成長はずっとできるし、そのやり方もあるので大丈夫

成長はずっとできるし、そのやり方もあるので大丈夫

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、成長はずっとできるし、そのやり方もあるので大丈夫です。

Voicy - 音声プラットフォーム
Voicyは、厳選されたコンテンツを"ながら聴き"できる音声の総合プラットフォームです。応募通過率5%の審査を経たパーソナリティの声を中心に、メディアによるニュースや企業の人柄までも伝わるオウンドメディアなど、あらゆる音声放送が楽しめます。

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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成長はずっとできるのか

今日のトークテーマは、成長はずっとできるのかというテーマになります。

少なくない皆さんは、若い時でないと能力は伸びない、成長はしない。こんなふうに思っていらっしゃると思うんです。

年を取ると物覚えも悪くなってしまいますし、新しいことはなかなかチャレンジできない。そんなふうに思ってしまうということはあると思います。

しかし一方で、もう人生100年時代などといわれてまして、これからの時代で言うと70歳。場合によってはもっともっと長く働く。そんな時代がやってくるかもしれません。

そんな時代がやってきた時に、伸びない、成長したい。そういった期間が長くなってしまうわけなので、本当にそれで大丈夫なんだろうか。

そんな心配を覚える方もいるかもしれないなと思います。ただ、そこは心配しすぎなくていいかなと思うんです。

人の知能は若い時でないと伸びないとは言えない

というのも、人の知能という視点で考えた場合、必ずしも若い時でないと伸びないとはいえないということが分かっているんです。

知能といってもいろんな側面があるんですが、人の知能には2種類あるといわれています。

流動性知能

1つは、流動性知能と呼ばれるものです。流れて動くの方の流動性です。

この知能というのは、計算とか暗記、集中、IQ、この辺りに関連するものといわれています。

よく学習して能力を上げるというのと、この辺りの知能を伸ばすというイメージを持たれている方が多いんじゃないかなと思います。

この流動性知能は、20代をピークに、その後、下降する傾向があるといわれています。

なので、年を取るにつれて、新しいこと覚えづらくなるというのは、この流動性知能が下降していく。この説と合致しているといってもいいのかなと思います。

結晶性知能

ただ、知能、もう1つ種類があるよといわれています。何かというと、結晶性知能と呼ばれるものです。

雪の結晶の結晶です。

こちらの知能は、知識とか知恵、あとは経験とか判断、こういったものを司る知能といわれています。

こちらの結晶性知能に関しては、年齢増加とともに上昇し続ける傾向がある。このようにいわれているんです。

僕らはどうしても学生の時の勉強、記憶するものとか、計算するもの。これが多かったので、知能といえば、流動性知能のことをイメージしがちというところがあります。

加齢とともに流動性知能は下降し結晶性知能は上昇する

確かに、流動性知能は、年齢とともに加工する傾向があるですが、一方で、上昇し続ける結晶性知能があるです。なので、得意な分野が変わっていくだけということになります。

加齢=衰退、このイメージを捨ていることが大事なんじゃないかなということなんです。

僕の観測範囲でも、例えばプログラミングとか新たなことにチャレンジする。そういったシニアの方もたくさんいらっしゃるんです。

正しいことを覚えるというのは若い人に比べて苦労するかもしれないんですが、ただ、それら皆さんには過去の経験とか蓄積された知恵、これがあります。

それに照らし合わせてうまくやっていく。

そういうことに目を向けていくのであれば、年齢を重ねたからこその力をちゃんと発揮できるということなんです。

結晶性知能を上げる方法

経験から学ぶ

さて、その結晶性知能、ある程度の年を重ねていくと、そちらの方を上げていく。そういったことを意識する必要があるんですが、どのようにすればそこを磨いていくことができるかという話があります。

先ほど、結晶性知能が司るのが知識、知恵、経験、判断、そのようにお伝えしたですが、そのように考えると、経験、これをちゃんと積み重ねて、そしてそこをトリガーに自らを成長していく。

そこが大事ということがわかります。

なぜなら、十分な経験を積み重ねていないのであれば、それをうまく活用した判断をしていく、そういった能力が発揮できないからなんです。

デイビッド・A・コルブ氏が提案した経験学習

経験から学ぶということを考えた場合、アメリカの教育理論家デイビッド・A・コルブ氏が提案した経験学習が有名なものとしてあります。

経験学習とは、4つのステップをぐるぐる回すことで学習をしていく。そのようなフレームワークになっています。

経験→内省→概念化→実践のステップ

4つのステップとは、経験→内省→概念化→実践このようなステップになっています。

つまり、まず何事も経験をしていく。そして内省でそれを振り返ります。

さらに、次の概念化というのは、その経験から学んだことが別の時に応用できるか、再現性があるか、そういったことを考えて抽出する。

そんなステップになります。

次が実践ということで、内省や概念化、この結果を基に試して実践するということです。そして、それがまた経験になりますので、内省して概念化して実践してと、こういったサイクルを繰り返していきます。

結晶性知能は経験学習がすごく参考になる

僕たちが若い時にやってきた学習というのは、計算とか暗記、これを中心的に据えたものでした。つまり、流動性知能を鍛えるための学び方だったわけです。

しかし、結晶性知能、こちらを鍛えるのであれば、この経験学習がすごく参考になるんじゃないかなと思います。

概念化みたいなこと言うとちょっと難しいかなという印象があるかもしれないんです。ただ、そこまで厳密にやる必要ないかなと思っていて、ちゃんと自分がやったこと、経験したことを振り返るというのがまず1つです。

そして、振り返って考えた結果、次に何か新しいことを試すということです。

結晶性知能を伸ばすなら新しい試みをためしていく

過去の経験、特に成功体験を重視しすぎると、今までと同じ方法ばかりを繰り返してしまいます。

経験、学習のサイクル、この視点で考えた場合、そのやり方だと新たな学び、学習がなくなってしまいます。

結晶性知能、これを伸ばしていくのであれば、むしろ新しい試み、これをどんどん試す必要が出てきます。したがって、むしろ若くない人ほど新しい取り組みにチャレンジをした方がいいです。

成長し続けるのであれば、こういったことがいえるんじゃないかなと思います。

おすすめは発信をする

具体的に何をすればいいかという話なんですが、おすすめなのは発信をすることです。

特におすすめなのが、ブログやnoteなどのストック型の発信になります。

やはり今まで書いたことと全く同じような内容をストック型で投稿するというのは少し気が引けますので、新しいことに目が向きやすくなる。新しいチャレンジをしやすくなる。こういったスタンスを保ちやすいわけです。

さらに、今までのことを思い出して書く。

その行為自体が内省になったりとか、概念化になったりとか、そういった機会に繋がりやすいということも言えます。

ブログやnoteの発信以外にも、経験学習的に学ぶ方法はいくつもあるかなと思うんですが、どうしていいかわかんない方は、1つの選択肢として検討してみていただければと思います。

成長はずっとできる

今日は、成長はずっとできるのか。このテーマについて話をさせていただきました。

結論から言うと、成長はずっとできます。

ただ、年齢を重ねる上で、その得意な分野は変わっていきますので、別のやり方で成長していく必要がありますよということなんです。

どこかのタイミングでピタッと能力が止まってしまう。そういったことになりませんので、自信を持っていきましょう。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「成長はずっとできるし、そのやり方もあるので大丈夫」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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