Webサイト内の各ページから問い合わせページへのアクセスにつながっているのか調べてみた

みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。

ブログのアクセスは順調に伸びているのに、仕事依頼の問い合わせが増えないという悩みと戦っています。

先日こちらの記事を書きました。

ブログのアクセス数は増えているのに仕事依頼の問い合わせが激減している件を調査
ここ最近ですがブログのPVは順調に伸びているのですが、本来の目標である「仕事の依頼」がめっきり来なくなってしまっているようです。Googleアナリティクスなどを活用して現状を確認と分析をしてみます。

そもそも

  • これまでの仕事依頼の問い合わせ件数がラッキーだった
  • カレンダーによる影響だった

などという可能性も十分にあるにはあるのですが、私が「やろうと思えばやれる対策」を発見できれば、それは大きくなくとも確実な一歩…ということで、以下のポイントで進めています。

  1. ブログからコーポレートサイトへの誘導数
  2. コーポレートサイトの問い合わせページ(フォーム・チャット)のPV数
  3. 問い合わせページ(フォーム・チャット)でのアクション数

前回記事では1つめのポイントについて確認をして

  • ブログからコーポレートサイトへの誘導数は順調に増えている
  • 自然検索や被リンクからの流入が減少

という事実を確認しました。

引き続き、今回は2,3番目のポイント…コーポレートサイト内の問い合わせページのPV数と、問い合わせページのCV率がどうなっているのか、Googleアナリティクスを活用して調べてみました。

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問い合わせページのPC数とコンバージョン率

コーポレートサイト内の問い合わせページのPV数と、コンバージョン(CV)率についてのグラフを作成してみました。

問い合わせページのPVとコンバージョン率

コーポレートサイトには二種類の問い合わせページがあります。

Googleアナリティクスで「行動→サイトコンテンツ→すべてのページ」で「/contact/」と「/chatwork-contact/」にチェックを入れて「グラフに表示」。その後エクスポートすればそれぞれのデータを出力できます。

CV率はフォーム、チャットによる仕事依頼の問い合わせがあった時点を成果として、「成果/問い合わせページのPVの話」で算出しています。こちらは成果をもとにエクセルで計算。

さて、データを確認しますと、まず問い合わせページのPVはわかりやすく6,7月と減少しています。

CV率に関しては、母数となる成果の件数が少ないためバラつきが大きすぎてなかなか傾向を見ることは難しいですね…。

問い合わせページのPVが減少している原因

まず、問い合わせページのPVが減少している原因ですが、これについてはもしかしたら身に覚えがありますね…こちらの記事で書いてあることが関係しているかも知れません。

Webサイトに掲載するサービスメニューを大改造!具体的かつ豊富そして幅広く
Webサイト経由の問い合わせがピタリと止まってしまい、これはどうしたものかと焦り始めているところ…ということで、弊社のメニューを具体的かつ豊富、そして幅広いサービスメニューへと大改造をしました!

6/15にコーポレートサイトの料金プランページ(/price/)のリニューアルをしたのですが、それに伴ってブログからの料金プランページへのリンクを増やしました。

とうことで、ブログからの流入による、コーポレートサイトの各ページの流入数を見てみました。

Googleアナリティクスでの出し方としては「行動→サイトコンテンツ→ランディングページ」です。「セグメント→トラフィック」で「参照元」に「tonari-it.com」を「含む」に設定します。

グラフはこちらです。

ブログサイトからコーポレートサイトの各ページへのトラフィック

テキメンですね…!

このグラフは週単位としていますが、6/12週からブログ経由の料金プランページ(/price/)への流入が急激に上がっていますね。

一方で、問い合わせフォームページ(/contact/)ですが、そのタイミングを機にというわけではなさそうですが継続的に減少傾向ですね…。もしかすると、料金プランページなどの他のページへトラフィックが割れている可能性があるかも知れません。

トラフィックが多く集まっている、料金プランページ経由で仕事依頼の問い合わせに至ると良さそうなのですが、実際はどうなのでしょうか。

問い合わせページにはどこから集まっているか

問い合わせフォームページの前のページがどのページだったのかを調べてみます。

まずは月間です。

問い合わせページの前に訪れたページ(月間)
Googleアナリティクスでの出し方は「行動→サイトコンテンツ→すべてのページ」で「/contact/」を選んだ状態にして「セカンダリディメンション」で「前のページ遷移」を選択します。

さてデータですが、「(entrance)」は外部から来てすぐに問い合わせフォームページを見た場合のPVです。

トップページ(/)からの問い合わせページへは4月以降で減少傾向、料金プランページ(/price/)からの流入はリニューアルをした6月以降も含めてずっと低迷…狙い通りにはいっていないようです。

次に6月中間からの様子も確認したいので、週単位でも見てみます。

問い合わせページの前に訪れたページ(週間)

6/15以降も特に変化はありませんね。

ちょっと気になるのはミッションページ(/mission/)ですね。ここにはブログからトラフィックは流していないのですが、このページから問い合わせページに来ている数が料金プランページと同じくらいあります。

各ページの純粋なPVを比較してみましょう。

Webサイトの各ページのPV

やはり伸びているのはトップページ(/)と料金プランページ(/price/)ですね。この二つのページから問い合わせページを中心に他のページへの回遊をさせるようにしないといけないということですね。

まとめ

ブログからコーポレートサイトに流すということ自体はある程度は実現できていると言えます。

しかし、コーポレートサイトでの(特にトップページと料金プランページからの)アクションに改善の余地がありそうです。

  • ブログでリンククリックしたときに期待していたコンテンツではなかった(知りたいことがない、わかりづらい、なども含む)
  • 料金プランやサービスは理解できたがニーズとマッチしていなかった

などの理由が考えられます。

コーポレートサイトの作りや、そこへの誘導の仕方を見直して、PDCAを回していきたいと思います。

また、Googleアナリティクスでもっと効果的に数字を確認できるようにすることも必要ですね。

次回、新たに発見したことについてお伝えします。

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おかげさまでブログのアクセスは順調に伸びているのですが、本業への集客になかなか結び付いていない…という課題に立ち向かうシリーズです。あの手この手とその結果についてレポート致します。
  1. ブログのアクセス数は増えているのに仕事依頼の問い合わせが激減している件を調査
  2. Webサイト内の各ページから問い合わせページへのアクセスにつながっているのか調べてみた
  3. コンテンツマーケティングについてはアフィリエイターに学べ!ということに気づいた件
  4. ブログとコーポレートサイトのターゲティングや役割分担がイマイチだったという反省
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