みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。
忘年会シーズンですね。ひとり社長の私は会社での忘年会がありません。やりたいですよね。
ところで、フリーになると自分の仕事の価値というものがわからなくなるときがあります。というか、わからないところからスタートします。
簡単に言うと
私の仕事って、本当にニーズあるの?儲かるの?
ってことです。
会社員時代は、役割やミッションというものが決まっていて、それに対する報酬も決まっていました。
事業が儲かっている、儲かっていないというのは当然わかりますが、それによって自分自身の価値が直結しているという感覚はそれほどないのだと思います。
それがね、フリーになると自分自身の仕事と世間のニーズとの距離感を測りながら、自分自身の仕事を改善、確立していかなければならないとですよ。
今回はその点について、二つの実践すべきと感じていることも踏まえてお伝えしたいと思います。
飲み会がないフリーランス
いつも拝見させていただいています、マネー報道さん(@MoneyReport2014 )のこんな記事がありました。
その中で
会社員からフリーランスになり”同僚”という一緒に仕事をする人達がいないので、飲み会が基本ありません(;_;)
って…
め、メッチャわかる…!
/フリーランスの忘年会 – マネー報道 MoneyReport on @MoneyReport2014 https://t.co/hBFmkpyUAC pic.twitter.com/KptKNm9Lku
— タカハシノリアキ@パーフェクトExcelVBAは11月発売予定 (@ntakahashi0505) December 15, 2015
たまたま以前一緒に働いていた方が忘年会を開いてくれるとのことで、今年最後の忘年会が
この忘年会になっちゃうという状況はなんとか免れましたが…。
なぜ上司は部下を飲みに誘うのか
正直、私も会社員時代はすごく飲み会が好きで、活発な時期なんかは週に3~5回は当たり前だった時代もありました。
そこは責任は大きく(かつ裁量の少ない…)中間管理職…不安だったんでしょうね。
いつも来てくれる仲間や部下がいて、酒の場を共有することで、なんとか自分を居場所を確保して自我を保っていたように思います。
今となっては、みんな迷惑だったかも知れませんけどね。そうだとしたら申し訳ないと思います。
でも今は飲み会はめっぽう減りました。一方で、奥さんと行く機会が比較的増えましたね。それは良かったことですね。
フリーになると全て自分で決めたように動けるし、ルールや人間関係に縛られることもないので、そのあたりは効率も良いしストレスがないのですが、いかんせん孤独。
孤独だ…仲間が欲しい…でも機が熟すまでじっと我慢!
— タカハシノリアキ@パーフェクトExcelVBAは11月発売予定 (@ntakahashi0505) September 29, 2015
寂しいということもあるのですが、実はそれ以上に困るのは世間との距離感が掴みづらくなったということなんです。
なぜ自分の仕事の価値がわからなくなるか
仕事って価値を提供することだと思うんですね。
上司が「この仕事はとても良かった」などと評価をしてくれたり、ランチを食べながら「このサービスってイケてるかな?」と同僚と会話をしたりすることで、この仕事って価値あるよねみたいなことを常に確認できているものだと思うのです。
「仕事の価値」という観点で常に周りとの距離感を測定している感じです。例えばソナーとか猫の髭のように。
で、その前にその上司や同僚は、外部も含めて別の人たちとのコミュニケーションを通じて、仕事の価値距離感を測ってきているわけですから、伝達と測定を繰り返すことで、その価値観の精度が上がってくるイメージが沸きます。
「この規模のこの業種のお客様はこういうところ困っているから、こういう内容も含めて提案したほうがいいぞ」
なんて共有がバッチリなされていれば、それはもう心強いわけです。これが情報共有ってやつの強みですよね。
まぁバッチリ共有がなされていればですけどね。
孤独でフリーランスが不安を解消する方法
