福岡大学ベンチャー起業論の結束会レポート~いよいよプロジェクト本格始動!

福岡大学ベンチャー起業論の結束会レポート~いよいよプロジェクト本格始動!

みなさん、こんにちは! タカハシ(@ntakahashi0505)です。

福岡大学の「ベンチャー起業論」で、今年からメンターとしてお手伝いさせていただくことになりました!

いよいよプロジェクト本格スタート!ということで、先日行われた結束会の様子をレポートしたいと思います!

ということで、今回は「福岡大学ベンチャー起業論の結束会レポート~いよいよプロジェクト本格始動!」です。

では、行ってみましょう!

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福岡大学の名物授業「ベンチャー起業論」とは?

今年から福岡大学の「ベンチャー起業論」という授業で、メンター兼Slackプロジェクトアドバイザーとして参加させていただいています。

このベンチャー起業論、福岡大学の名物授業でして、ただ座って講義を聞くだけじゃない、実践型のプロジェクトが中心となる授業です。

100人もの学生さんが10のプロジェクトグループに分かれて、それぞれ実際の企業さんとタッグを組みます。そして、社会課題に対する新しい事業を考え、企画し、実際に動かしてみる。

その成果は、10月と12月に行われるビジネスコンテストで発表されるという、なんともエキサイティングな内容。

僕の役割は「メンター」。といっても、偉そうに何かを教えるというよりは、学生さんたちの相談役ですね。さまざまな分野で実際に仕事をしている16名の実務家がメンターとして参加し、各プロジェクトに1~2名ずつついて、学生さんたちのチャレンジをサポートします。

ドキドキの担当プロジェクト発表!運命の結束会レポート

先日、そのベンチャー起業論の「結束会」、いわゆるキックオフミーティングが開催されましたので、その時の熱気あふれる様子を皆さんにもお伝えしたいと思います!

実は、メンターとして参加することは決まっていたものの、この結束会の直前まで、僕がどのプロジェクトを担当するのかは決まっていなかったのです。

というのも、4月に授業はスタートしていたものの、まずは学生さんたちが自分たちでプロジェクトグループを立ち上げ、その後、それぞれのプロジェクトごとに組みたい企業さんを選んでマッチング。

そしてようやく、我々メンターがどのグループの応援団になるかが決まる…という流れだったんですね。いやぁ、ドキドキでしたね。

ですから、この結束会で初めて、プロジェクトのメンバーである学生さんたち、タッグを組む企業さん、そして僕たちメンターの顔ぶれが明らかになったわけです。

前半戦:学生と企業の熱き決意表明プレゼンテーション!

結束会の前半は、10のプロジェクトグループの学生さんたちと、協力企業のみなさんによる決意表明のプレゼンテーションでした。

各プロジェクトのリーダーや副リーダーが、プロジェクトにかける熱い意気込みと共に、タッグを組む企業さんの紹介をしていくのですが、みなさんしっかりしてましたし、何より楽しそうだったのが印象的でした。

参加されている企業さんも、人材、小売、外食、農業機器メーカー、エネルギー関連など、本当に多種多様。世の中にはこんなにも面白い会社がたくさんあるんだなと、改めて感じさせられました。

僕が活動の拠点としている、ここ糸島関連でいうと「株式会社SEED ホールディングス」さまが興味深かったです。

「よかまちみらいプロジェクト」という、糸島を舞台にMaaS(Mobility as a Service:マース、と読みます。さまざまな交通手段をつなぎ、スマートで便利にしようという感じの取り組み)事業にチャレンジする産官学連携プロジェクトを推進されているそうで、これは個人的にも非常に興味津々!間近でその取り組みを見られるのは、本当に嬉しい限りです。

それにしても、学生さんたち、みんな本当にしっかりしていて、当たり前のように堂々とプレゼンテーションをしているんですよね。

僕が主宰しているノンプログラマー向けITコミュニティ「ノンプロ研」でも、プレゼン経験がほとんどないという大人の方も少なくないのですが、それを見ると「いやいや、僕たち大人も負けてられないぞ!」と、なんだか背中を押されるような気持ちになりました。

後半戦:いよいよ始動…HASHIGOプロジェクト!

さて、決意表明プレゼンが終わった後半は、各プロジェクトに分かれての交流会と、企業さんへのヒアリングタイムです。

僕が担当させていただくことになったのは「HASHIGOプロジェクト」というグループです!メンバーはなんと13名。3年生、4年生が中心ということもあり、プロジェクトの中では比較的、経験豊富なメンバーが多い印象です。中には、過去のビジネスコンテストで優勝経験のある学生さんもおり…これは頼もしい限り!

