みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。
Google Apps Scriptでメールマガジンのシステムを作成してきました。
こちらの記事で、まだ簡易的ではありますが、メールを配信できる状態にはなっています。
さて、メールマガジンを送るという業務を考える場合、メールを送るという作業を自動化しても、まだ完全には楽ちんにはなりません。
そうです、配信リストを作るという作業が残っています。
配信リストを作る場合…まさか、名刺の情報をコツコツ手入力で打ち込んでいたりしませんよね…?
すでに存在するデータを活用しましょう。
例えば、名刺管理アプリで取得したデータを上手に取り込むと簡単に作成、更新ができます。
今回の記事では名刺管理アプリのCAMCARDの特徴をお伝えしつつ、CAMCARDから連絡先リストをエクセル形式で出力しスプレッドシートへインポートする方法についてお伝えします。
CAMCARDとは?
CAMCARD(キャムカード)とは名刺をスマホで撮影するだけでクラウドデータ化することができる名刺管理アプリです。
名刺管理アプリはいくつかのサービスがありますが、いずれも
- スマホで名刺を撮影するだけでクラウド上にデータベース化
- スマホやPCなどのデバイスから名刺データを利用
という機能を提供していまして、ちょっと使うだけで名刺管理がたいへん楽ちんになります。
その中でもCAMCARDの特徴としては
- 撮影した名刺の情報のOCRによる自動認識
- 無料版の「CAMCARD Lite」でも名刺登録枚数が無制限
- Excel形式データでのエクスポート
という点があります。
有料版では
- 広告なし
- オペレーターによる補正があり
といった機能が追加されますが、データの修正を自分でやるのであれば無料版の「CAMCARD Lite」で十分にお仕事にも活用できると思います。
CamCardで連絡先リストをエクスポートする
さて今回はCamCardのエクスポート機能に焦点を当てていきたいと思います。
CamCardではExcel形式でエクスポートをすることができます。
まずCamCardをPCブラウザで開き右上の「ツールボックス」、続いて「EXCEL形式で出力」をクリックします。
しばらくすると「1項目を処理しました」などという表示が右下に出ますので「クリックしてダウンロード」をクリック。
すると「Contacts.xlsx」というファイル名のエクセル形式でダウンロードすることができます。
エクスポートされたデータはこちら。
項目としては
- 名前
- 姓
- 名
- 社名
- 部署名
- 役職
- 電話番号
- 携帯番号
- FAX番号
- 住所
- 郵便番号
など一通り欲しい情報が揃っています。
メルマガ配信リストあれば、性、名、社名、Emailがあれば最低限ですがOKですね。
エクセル形式なので年賀状の宛先リストを作られるのであれば、そのまま加工できて便利です。
CAMCARDのデータをスプレッドシートにインポートする
今回はメールマガジンの宛先として利用をしていきたいので、エクスポートしたCAMCARDのデータをスプレッドシートにインポートしていきます。
スプレッドシートのメニューから「ファイル」→「インポート」とします。
「ファイルをインポート」というウィンドウが開きますので、「アップロード」を選択した上でアップロードするファイルをドラッグします。今回は「Contacts.xlsx」ですね。
続く画面では「新しいシートを挿入する」を選択して「インポート」です。
スプレッドシートには「Contacts」という新たなシートが挿入され、CAMCARDの連絡先リストをインポートすることができました。
まとめ
以上、今回は名刺管理アプリCAMCARD Liteの特徴とともに、エクセル形式での連絡先リストのエクスポートとスプレッドシートへのインポートの方法についてお伝えしました。
CAMCARDで撮影して取り込んだ名刺データはメールマガジンの配信リストや、年賀状リストなど、様々な活用をすることができます。
ぜひご活用下さい!
次回は取り込んだCAMCARDのデータをGoogle Apps Scriptで上手にメルマガ配信リストに追加、更新をしていきたいと思います。
どうぞお楽しみに!