ところがそれが独立した瞬間は自分一人ですから当然測定担当は自分しかいません。
打てる手数が限られています。
たくさん営業すれば、実戦の中で距離感は測れるのですが、打席が多くてもヒットが打てなければおいおい資金が尽きて終了します。
だから手あたり次第というわけにもいきません。
そんな中、孤独なフリーが世間との距離感をとれないことで生まれる不安…それを解消する方法についていくつか実践していること、やってみたいことを書いておきたいと思います。
ネットで発信をし続ける
新しいプランや切り口とかあの手この手のネタを考えてコーポレートサイトやブログで公開、FacebookやSNSで告知、ということをなるべく繰り返すようにしています。
いいねやシェアやページビューなどで測定をします。最もベストな反応は問い合わせです。
コストをかけずに具体的な内容で手数が打てるのと、リアルタイムに反応が得られるので重宝します。
チャットで専門のアドバイスが受けられるサービスをプランに加えてみたり
Excelセミナーを開催してみたり
ブログでも当然自分のカバーできる範囲内ではありますが、いろいろな切り口で記事を書いて反応を見ます。
今の段階では、エクセルVBAの開発周辺の反応が多いです。ありがたいことに、問い合わせもポツポツ頂けるようになりました。
この方法のいいところは、継続することで規模が大きくなっていくことですね。
しかし問い合わせがこんなにうれしいものとは…
皆さんも独立すればわかります。
凄い方々の本を読む、記事を読む
これはどちらかというとサービスの価値をストレートに測れるわけではないのですが、その根底にある考え方がズレていたり、穴が開いていないかを確認したり、または逆に”大丈夫!”と背中を後押ししてくれたりします。
先日こんな記事を見ました。
言わずと知れたクラウド会計freeeのCEO佐々木さんの記事なのですが、エンジニアでない人がコードを書いて起業をするなら「エクセルVBA」をやれとおっしゃっているんですね。
エクセルVBAがオススメな理由は
なぜエクセルVBAか
– あなたのPCにエクセルがインストールされていれば、開発環境のセットアップは不要。
– 解きたい課題がみつかりやすい。大学でも職場でも使う機会は多いはず。「よくやるこの作業をもうちょっと自動化す
るアイデア」はデスクワークを主にしている人手あれば結構たくさん出てきやすいのではないか。
– マクロ記録すごい。マクロ記録により、コードで表現したい動きをどのように書いたらいいのか簡単にわかるので学習コストが低い。
とのこと。
この点については、以下記事にもある通り、私も強く同じように感じていた…というよりは私自身がそうだったものですから、感動というか、安心というか、すごく自信をもらったのです。
この点について一般的な測定方法を繰り返す限り、多くの方々がエクセルについては
- これ以上上手にならなくていいや、時間ないし
- 嫌い、面倒、できれば触りたくない
- スキル高いとバレると重い仕事やらされる
などと思ってしまっているのではないかと、すごく不安になります。
世の中のほとんどがそう思っているかもしれませんし、半分くらいかもしれませんし…、その比率はわからないのですが、ゼロでないことは間違いありません。
そんな時に、きちんと成功されていて信頼できる方からお墨付きをもらうとすごく自信をもらうのです。
ネット経由での近くのそして多くの測定結果とともに、凄い方々からの遠くの特別な測定結果も合わせて手に入れることで、細かい反応に右往左往しなくて済むのかもしれません。
無理に売るな。
客の好むものも売るな。
客のためになるものを売れ。
― 松下幸之助
ということです。
まとめ
もちろん会社に所属していたとしても、会社の中ではこうだけど、世間ではこう…というのは知っておいて損はないですし、独立はもちろん転職などのときに、これらの方法は役に立つと思います。
あとはリアルな場に出て行ってプレゼンしたり、会話をしたり、というのは当然あるかと思いますが、ただいま絶賛実践中で成果のほどはこれから出てくるかもしれませんね。
成果が出たら記事にできればと思います。
それでは今日も一日、不安と戦いながらお仕事に励みたいと思います。