GAS本を書き上げるのに、どれだけの文字数書いて何時間かけたのか


詳解!GoogleAppsScript完全入門の校正紙

12/29に「詳解! GoogleAppsScript完全入門 ~GoogleApps & G Suiteの最新プログラミングガイド~」が発売されることになりました。

前作ExcelVBAを実務で使い倒す技術のときも何文字書いて、何時間かけたかレポートしました。

ExcelVBA本を一冊書くには、どれだけの文字数と、どれだけの時間が必要だったか
書籍「ExcelVBAを実務で使い倒す技術」が発売されました。今日は発売記念ということで、本を一冊書くのに、どれだけの文字数を、どれだけの時間をかけて書いたのか、晒したいと思います。なかなか過酷です。

前作は292ページですが、今回はなんと約6割増の464ページ…!

しかも、今回は大型版です。

もちろん、なかなかのボリュームでした♪

それで、今回も

  • どれだけの文字数を
  • どれだけの時間を使って

書いたのか、ばっちり記録しております。

ということで、この記事では本書「詳解!GoogleAppsScript完全入門」を書き上げるのに、どれだけの文字数書いたのか、またどれだけの時間をかけたのか、ババンと晒したいと思います。

では、行ってみましょう!

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464ページの書籍を書くのに必要な文字数と時間

では、早速ですが以下の表をご覧ください。

時間 文字数 主な内容
5月 25:15 0 企画
6月 26:45 7066 企画、1~3章
7月 40:00 26266 1~3章
8月 70:45 46246 3~7章
9月 76:45 44094 7~11章
10月 81:09 46418 11~19章
11月 65:00 15379 18章、校正、その他原稿
12月 11:45 0 校正
合計 396:24 185469

ちなみに、時間数や文字数はカレンダーに記録をしていまして、以下の記事の方法で書き出して集計しています。

GASで仕事の生産性を測定して振り返るためのGoogleカレンダーの使い方
過去に何の仕事にどれだけ時間をかけてきたか、振り返ったことはありますか?Googleカレンダーを上手に記録しておくことで、これまでの仕事の生産性を測定するための貴重なデータになります。

こういうときに便利ですね。

かけた時間について

かけた時間はなんと396時間…!

営業日換算では、50日、つまり2.5カ月程度を本書にかけていたことになります。

特に10月は、動画の収録をしていたか、書いていた感じですね…汗。

前作は138,450文字を343時間でしたので、時間当たり403文字。

今回は時間あたり468文字…!

効率、上がっていますね~

今回はボツが少なかった(嬉)というのもありますが、前回の経験を生かしてPythonやWordマクロでツールを仕込んでいたので、それによる効果もあると思います。

それについては、別の記事で紹介しますね。

書いた文字数について

書籍に限らず、ブログ、寄稿などで文字を書きまくっていますので、もう物書きみたいになっていますが、本書は18.5万文字

今回は、採用された文字数でいうと、前作のほぼ倍くらいの文字数になると思います。

だいたいブログ記事の平均がが3000文字くらいですので、60記事ちょい分ですかね。

一般の人たちからするとびっくりする文字数かも知れませんが、毎日のようにブログ書いているブロガーさんレベルであれば、それほどびっくりする文字数じゃないかも知れません。

千里の道も一歩より、ですね。

これだけ時間をかけて思ったこと

執筆、仕事、ブログ…これらを全て合わせた労働時間ですが、5月から11月までの7カ月合計は1654時間でした。

ざっくり計算で

  • 1カ月あたり236時間
  • 1営業日あたり11.8時間

んー、引き続き今回も過労死ライン…超えちゃいましたw

が、前回は平均労働時間は12.3時間/日でしたので、少し緩和されていますね。

独立して少しでも余裕が出たら不労所得を考えよう!

ただ、リアルな話ですが、今回は前回に比べて経済的に若干の余裕がありました。

少しくらい仕事を減らしてもなんとかなる状況でしたので、体力的にハードなことには変わりませんが、その点を気にしなくていいのは本当に救いでした。

(おかげで体調を崩したりはしなかったです)

私は独立して2年ほどになりますが、書籍の執筆の機会がいただけて本当に良かったです。

というのも、書籍は出すまでがハードですが、書くことによって直接的に自分のスキルも跳ね上がりますし、きつい日々を乗り越えて出版さえしてしまえば、その後は自分の身体を動かさなくても、本たちが稼いでくれるからです。

イメージとしては、自分の分身の小人たちが、Amazonや書店で働いてくれている感じです。

まあ、一言でいえば「不労所得」ですね。

出版して余裕が出たからと言って、仕事量を減らす…というのも、なかなかできない性分というのもありますけどね。

というのも、やっぱりプログラムは実務で使ってナンボなので、ちゃんと自分でも手を動かして実務感をちゃんと味わえる毎日である必要はあると思うのです。

自分がGAS的に磨かれる

今回は入門書ということで、JavaScriptの基本と、G SuiteサービスとScriptサービスの一部を中心に構成しています。

なるべくGASの世界観とか、体系とか、作法とか、そういう柱の中心になる部分をはき違えないように、公式ドキュメントを調べに調べたり、サンプルプログラムを作りに作ったりするのですが、その作業ってすごく、自分がGAS的に磨かれる感じがするんですよね。

武道でいえば、基本の型をひたすらやっているような感じです。

もちろん、新しい知識も蓄えることができました。

不労所得も手にしつつ、スキルもアップする…こんな良い活動ないっすよ。

だから、つまり、VBAの本格入門書を書きたいっすね…。

書くというスキルを身に着けること

書くということは、好きじゃないとできないかも知れませんし、適正もあるかも知れません。

ただ、私もブログを始めたときは、1記事5時間、場合によっては8時間もかかっていた人間です。

そんな人間でも、たかだか2~3年頑張れば、本を出せるくらいになれます。

そんなたかだか2~3年の努力、人生100歳までの現代を考えると、ほんのわずかな努力ともいえるかなと思っております。

私もアラフォーですが、あと60年くらいあります。2~3年なんて、長い余生の数パーセントですよ。その2~3年で人生を変えるようなチャンスが何度もめぐってきます。

まあ今日、明日のことを考えるときついですが…また書きたいですね。

んー、引き続き勉強しなきゃですね。

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  6. Google Apps Scriptの本がどのように書店に並んでいるのか調べてきた
その他、本書に関する情報を随時更新していきますね。 どうぞお楽しみに!

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