みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。
『ChatGPTで身につけるExcel VBA』が8/21に発売されたことに伴って、東京→名古屋→大阪→広島と全国主要都市の書店行脚弾丸ツアーに行ってまいりました!
そもそも書店行脚ツアーって何なのか、やってどうだったのか、どんな意義があるのかについて今日はお伝えしたいと思います。
ということで、「『ChatGPTで身につけるExcel VBA』書店行脚弾丸ツアー敢行レポート」、行ってみましょう!
書店行脚ツアーとは
書店行脚ツアーとは、僕が書いた書籍が発売されたときに、主要都市の大型書店をまわり、書籍のPOPをお配りするというものです。
書店員さんがPOPをつくられるときもあるのですが、毎月たくさんの書籍が発売されますから、全部はさすがに読み切れないですよね…そこで、出版社さんや著者がPOPを作成するときもあります。
僕は毎回POPを自作(今回はマイナビ出版さまが製作くださいました)するというのを恒例としています。
それと同時に、棚がどこなのか、たくさん陳列されているかなど書店での展開のようすをチェックします。平積み・面陳列など目立つ展開がされていれば、写真を撮らせてもらってSNSに投稿します。
昨年の『デジタルリスキリング入門』から全国ツアーに
僕が東京に住んでいた頃は、この書店行脚ツアーは東京だけで、出張の予定があればプラスでその都市にうかがうというカタチでした。
しかし、福岡に引っ越ししてから、東京には行くべきだよな…となり、そしてどうせ行くなら他の都市行ってもそんなに変わらないよな…となり、昨年の『デジタルリスキリング入門』では全国の主要都市を回ってツアーをしました。
全国のノンプロ研のメンバーやお知り合いのみなさんとお会いすることができ、それはもうとても楽しいものでした。
正直、かなり労力もコストもかかるので今回どうしようかなと一瞬迷ったのですが、気がついたら敢行してました。
今回の『ChatGPTで身につけるExcel VBA』書店行脚ツアーの日程
今回の『ChatGPTで身につけるExcel VBA』書店行脚ツアーですが、驚くなかれ、今回は家族とともに全ての工程を車で移動しました。まさに、弾丸ツアー。
前回は飛行機、レンタカー、電車、いろんな手段を使い、ものすごく移動費が高くついたので、コストを抑える作戦。
奥さんがドライバーを交代もしてくれたので助かりました。
8/22 高松
書店ツアーではないのですが、8/22に高松でお仕事がありましたので、そこからスタートです。
香川県のみなさん向けに「デジタルリスキリング講座」のプレセミナーがありました。
香川県のみなさま、まだ延長で募集していますので、ぜひご参加ください。
8/23~8/25 東京
8/23は移動日で、高松から東京へ一気に700km走りきり、8/24と8/25の2日間で東京の9店舗の書店を回りました。
今回、なんと本書の編集をご担当された伊佐さんがご一緒くださり、編集さんや出版社さんの視点でのお話ほか、それ以外のお話もたっぷりできました。
8/26 名古屋~8/27 大阪~8/28 広島
8/26からの3日間は名古屋→大阪→広島と移動しながらの書店まわり。
朝8時にホテルを出て、午後に現地到着し、書店まわりして、夜は各地のみなさんと飲むという三連チャン。
車移動につきなかなか時間が読みづらかったのと、大阪あたりでだいぶ腰と足に来てたけど、なんとか回り切ることができました。
みなさんに感謝!
8/29 糸島へ帰宅
九州の南から迫りくる台風とどちらが先に糸島にたどり着くのかという状況でしたが、昼前に台風より先に無事に帰宅!
ツアー全体を数字でまとめると以下のとおりです。
- まわった書店: 20店舗
- 歩いた歩数: 77263歩
- 歩いた距離: 53.83km
- 全走行距離 2450km
書店での展開はどうだったか?
書籍はAmazonのランキングをチェックすることで、発売前からある程度の注目度は確認することができます。
本書は絶好調とまではいかないもののまずまずという推移でした。
ドキドキしながら書店を訪れていたのですが、さすがExcel VBAは人気カテゴリ、ほぼ100%の書店が展開してくださっていました。よかった。
本書の特徴からExcelコーナーだけでなく、生成AIコーナーにも露出いただいてる書店さんもいくつかありました。
ただ、カテゴリ的にライバル書がどんどん出てきますので、これからどこまでロングセラーで生き残れるかというのがポイントです。
書店行脚ツアーをなぜやっているのか?
みなさんお気づきとも思いますが、こんなにも労力もコストもかかる書店行脚ツアー、正直なところ費用対効果でいうと、そんなにおいしい活動ではありません。
なぜやっているのかということについてお伝えします。
それは、文化を確認したいというのと、あわよくばその文化に影響を与えたいということに尽きます。
本職プログラマーのノウハウをノンプログラマーの世界にも
たとえば、VBAでいうと僕が学んでいたころは、とにかく動けばいいというコードが多すぎで、みんな苦労をしていました。
そこで、リーダブルコード、オブジェクト指向的な設計など、本職のプログラマーの人たちが蓄積してくださっていたノウハウをノンプログラマーの世界にも持ってきたかったのです。
そこで上梓したのが『Excel VBAを実務で使い倒す技術』『パーフェクトExcel VBA』の2冊です。
池袋のジュンク堂さん、これらの書籍と新作合わせて3冊をExcel棚に面陳列いただいてました。うれしい…
また、大阪梅田の丸善さん、『パーフェクトExcel VBA』のPOPを未だに使っていただいていました…お渡ししたの5年前ですよ泣
Google Apps Scriptで「棚」をつくりたい
Google Apps Scriptも同じで、『詳解!Google Apps Script完全入門』が出す前は、現役で使える書籍は皆無でした。
それが、今では他の書籍が定期的に出版されて、しっかり各書店で面陳列してもらっていました。
小さいけどGASコーナーが作られている書店も増えました。
お金にはかえられない価値
このように文化の変化の流れをキャッチできますし、僕がうかがってPOPを渡すことで少しでもそこに影響を与えられるかも知れない。
お金にはかえられない価値があるように思います。
今回の新作でいうと、ノンプログラマーがプログラミングを生成AIとともに学ぶ、これがスタンダードになるのかどうか…その文化の変化が起こるのかというのがポイントですね。
引き続き、見守りながら、あわよくば影響を与えていきたいと思います。
まとめ
以上、「『ChatGPTで身につけるExcel VBA』書店行脚弾丸ツアー敢行レポート」についてお伝えしました。
引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!
この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!
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