糸島にはギブが伝染するコミュニティがあった


糸島にはギブが伝染するコミュニティがあった

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、糸島にはギブが伝染するコミュニティがあったです。

#187 糸島にはギブが伝染するコミュニティがあった | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「タカハシノリアキ」の「#187 糸島にはギブが伝染するコミュニティがあった(2022年12月11日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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地域のコミュニティ

今日は糸島会のコミュニティの話しです。僕は4月に東京から福岡県糸島市に移住してきました。

東京などの都会でいうと、地域のコミュニティというのはほぼほぼ無きものになりつつあって、お隣近所も挨拶くらいはするけどコミュニティといえるほど目的意識のある人の集まりは、あんまり存在していないことが多いんじゃないでしょうか。

マンションの組合とか昔ながらの地域とか、一部ではあるかもしれないですが、実際ぼくも20代から何箇所かに住んでいますけど、地域でのコミュニティに所属することはほとんど無かったです。

一方地方でいうと、地元の共同体というのは根強く残っていると聞きます。

どこに誰が住んでいるとか、どんな職業についているか、成功したとか失敗したとか。恋人ができたらすぐ地域のみんなにバレちゃうわけです。

お互い助け合ったりなにか融通し合ったり、協力しあって生きていくわけですね。

ただ、新しいことをするはみ出し者やよそ者に対しては排他的で、手厳しい対応をしたり、面倒なこともあるなというイメージもあります。

糸島の独特の地域コミュニティ

糸島に移住して8ヶ月ほど経つんですが、そのどちらでもない感じがしています。というか、それは確信に近いんです。

糸島には移住されてくる方も多く、そういう方々があちこちの分野で活躍されています。

飲食店を開いたり、商店街でイベントを開催したり、新しい取り組みが次々と起こっていて、ものすごく活発な印象があります。

僕の観測範囲内だと、まず、息子が通う保育園とか小学生・幼児の教育にかかわる人たちのコミュニティがあって、みなさん非常に活動的なんです。

もうひとつ、筑前前原商店街を中心にしたコミュニティがあります。

「みんなの」というコミュニティスペースがあったり、顔が見える本屋さんがあったり。僕が一時期お世話になっていたシェアオフィス「糸島よかとこラボ」とか、色々集まれる場所があるんです。

いずれも集まる場として機能していて、そういったところを中心にしてできているコミュニティがあるなという風に思います。

それ以外にも飲食店経営されているみなさん同士とか、趣味のサークルを中心にしたものとか、さまざまなコミュニティがあるように思います。人によっては複数に参加しているので、それぞれがゆるく接続されているというイメージです。

糸島のコミュニティを知るイベントに行きました

先日、それらコミュニティについてよく知ることができた機会がありました。

コミュニティスペース「みんなの」で定期的に「みんなの創業」というイベントが行われています。こちらは糸島で創業されているみなさんの話を聴くというシリーズのイベントになります。

前から参加したかったんですがなかなか予定が合わなくて行けてなくて、今回は運良く参加できました。

今回はクラフト、つまり工芸で創業されている方々がテーマだったんです。

具体的には家具や雑貨などの木工製品づくりをされているDOUBLE=DOUBLE FURNITURE 酒井さんと、ガラス工房タビノキセキのひろつさんのお二人がゲストだったんです。

これまでの人生で工芸で生計を立てられている人に出会ったことがなかったので、たいへん興味深かったんです。

開業準備にどういったものが必要なのか、どうやってマーケティングしていくのか、SNSで発信することの重要性とか、どういう想いで活動されているのかなどなどとても学びが多いイベントになりました。

その中で、最も大きな学びだったのが、糸島のコミュニティについてなんです。

お二人とも創業したてのときに、すでに糸島で活動されていたクラフトの先輩たちが助けてくれたという話をされていたんです。

開業準備について教えてくれたりとか、展示会に誘ってくれたり、人を紹介して繋いでくれたりとか。そんなことがあったそうです。

お二人が特にお願いしたわけではないらしいのですが、見ていてくれて助けてくれたと。

そしてお二人も、あとから糸島に来て創業しようと頑張っている人たちがいたら還元したい、ともおっしゃっていました。

伝染するギブ

普通新しい人が入ってきたら、旧来のコミュニティのイメージであれば排除するんじゃないかなと思うんです。それが全く逆で、むしろウェルカムで手助けしてくれるような方々がもともといらっしゃったというんですね。それで創業の時に助かったと。そのおかげで今成功されているというお話しでした。

これなんですが僕が運営している学習コミュニティ「ノンプロ研」と同じだなと思ったんです。

人のつながりって、感情とかギブの精神とかそういったものが伝染するといわれています。友達の友達にもポジティブの感情とかギブの精神が伝染していくんです。

コミュニティでいうとある程度の塊になっているN対Nのネットワークになっているので、ギブの精神を誰かが発揮したとすると、それがどんどん伝染していって増幅するという性質があるんです。

ギブを増幅するコミュニティの存在

コミュニティはギブを増幅する装置ともいえると思います。

ノンプロ研でいうと、みなさんプログラミングとかITを学ぶために入ってくるんですが、「教えることは二度学ぶこと」なので、教えることで自分にもメリットが大きいし、幸せになっていくことに気づくんです。結果的にギブしていくようになります。それによってほかの人も恩恵にあずかることができるし、ギブする方も幸せを感じるわけです。

例えばノンプロ研を見ていると、コミュニティってギブが伝染していくんだなと思うわけです。それが糸島に来て、リアルの世界に存在しているというのを目の当たりにしました。

これまで地域コミュニティにほぼ参加したことがないし、なんとなく良くないイメージばかり持っていたので、この発見はものすごいうれしい発見になりました。

このような地域が全国で増えていったら、もっともっと幸せになっていくと思うんです。

糸島のケースで言うと、どうしてこのようなコミュニティが出来上がる様になったのか?ギブがきちんと伝わるようなコミュニティがなぜできているのか。そしてその作り方や形成には再現性はあるのか?みたいなところが非常に気になるところです。

これについては、糸島でいろいろな活動に参加していきながら探究していきたいなと思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「糸島にはギブが伝染するコミュニティがあった」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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