業務委託契約書はサボっちゃダメ!そのよく知られた理由ともう一つの重要な理由

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契約の締結

みなさん、こんにちは!
実は契約書大好きタカハシ(@ntakahashi0505)です。

さて、ひとり社長やフリーランスにとって非常に重要な業務委託契約書の締結についてのお話です。

会社員であれば、自社の契約書は法務部門が準備をしてくださっているかも知れませんが、独立をしたら全て自分で用意をする必要が出てきます。

世の中には苦手意識を持ってらっしゃるひとり社長やフリーランスの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、かといってきちんと取り交わさないと、後で痛い目を見る可能性が高くなります。

この記事では、なぜ契約書を取り交わすのか、よく知られた一つの理由と、もう一つの重要な理由についてお伝えしたいと思います。

あ、ちなみに私はどちらかというと契約書の作業は好きです(2回目)。

契約書の目的は紛争の予防と早期解決

さて、ご存知の方もいるかも知れませんが、契約書が取り交わされていなかったとしても、口頭含めてその他の方法でお互いの合意がなされていれば法的に契約は成立をしています。

ではなぜ面倒な思いをして契約書を作成し、取り交わしをする必要があるのでしょうか?

その理由は紛争の予防、そして紛争が起きてしまった場合の早期解決です。

業務委託の内容や納期、報酬やその支払方法だけでなく、業務委託のやり取りの際に発生した機密情報や著作権の取り扱いなど、単純な業務委託と思っていても、本来取り決めるべき項目は多岐にわたります。

それら発生しうる紛争を事前に取り決めておくことで、お互いのリスクを最小限にした状態で業務委託を進めることができるようになります。

契約書が読めない…という方、ご安心下さい。今はそんな方々をサポートするサービスが多数あります。

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このようなサービスを利用しながら、少しずつ契約書についてのスキルも上げていけばOKと思います。

契約書のもう一つの重要な目的

前述の目的だけでも非常に重要な役割を担っていると言えるのですが、実はもう一つ重要な役割があると思うのです。

それはパートナーとして良い関係を持てるかどうかを確認するという目的です。

クライアントが偉いという風潮

本来、契約というものはどちらの立場も上下のないフラットなものだとは思うのですが、どうしても雰囲気としては「発注側が偉い」という風潮が否めません。

いくつか例を挙げますと

仕事を発注する立場とみられる人は、「最初から金の話は無粋」と考える人がいる

「ギャラがわからない」「無償」。フリーランスで仕事をする人のもとに舞い込む、そんな困った依頼に対応する方法を、元AV女優で、漫画「アラサーちゃん」の作者として知られる峰なゆかさんがツイートし、話題と...

Webサイト制作は「タダ」と対価を払わないクライアントたち。
(中略)
Web制作会社は24時間365日いつでも対応可能と思っている。
(中略)
取引中に起こったコミュニケーション上でのトラブルは全部、Web制作者側のせいにされる。(議事録やメールで証拠固めをしても、客だという理由で通用しないし、絶対に非を認めない)

弱小のWebデザイナーはクライアントの言いなりになるしか無い。色々と話し合って決めたデザインであっても最終的にクライアントの会社のお偉いさんが出てきてどんでん返しを食らわせるなんてことがよくある。

私は昨年、30歳で7年間従事していたWebデザイナーを辞めた。 今回はそのウェブデザイナーを辞めた理由について書いていく。 スポンサーリンク 技術的にやりたいことが無くなった 俺がWebデザイナーにな ...

…皆さん、苦労してますな~。

私もそこまではないにせよ、近い経験はありますね…。

このような状態はを避けるために、契約書のやり取りの段階を活用することをオススメします。

契約交渉から締結までよく観察をする

契約交渉からドラフト確認そして締結までの道のり、よく先方を観察してみてください。新規の取引先であればなおのことです。

皆さんのアピールや要望に対して、返事が来なかったり、ごまかして進めようとしたりするなら、先方はこの案件に関してまた皆さんとの契約による仕事に対して本気ではないかも知れませんし、不都合に感じているかも知れません。

または、社内の指示系統がうまく整備されておらず、担当者の裁量が極端に少ない可能性も考えられます。

そこで違和感を覚えるようなら、その仕事に着手しないほうが良いかも知れません。

またこの時点で主なコミュニケーション手段も確認をしておくのが良いと思います。

重要な内容は記録を残しやすいメールは基本として、頻繁に会話の可能性があるのであればビジネス用チャットサービスも平行して利用するという手もあります。

いずれにしても、どの方法を使っても返事が来ないとかうまくコミュニケーションが進まないなどといった場合は、実際の仕事上でもコミュニケーションに苦労する可能性があるので、慎重に契約を進めるべきかも知れません。

逆に対等に末永い付き合いを構築して、お互いの価値を高めあっていこうというパートナーシップ意識が高いクライアントは、契約書のやり取りにおいて

  • 契約書の作成に真摯に向き合う
  • 要望は明確
  • 対応のスピードが速い

という傾向が強いです。

契約の内容を堅苦しい文言で書面に落として、それぞれがその内容とにらめっこをして、要望を出しあって、最終的に合意してハンコをつく、というのはかなり面倒な作業です。

しかし、本気でその仕事で良い成果を上げたくて、そのためにお互いを必要としているのであれば、この段階から意識高く臨むものと思われます。

契約締結までのお互いの努力があってはじめてフェアで良い関係を持ってスタート地点に立てるというものです。

まとめ

契約書を締結する理由ですが

  • 紛争の予防、そして紛争が起きてしまった場合の早期解決
  • パートナーとして良い関係を持てるかどうかの確認

ということをお伝えしてきました。いずれもビジネスをする上で非常に重要…決して嫌だからとか面倒だからといってサボっていいようなものではありません。

仕事に着手をする前に、少なくともメールでのドラフト確認までは済ませておきたいものです。

また、繰り返しになりますが先方の本気度やコミュニケーションのしやすさなどを図る非常に重要なポイントとなりますので、契約交渉から締結までの間、きちんと先方を観察をしておくのが良いと思います。

ひとり社長やフリーランスにとって、一つ一つの案件の比率が多いものと思います。上手に契約をすることで、確実に一つ一つの案件を遂行していきたいものです。

この記事の情報がその際のお役に立てれば嬉しく思います。


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1976年こどもの日生まれ。東京板橋区在住。「ITで日本の『働く』の価値を上げる!」をテーマに、VBA&GASの開発、講師、コンサル、執筆本を中心に活動しています。→詳しいプロフィールはコチラ ★ご依頼・ご相談はお気軽にどうぞ!→お問い合わせはコチラ ★フォロー頂ければ嬉しいです。