めんどうな夏休みの宿題…楽しくちゃんとできるようにするためには?

めんどうな夏休みの宿題…楽しくちゃんとできるようにするためには?

みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。

夏休みも真っ只中ですね…暑い日々が続きますが、お身体など調子を崩されていませんか?

さて、夏休みといえば「宿題」。子どもたちは追われていることでしょうね…。

いやいや取り組んでいた記憶がありますが、今であれば「楽しくちゃんとできる」宿題を考えられそうな気がします。

ということで、今日は「めんどうな夏休みの宿題…楽しくちゃんとできるようにするためには?」をお伝えします。

では、行ってみましょう!

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夏休みの宿題、どんな内容でしたか?

夏休みの宿題…僕の場合は今から40年も前になりますが、思い出すのはこのような宿題です。

  • 算数ドリル
  • 漢字の書き取り
  • 自由研究
  • 読書感想文
  • 絵日記

…よくまあそんなにやってたなぁと思いますが、今でもこのような感じなのですかね?

みなさんの子供時代はいかがでしたか?

ちなみに、僕をご存知の方は「タカハシさんはコツコツ派だから夏休みの宿題困ってなかったでしょ」と思うかも知れないけど、実は、けっこうギリギリ派でした。

この点、とくに思い出深いのは絵日記です。

なかなか着手できずに、夏休み最終日8/31に1日分、始業式9/1の朝にもう1日分、超適当なことを書いて、先生に「ふざけないで書きましょう」と赤ペン入れられてた記憶があります。

日記…嫌いになっちゃいますよね。

夏休みの宿題、学習としてどうなの問題

さて、夏休みの宿題がちゃんとやれるかどうか、計画もってやるとか、やる気とか、生徒個人の資質によるものとされがちですが、本当にそうでしょうか?

やりたくなる内容になるよう工夫するとか、計画的に進めやすくなるしくみづくりとか、出題する先生の側でもできることあるのではなどと思います。

各宿題について、学習の環境づくりの観点でもっとうまいやり方はないのか眺めてみたいと思います。

算数ドリル

算数ドリルですが、僕はけっこうゲーム感覚で楽しめていた印象があります。クリアしていくのが楽しいので、わりと早めにこなしていたと思います。

僕の息子も小学校2年生ですが、算数ドリルは好きっぽくて、マインクラフトのさんすうドリルをわざわざ買ってきて取り組んでいます。

出題内容が、マイクラが題材になっているので親しみやすいですし、各ページをクリアすると「エメラルド」をもらえてコレクションできます。

こういう、ゲーム性を利用してモチベーションを高めるような仕掛けを「ゲーミフィケーション」といい、学習へ応用できるチャンスはいっぱい考えられます。

漢字書き取り

漢字書き取りは…残念ながら学習効果はとても低いと言わざるを得ません。

脳は大事な情報や使われる情報を長期的に記憶しようとする一方で、そうでない情報はどんどん捨て去るという仕組みになっています。

なので、ただただ意味づけが弱いまま同じ漢字をひたすら書き続けるのは、効果が弱いですし、苦痛でもありますよね。

たとえば、読書や作文などを通して、「この漢字どうやって書くのか」というきっかけに、辞書を調べてこうやって書くのかと知るというような関連付けがあると大事な情報、使われる情報になります

ですから、文章を書く課題に漢字の練習もくっつけるとよいですよね。たとえば、作文の課題のおまけレポートで「新たに知った好きな漢字」を発表するとかです。

自由研究

自由研究は、とてもいい課題ですよね。

自ら研究テーマを設定して、構成を考えて、研究し、アウトプットをする。まさに、夏休みこその課題としてふさわしいと思います。

理想でいえば、大人の偉い人が表彰するのではなくて、クラスで発表し合って、そこで子ども同士で議論し合うみたいな機会があればよりいいなと思います。

読書感想文

読書感想文、これは夏休み限定に限らず、習慣的に取り組むのがよいように思います。

読書をする習慣、それについての感想を書く習慣、これが苦も無く、むしろ楽しくできていれば、国語の力はどんどんついていくのではと思います。

ただ、そもそも文章の書き方をみんな知らないという問題はあって、夏休みの宿題でいきなり「読んで書いてこい」と言われて、うまく書けずに挫折感をたっぷり味わってしまう…という残念な結果になりがちです。

ですから、たとえば以下のようなフレームワークを用意してあげて、徐々に自由フレームで作文できるようにしてあげるとよいのではと思います。

  1. どうしてこの本を手に取ったのか?
  2. 印象に残ったポイントは?
  3. 自分にとってどうだったか?

絵日記

日記も、そもそも習慣的なものなので、夏休みだけ、しかも2日間だけ頑張るというのは、あまり本質的ではない気がします。

ただ、なかなか、子どもたちが自発的に習慣にするのは難しいですよね。

そこで、仲間の力を借りるという手があります。

たとえば、帰りの会に10分くらい時間をとって、みんなでもくもくタイムで1日を振り返り書き記し、それを発表し合うなどをすると、良い習慣になりそうと思います。

まとめ

以上、「めんどうな夏休みの宿題…楽しくちゃんとできるようにするためには?」をお伝えしました。

学習効果やモチベーションというのは、個人が頑張るものと考えがちですが、仕組みや環境を整えることでできることもたくさんあります。

めんどうに思える学習活動も、楽しくちゃんとできるようにするための工夫はいろいろと考えられると思いますので、ぜひみんなで考えてみましょう。

引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!

この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!

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