みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、1日10分!ITマスター塾 #7: 爆速でWindowsのシャットダウン・再起動をするです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
1日10分ITマスター塾
1日10分ITマスター塾の第7回目です。
こちらは、ITの超初心者の皆さんに向けて、たった10分でお役立ちITスキルを1つ身につけていただくことができるシリーズとなっています。
今日は、Windowsのシャットダウンと再起動を爆速で行うテクニック紹介していきたいと思います。
今回のテクニックはアクセスキーと呼ばれるものを使いますので、それについて先に紹介をしておきます。
アクセスキーとは
WindowsやWindowsアプリケーションで、キーボードを用いてメニューやUIを操作するキー操作のことをアクセスキーと言います。
ちょっとめんどくさそうって思われるかもしれないんですけど、全然簡単なので大丈夫です。安心していただければと思います。
たとえば、皆さんよく使われるExcelとかWordなんですが、Altキーを押すのがそのスタートの合図となります。
Altキーは「Alt」と書かれているキーです。
試しにExcelとかWordを開いている時に押していただきたいんですが、Altキーを押すと、上の部分のリボンやメニュー、その辺りあちこちに、アルファベットとか番号が表示されるようになると思います。
たとえばファイルのところにはFというアルファベット、ホームにはHというアルファベット、こんな感じで表示されるはずなんです。
そのアルファベットが表示されている時にその対応するキーを押すと、そこをマウスでクリックしたのと同じ操作になります。
これを、アクセスキーといいます。
アクセスキーの使い方
なので、たとえばExcelでファイルの操作をしたい時には、普通であればマウス操作をして、リボンのファイルタブのところにマウスカーソル持っていってクリックをするわけなんですが、キーボード操作でそれを一瞬で行うことができるわけです。
どういう風にやるかと言うと、
- まずはAltキーをポンと1回押す。画面のあちこちにアクセスキーが表示される
- たとえばファイルの操作をしたいのであれば、Fのキーを押すとファイルの画面に切り替わる
こんな感じで、キーボード操作だけでリボンなどのUI操作ができるということになります。これ、本当にキーボードだけで操作しますので、かなりスピーディにいろんなことができるようになります。
かつ、使えるアクセスキーというのは、Altキーを押した後に画面上に表示されますので、どの部分がどのキーに対応しているかみたいなことを覚える必要はないんです。
非常に便利なんですが、みなさんあまり使ってないようなので、ぜひここで覚えていただければと思います。
ショートカットキーとは別物のアクセスキー
ちなみにこのアクセスキー、1日10分ITマスター塾のシリーズでいつもお伝えしているショートカットキーとは似ていますが異なるものになります。
アクセスキーというのは、メニューやリボンなどの画面操作をキーボードで行っていくものです。
しかも、そのキー操作は、いっぺんに2つを押すみたいなことはあまりなくて、1つずつキーを押していくことで、操作を進めていくのが基本になります。
一方で、ショートカットキーというのは、CtrlキーやAltキーと別のキーを組み合わせて、同時に押して何らかの操作を実行するというものです。
しかも、ショートカットキーで実現できるのは、画面上の操作だけではなくて、コピーや選択、その他色々なことを実現することができます。
その点で、アクセスキーとショートカットキーは別物になりますので、この点も抑えておいていただければと思います。
シャットダウンと再起動をアクセスキーで操作する
アクセスキーでシステムメニューを表示する
では、アクセススキーとは何かをつかんでいただいたところで、今日の本丸です。
シャットダウンと再起動をWindowsで爆速にやる方法についてお伝えしていきます。これには、Windowsのシステムメニューというのを使います。
システムメニューというのは、ショートカットキーで言うと、ウインドウズキーとXのキーを押すことで登場する、Windowsのシステムに関連するいろんな機能が出るメニューのことです。
僕は、左手の親指でWindowsキーを押して、人差し指をちょっと伸ばしてXのキーを押す、こんな感じでこのショートカットキーを使っています。
このショートカットキー使っていただくと、タスクバーのスタートアイコンあたりから、にゅっとメニューが表示されます。これがシステムメニューになります。
アクセスキーを使って操作する方法
表示されたシステムメニューをご覧いただくと、インストールされているアプリとかタスクマネージャーなど、色々とシステム関連のメニューが並んでいまして、今回の目的の「シャットダウンまたはサインアウト」も、下の方に表示されているんじゃないかと思います。
何も知らないと、このシステムメニューを表示した後に、マウスで「シャットダウンまたはサインアウト」のメニューを選んでクリックしたくなるんですが、このシステムメニューも、アクセスキーを使ってキーボードだけで操作をしていくことができます。
キー操作として見るべきところは、メニューの各項目の最後に表示されている括弧内の下線付きアルファベットです。
たとえば、システムメニューを開いて1番上にある「インストールされているアプリ」というメニューには、括弧の中にPというアルファベットが下線付きで表示されています。
このアルファベットがこのメニューを操作したい時のアクセスキーを表していますので、メニューを開いている時にPのキーを押すと、それだけでインストールされているアプリのダイアログ画面が開きます。
つまり、この操作を、システムメニューを開くところからキーボード操作で全部やろうとすると、Windowsキー+ Xキー、その後にPのキーとなります。
これで、先ほどの「イストールされているアプリ」のダイアログ画面が開くので、爆速でここにたどり着くことができるということなんです。
シャットダウンと再起動をWindowsで爆速にやる方法
これと同じノリで、シャットダウンと再起動を行うことができますよということなんです。
この2つのメニューなんですが、システムメニューの中で言うと、「シャットダウンまたはサインアウト」というところになります。アクセスキーはUに対応しています。
なので、システムメニューを開いたら、まずUのキーを押します。この操作に関しては、その後サブメニューも開くことになります。
なので、そのサブメニューの中の対応する項目のアクセスキーをもう1回押してあげる必要があるんです。
サブメニューの中で、「シャットダウン」に対応するアクセスキーがUのキー、そして、「再起動」がRのキーになります。
1番最初のシステムメニューを開くところから、キーボード操作をおさらいしてみると、
シャットダウンをしたい場合は
- Windowsキー+ Xキーでメニューを開く
- その後、アクセスキーU、もう1回アクセスキーU
これで、シャットダウンすることができます。
再起動したい場合には、
- Windowsキー+ Xキーでメニューを開く
- その後アクセスキーUそしてR
これで再起動をすることができるということです。
もう慣れると0.何秒でこれらの操作できるようになりますので、ぜひご活用いただければと思います。
今日は、Windowsでシャットダウン・再起動を爆速で行うテクニックということで、アクセスキーとその仕組みとともにお伝えしました。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「1日10分!ITマスター塾 #7: 爆速でWindowsのシャットダウン・再起動をする」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。