
みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。
僕の小学3年生の息子が大人のITコミュニティ「ノンプロ研」に入ってみたシリーズ、その続編になります。
自ら立ち上げたRobloxの活動をする『ロブロ部』なんですけれども、それを立ち上げて初のイベントを開催しましたので、その様子をお送りしたいと思います。
大人と子供の立場がすっかり逆転する、ちょっと面白い学びの場が出来上がりましたので、その様子をぜひ読んでいただければと思います。
ということで、今回は「『好き』が最強のスキル。小3息子が大人を率いた『ロブロ部』イベント初開催レポート」です。
では、行ってみましょう!
これまでのおさらい:小3、ノンプロ研に入る

まず最初に、これまでの経緯を簡単におさらいしておきたいと思います。
僕の小3の息子が、この最近、ノンプロ研のイベントにたまたま何度か参加したんですね。大人の中に混じって参加しても大丈夫そうでしたし、何より本人が楽しそうだったんです。
それであれば教育にもすごく良さそうということで、「ノンプロ研に試しに入れてしまえ!」ということで、今お試しで入会しているというところなんですね。
そしたらですね、まずはノンプロ研のチュートリアル、Slackに入ったりとか、自己紹介をしたりとか、そういったものはもう難なくこなしちゃいまして。メンバーの皆さんにも温かく迎え入れていただきまして、本人も満足そうでした。
さらに、本人は今ゲーム「Roblox」にとても夢中ですので、それをみんなとやりたいということで、『ロブロ部』という部活動を立ち上げてしまったんですね。
Roblox、読者のあなたはご存知でしょうか。今ね、アルファ世代に大人気のゲームプラットフォームなんです。
息子の「部長」としての日々

そのRobloxをみんなでやる『ロブロ部』を立ち上げた息子なんですけれども、その後ですね、毎日ロブロ部のSlackチャンネルのメンバーが増えてないかなってチェックしたりとか、もしくは「ロブロ部作ったよ」っていう他のチャンネルでの宣伝投稿に、スタンプとか反応がないかなってチェックしたりとか、結構いじらしい感じでしたね。
「これ、何か投稿しないと何も始まらないよ」っていうふうに伝えていたところ、あるとき何の断りもなく、こんな投稿をしたんです。
「25日土曜日、2時から4時までやりたいと思います。やる人は手を挙げてください✋️」
いや、マジかと思いましたね。これは親としては付き合わねばならぬと思いまして、たまたま時間も空いてましたので予定をブロックしました。
他のメンバーの皆さんが参加してくれるのか、ドキドキしながら待っていたんですね。
そしたら、ありがたいことにノンプロ研ラジオの『ぷらっとふらっとノンプロ旅』でおなじみのwatakkieさんが手を挙げてくださったんです。
これでいよいよイベントが本格的に決定ということになりました。
イベント準備と「13歳の壁」

まず、準備をしなくてはいけないなと思ったんですね。
というのも、Robloxというゲームは、そのプラットフォームの中にいろんなたくさんの種類のゲームがあるんです。そのゲームをオンラインでつながっているフレンドと一緒にプレイができるという、そういった仕組みになっています。
一緒にプレイするので、相談したりとか情報共有するために、できれば声でやり取りをする必要があります。
そもそもRobloxにはボイスチャット機能があるんですけれども、これは13歳以上でないと使えないので、Robloxとは別に、声でやり取りができるコミュニケーション手段を用意する必要がありました。
最初はDiscordにしようと思っていたんですけれども、息子のアカウント登録をやってみようということで進めていたんですが、なんと、実はDiscordも13歳以上じゃないと使えないということに気づきまして、あえなく断念をしました。
そもそもZoomという手段もあったんですけれども、ゲームをやりながらだと思うとちょっと重いのかな、というイメージがあったので避けていたんです。けれども、今回はZoomでやろうということで、Zoomのお部屋を作って、それでやることにしました。
いざ開催!選んだゲームは「99日」

