みなさん、こんにちは!
タカハシ(@ntakahashi0505)です。
さて、先日12/23に拙著「詳解! GoogleAppsScript完全入門 ~GoogleApps & G Suiteの最新プログラミングガイド~」が発売されたわけですが、そろそろ書店の在庫も確認でき始めましたので、新宿と池袋に書店回りに行ってきました。
ちょっと心配していたんです。
だって、「Google Apps Script」の棚なんて、見たことないじゃないですか。
いったい書店さん、どこに置くんだ?
そもそも並ぶのか?
ということで、恐る恐る確認をしてきたのです。
前作もそうだったんですが、半分楽しみ、半分怖い…そんな感じですね。
では、Google Apps Scriptの本がどのように書店に並んでいたのか、順を追ってご紹介しましょう。
新宿エリアの書店
紀伊國屋書店 新宿本店
紀伊國屋書店 新宿本店は私が一番好きな書店。
前著「ExcelVBAを実務で使い倒す技術」を真っ先に平積みしてくれたご恩は忘れません。
地下鉄から直結の紀伊国屋ビルで、4階がコンピュータ売り場。エレベーター降りて正面の棚の裏側にみんな大好きExcel棚があります。
Google Apps Script完全入門は…
ありました…!やったー、平積み!!
棚は「インフラ・Webサービス棚」でした。エレベーターから出ると左側の奥ですが、Pythonと人工知能に挟まれているので、そういう人は目にする場所かも知れません。
GCPがあるからココなのかな?まあ、仲間といえば仲間ではありますが…
ブックファースト新宿店
新宿の東口から西口に移動しました。
ブックファースト新宿店は、都庁のほうに進む通路の途中にあります。
あの独特のフォルムのビル「モード学園コクーンタワー」の地下ですね。
コンピュータは地下2階のGゾーンという、けっこうひっそりとしたエリア。私は好きです。
扉入って、右の壁伝いに歩くと、みんな大好きExcelエリアがあります。
余談ですが、紀伊國屋さんで見かけた本をブックファーストさんで買うという流れが定番になってて、紀伊國屋さんにちょっと申し訳ない気持ちです。今回も「Excelでわかるディープラーニング超入門」というあまりにも魅力的な本を買ってしまいました。
本書はというと…
面出し!ありがとうございます!
「プログラミングその他棚」ですね、隣りはKotlin…そしてXamarinってなんだ?属性は遠そうな感じです。
扉入ってまっすぐの通路の左側なので、通る人は多そう…期待します!
池袋エリアの書店
三省堂 池袋店
池袋に場所を移動しました。
まずは、西武百貨店の端っこにある書籍館が三省堂書店 池袋店です。
4階にコンピュータコーナーはあります。
三省堂さんは他の大型書店さんに比べると、コンピュータコーナ―は若干小さめで、Webの在庫も「×」だったので、ないかなと思ったのですが…
ありました!面出し!
「WordPress・JavaScript棚」ですね。
目線の高さですし、人通りもある、けっこういい場所かも。
ジュンク堂 池袋本店
三省堂を出て明治通りを渡ったところにドーンとあるのがジュンク堂 池袋本店です。
レジが1階に集中しているので、館内をぐるぐる回って一気に本を買いたいときには気持ちよく買えます。
コンピュータコーナ―は6階。かなり広くて充実のラインナップ、座れる椅子もたくさんあり、じっくり探すのにほんと良いです。
エレベーターを出て正面あたりにみんな大好きExcelコーナーがあります。
本書はというと…
「Webサービス棚」、こちらも面出し!
Web系のその他といった雰囲気です。ここも一通りは多そうですし、目線の位置なので、目には入りそうです。
旭屋書店 池袋店
今度は東口。東武百貨店の7階に移動。
けっこう広いのですが、一番奥に旭屋書店 池袋店があります。
旭屋書店は大きいですが1フロアですし、これまで紹介した書店さんの中で、もっとも街の書店に近い印象があります。
それだけ専門書は絞って置かれるということなので、そういう視点でチェックをしています。
コンピュータの棚も広くないですし、残念ながら見つからなかったんです。
ですが、検索用の端末で調べると「○」…ん?あるぞ?