どんな化学反応が起こるのか、今からワクワクが止まりません。

タッグを組むのは「アトモスダイニング株式会社」さま!福岡の食を世界へ

そして、HASHIGOプロジェクトがタッグを組ませていただく企業さまは、「アトモスダイニング株式会社」さまです!

ホーム | アトモスダイニング

福岡の美味しいものを世界へ」という熱い想いを掲げ、福岡市内はもちろん、なんと海外にも飲食店を展開されている会社さんです。

直営店だけでも31店舗、さらに飲食経営者さんの独立支援もされていて、それらの店舗も合わせると、約70店舗ものお店に関わっていらっしゃるのだとか。

福岡の食、そしてお酒が大好きな僕としては、うれしいグループに入れてもらえました!

質問の嵐!学生たちが斬り込む企業のリアル

アトモスダイニングの吉原社長にお越しいただき、約1時間ほど、学生さんたちからの質問に答えていただくという、非常に濃密な時間となりました。

「現在の最大の課題は何ですか?」

「目標設定はどのように行っていますか?」

「飲食経営者の独立支援とは、具体的にどのようなビジネスモデルなのですか?」

「海外展開されている理由は何でしょう?」

「飲食店以外にも、パン屋さんやスポーツジムも経営されているそうですが、それはなぜですか?」

「採用や人材教育で工夫されていることはありますか?」

「デジタル技術やAIはどのように活用されていますか?」

「広告戦略について教えてください!」

などなど、学生さんたちからは、本当にたくさんの、そして鋭い質問が次々と飛び出しました。

まさに質問の嵐!でも、これって素晴らしいことですよね。まさに「質問は正義」。

そして、吉原社長も、それらの質問ひとつひとつに、丁寧にかつユーモアを交えながら、どんどん答えていらっしゃったのが印象的です。

人を大切にする経営とは?アトモスダイニング株式会社の哲学に感動

僕自身、外食産業にはお客として日頃から大変お世話になっていますが、経営の裏側をここまで詳しく知る機会はなかなかありません。そんな中、アトモスダイニングさんの取り組みで、僕が「これは素晴らしいな!」と心から感銘を受けたのは、「人」を大切にされているという点です。

実際、「人」というキーワードは何度もお話の中で使われてました。

吉原社長がおっしゃるには、外食産業のいいところは、お客様も従業員も目の前にいて、リアルなコミュニケーションが取れることだと。確かにそうですよね。美味しい料理と共に、そこには温かい人の繋がりがあるからこそ、素敵な時間が生まれるのだと思います。

一方で、飲食業界の採用は決して楽ではなく、お仕事も体力的にきつい面がある、というのも正直なところだそうです。

だからこそ、アトモスダイニングさんでは、従業員の皆さんの心身のメンテナンスのためにスポーツジムも経営されているとのこと。

さらに、年に一度、社員さんからアルバイトさんまで、総勢350人ほどで能古島へバーベキューに出かけるという、なんとも楽しそうな恒例行事もあるそうです。

いやぁ、これは従業員の皆さんも嬉しいでしょうし、絆も深まりますね。「顔が見える距離感がいい」とおっしゃられてました。

そんなお話を伺っているうちに、僕のお腹はすっかりグーグーと準備万端に…近いうちにアトモスさんのお店に食べに行かなくては!

さて、アトモスダイニングさんは、このベンチャー起業論にもう何年も継続して参加されている常連さんだそうで、吉原社長が「昨年はね、みんな二十歳未満のメンバーだったんだけど、今年は飲めるメンバーが多いから嬉しいんだよね!」なんて、お茶目な一面も見せてくださっていました。

まとめ: 次なるステップへ!プロジェクトの今後に期待

これから、このHASHIGOプロジェクトの学生さんたち、そしてアトモスダイニングの皆さんと、どんな活動が展開されていくのか、本当に楽しみでなりません。

僕もメンターとして、彼らの挑戦を全力でサポートしていきたいと思っています。

ちなみに、次なるマイルストーンは、6月24日に行われる第一回目の中間発表。

それに向けて、プロジェクトがいよいよ本格的に動き出します。僕も、学生さんたちの柔軟な発想やエネルギーから、たくさんの刺激をもらえそうで、今からワクワクしています!

また進捗がありましたら、こちらでご報告させていただきますね。どうぞお楽しみに!

以上、「福岡大学ベンチャー起業論の結束会レポート~いよいよプロジェクト本格始動!」についてお伝えしました。

引き続き、みなさんがいきいきと学び・働くためのヒントをお届けしていきます。次回をお楽しみに!

この話を耳から聴きたい方はこちらからどうぞ!

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