それでwatakkieさんにもZoomのURLを共有しつつ、いざ当日集まりました。
それぞれ自己紹介とチェックインをして、あとはRoblox内でフレンド申請をして一緒にプレイできるようにして、いよいよ始めようということでゲームスタートです。
Robloxの中でどのゲームをやろうかという話なんですけれども、息子と相談して、通称『99日』(99 Nights In The Forest)これをやろうということになりました。
これは何かというと、5人までのフレンドのチームで協力して、99日間森の中で生き残るというのが目的のゲームなんですね。
99日間、のんびり森の中で暮らせばいいじゃんと思うかもしれませんが、実はそうはいかないんです。
何日か経つと「略奪者」と呼ばれる人たちが、僕らの拠点となるエリアを攻めてくるんですね。
結構こいつらが強くて、きちんと準備をしないと攻撃されてあっという間にやられてしまうので、彼らが来るまでにいろいろ準備をしなければいけない。それをみんなと協力してやっていくというゲームなんです。
大苦戦!Robloxの洗礼

息子は何回もやっていて慣れているので、一人でジャンジャン森の中で冒険して、あちこち行って何かやっています。
一方、僕とwatakkieさんは最初はわけがわからないわけですね。
ひとまず息子からの情報によると、「斧で木を切り、焚き火に薪をくべる」。
それから「その辺にいるウサギを倒して肉をゲットできますので、それをまた焚き火で焼く」。これは食料になるわけですね。
そんな風に過ごしていたんですけれども、何日か後に例の略奪者がやってきまして、襲撃されるわけです。
……あえなくやられて二人は死亡と。
こんな感じで、我々大人はRobloxの、というか『99日』の洗礼を浴びたわけですね。いやぁ、むずいですね。
攻略の鍵は「宝箱」

よくよく息子(先輩)と話をすると、「宝箱をゲットするのが大事」というのがわかります。
宝箱は、実は一人が取ったら終わりではなくて、全員がそれぞれ宝箱を開けることができて、いいアイテムをゲットできるんですね。
槍とか銃とか強力な武器、それから鎧とか便利なアイテム、あとダイヤとか。そういったものをゲットできるので、それぞれ宝箱をゲットするのがマストということがわかりました。
こうして宝箱を開けて良いアイテムがゲットできると嬉しいですよね。ちょっと強くなったりします。
ただ、僕らはやっぱりまだRobloxは下手くそなんで、すぐに狼とか略奪者に立ち向かうとやられちゃうわけですね。
なにせ画面が3Dでぐるぐる回りますし、なかなかこちらの攻撃も当たらないんです。一方で向こうは攻撃力がなんだかんだ高いですし、しかも正確に追いかけてきますので、基本、我々大人は逃げ回るという戦略をとっておりました。
そんな感じでなんとか99日中の20日ぐらいですかね、生き残ったかなという感じです。
終えてみると、クエストボーナスをいくつかくらいまして、ダイヤをまたもらえたんですね。
このダイヤを使って「クラス」というものをゲットするんですけれども、これで少し能力が上がったりとか、最初からあるアイテムを持っていたりとかできますので、次回のプレイが少し有利になるんです。
なるほど、これで何度もチャレンジしたくなるのか、というふうに思いました。
まとめ:『好き』が最強のスキル

そんな感じでイベントの方はあっという間に終わったわけなんですが、息子は「楽しかった!」って大満足ですよね。
大人たちは大変だったんですけれども、このRoblox『99日』の戦略をしっかり叩き込むことと、あとは操作に慣れることが大事だなと。
そして、息子の方ですよね。
まずはRobloxの「先輩」として、いかに「後輩」(つまり大人たち)をサポートしながら育てていくかという、そういった学びを得られますよね。
あとは『ロブロ部』の「部長」として、このイベントを開催したりとか運営していくということ。次回はちょっと一方的に日程を決めるんじゃなくて、みんなの都合がいい日程を調整できるように、調整さんとかを使ってもらいたいなと思っています。
このように、息子が「好きなこと」で大人たちを引っ張っていく、そんな場ができました。
これは結構、息子にとっても、そして関わる我々大人にとっても、かなり面白い学びを得られるんじゃないかなと思ってまして、ワクワクしてますね。
また何か進捗、気づきなどありましたらお伝えできればと思いますので、楽しみにお待ちください。
以上、「『好き』が最強のスキル。小3息子が大人を率いた『ロブロ部』イベント初開催レポート」についてお伝えしました。
引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!