もう一度見て回ったら、ありました。
「これから棚に並べるよワゴン」に乗ってました、5冊。ありがたい…。
どこに並ぶのか、楽しみではあります。
秋葉原エリア
書泉ブックタワー
これは、自ら足を運んだわけではないですが、書泉ブックタワーコンピュータ書売り場アカウントでツイートされていたので、ありがたくチェックをさせていただきます。
ちなみにコンピュータ売り場は3階です。
12/21新刊『詳解! Google Apps Script完全入門 ~Google Apps & G Suiteの最新プログラミングガイド~』秀和システム(978-4-7980-5376-9)高橋宣成 著◆「JavaScript」棚付近にて展開中!Google Apps Scriptの完全入門書。これ一冊だけで基礎から実践まで体系的にマスターできます! pic.twitter.com/D7J4p6BEXg
— 書泉ブックタワーコンピュータ書売り場 (@shosen_bt_pc) December 21, 2017
平積み…ありがたい…!
どうやら「JavaScript棚」ですね。まあ、GASはベースがJavaScriptですからね。
Google Apps Script本の書店の並び方
ということで、6店舗を見て回った限りでは、ありがたいことに平積み、または面出しをしていただいていました。
Amazonでも滑り出しは好調なので、その影響もあるのかも知れません。
しかし、これで一応、GAS本の注目度は発売直後でいうと高いということがわかりました。良かった。
それで、並ぶ棚でいうと
- インフラ・Webサービス:2票
- プログラミングその他:1票
- JavaScript:2票(うち1票はWordPressと共同)
- 不明:1票
と、割れました。
まあ、書店さんも悩みますよね。
言語でいうとJavaScriptではありますが、ターゲットでいうとそれよりも広くむしろ一般ビジネスマンも視野に入ります。
かといって、Excelの回りに置くにはあまりにも不自然。
結果的に、関連性はともかく置いてあっておかしくないエリアの、人目につきそうなところに置く…各店舗さん、こういう戦略なのかなと分析しています。
その視点で見ると、今回の表紙、すごく良いですよね!?
「Google Apps Script」というキーワードがバンと目に入ってきます。
今回も出版社さんの手腕を感じました。
今回のGAS本に課した裏ミッション
ですが、勝負はこれから。
まだ、書店では並んだ段階で、実際に売れるのかどうかはわかりません。
Amazonで売れるのもありがたいのですが、できれば書店で売れてほしいと思っています。
というのも、この本について、私なりの大きい裏目標があるんです。
それは、書店に「Google Apps Scriptコーナー」を作る、ということです。
棚の一段でも一部でもいいので、そこに行けばGASの本がある、という状態を作りたいです。
そのためには、書店で売れるという実績がないと、書店さんもそういう意識にはなりづらいじゃないですか。
というか、そもそも日本で販売中のGAS書籍(単行本)は本書を入れて3冊しかありません。
それじゃ棚作れません。
だから、その前に出版社さんをその気にさせないといけない。
本書が売れてくれれば、出版社さんがGAS本をいっぱい企画してくれて、ある程度の球が揃ったら、書店さんがGASコーナーを作ってくれて…そんな流れのきっかけになれればと思います。
まとめ
以上、Google Apps Scriptの本がどのように書店に並んでいるのか調べてきました。
結論として、各店さんとも平積み・面出ししてくださっていましたが、並べる棚は様々でした。
自分にできることは、こうして発信していくことのみですが、ぜひ書店で実績が出てくれて、たくさんの日本語の「良GAS本」が世に出てくれることを願っています。
GASがもっとメジャーになれば、多くの皆さんの生産性はきっと上がると思いますので。