勇気を出して一歩踏み出せ」とメッセージを送っている手前、自らも行動でそれを示そう!と決断して、持ち出したアコースティックギター。なんと、プレゼンは5分で終えて、残り5分で、弾き語りの生歌を披露してくださいました。

久しぶりのパフォーマンスとのことでしたが、ブランクを感じさせない芯のある、しかし時々繊細な歌声。

7年前に書いた歌詞はこう伝えます。「その思いを その声を その絵を 描いてみよう」、すると人生が開けていく。

まさか、100人カイギがライブ会場になるとは…三宅さん、「キャリアソングライター」として、身を持って一歩を踏み出す勇気を示してくださいました。

奥雄介さん(ノーマルサラリーマン兼週末農家)

休憩を開けて、4番目のご登壇は奥雄介さんです。

奥さんは、会計ソフトメーカーに勤務しながら、週末は農家をされている兼業農家さん。

ご実家がみかん農家なのですが、みかんの消費量は年々減少の一途をたどっており、何か新しい一手が必要と感じていました。

そこで、目をつけたのが「アボカド」です。

その発想の裏には、奥さんご自身がアボカドを好きだったということに加え、アボカドはみかんと同じ環境で栽培できることがありました。

また、現在国産アボカドの市場シェアはわずか1%…そこにも大きなチャンスがあると感じました。

というのも、今流通しているアボカドのほとんどはペルー産かメキシコ産であり、しかも、なんと全500種ほどあるアボカドのうちの「ハス種」という1種類のみ。

国産のアボカドが一定量生産でき、かつ、バリエーション豊かなアボカドが提供できるとしたら…インパクトありますよね!

現在奥さんは、日本での栽培マニュアルがない中、実験を重ねながら栽培方法を模索している段階。

今後、伊都菜彩をはじめ市場に並べること、さらに耕作放棄地の問題にもトライして新たな作物と雇用を生むことが夢だそう。

糸島の未来の産業を支える大きな可能性を感じますね…!そして、早く奥さんのアボカド食べたいです。

櫻木彩乃さん(九州大学農学部1年生、ENGAWA Project マエバルウォークリーダー)

最後の登壇者は、九州大学の学生であり、ENGAWA Project マエバルウォークのリーダー櫻木彩乃さんです。

ENGAWA Projectは、かつて唐津街道の宿場町として賑わっていた、糸島の中心的地域でもある前原地区を学生でいっぱいの街にすることを目指すたくさんのプロジェクトを進めているNPO団体。

櫻木さんは、そのプロジェクトのうち、食べ歩きイベント「マエバルウォーク」のリーダーを務めていらっしゃいます。

マエバルウォークに参加する場合、まずチケットを購入します。そして、マエバルウォークに参加している、前原地区の飲食店を訪れると1品提供してもらえるというもの。

糸島には、おいしい飲食店がたくさんありますからね…それらの飲食店の味を一気に味わえる、とてもお得なイベントなのです。

櫻木さんが目指すのは、このプロジェクトにより、参加者とお店、そして運営スタッフがつながり、前原全体を盛り上げていくこと。

質疑応答の時間も次々と質問が飛び交って、みなさん櫻木さんとマエバルウォークに興味津津です。

最後のスライドで「できるかできないかじゃなくてやるかやらないか」とのメッセージを伝えられていた櫻木さん。三宅さんの歌ともつながるな~としみじみしました。

さて、次回マエバルウォークは2/19,20に開催されますよ!お近くの方はぜひお越しください!

マエバルウォーク2024 前原の飲食店をハシゴ!ご予約はこちらから ENGAWA Project
マエバルウォーク2024は5/15(水)~16(木)で開催されます。事前予約でさらにお得に!ご予約はこちらから

次も新たな一歩を踏み出していこう

今回は、31名の参加者が集まり、前回よりは少なかったものの、リピート参加者と新規参加者が混ざり合う形で、会場は終始和やかな雰囲気でした。みなさんがゆっくり交流できたのは良かったですね。

第1回を受けて、慣れた部分や改善できた部分もありましたが、前回からの期間が2週間ほどしかなく、ゲストがギリギリまで決まらないとか、司会を務める予定だったわおんさんが無念の病欠…急遽、タカハシがピンチヒッターとなるなど、若干余裕がなく、小さなポカを連発してしまうとか…反省すべき点もありました。

それでもなんとかなるという経験はでき、次回以降の自信につながりました。

また、懇親会を通して、第3回以降の登壇者や企画の話もできました。ゲストを早め早めにお願いしていく、また、ちょっと違った角度の100人カイギのアイデアも出てきて、すごく楽しみです。

個人的には、「対面で飲みながら熱く語る」という体験にすごく飢えていた自分がいたという気づきがありました。とても幸せな時間。次の第3回が待ち遠しい…!

ところで、第1回開催後、糸島でお会いした人たちと会話する中で「あー、あの100人カイギね」とおっしゃっていただける機会が何度かありました。まだ、1回しかやっていないけれども、認知が広がっている雰囲気があり、ゾクゾクしています。

一歩踏み出すことの大切さを感じさせてくれた糸島市100人カイギVol.02。次回も新たなゲストと出会い、新しいつながりが生まれることを楽しみにしています。

次回は1/23木 19:00~21:00@コミュニティスペースみんなので開催です!ぜひお越しくださいね!

糸島市100人カイギ Vol.3
糸島市100人カイギは、糸島の人と人が"想い"でつながるコミュニティです。「ゲストが100人集まったら会を解散!」のルールをもとに、糸島市の100人の想いとストーリーを起点にクロ... powered by Peatix : More th...

まとめ

以上、「糸島市100人カイギVol.02: 一歩踏み出すことで人生が切り開けていく」についてお伝えしました。

引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!

この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!

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