デジタル庁のサイトがやばすぎるwww

デジタル庁のサイトがやばすぎるwww

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、デジタル庁のサイトがやばすぎるwwwです。

#374 デジタル庁のサイトがやばすぎるwww | タカハシノリアキ「『働く』の価値を上げるスキルアップラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
デジタル庁のサイトやばすぎるwww→デジタル庁→デジタル庁のサイトはいつからや…

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

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Qiitaの記事「デジタル庁のサイトやばすぎるwww」

今日はですね、#気になるニュース ということで、あるQiitaの記事を紹介したいなと思っています。

どんなタイトルかというと、「デジタル庁のサイトやばすぎるwww」という記事になります。

デジタル庁のサイトやばすぎるwww - Qiita
はじめにみなさん、デジタル庁のサイトはご覧になったことはありますか?今話題のデジタル庁です。こちらが2023年6月現在のデジタル庁のサイトで…

こちらはTwitterでバズっていて、トレンド入りもしていまして、デジタル庁の河野太郎大臣や宮坂東京副都知事などもリツイートしていたんですね。

今日は、デジタル庁のサイトがどうやばいのかという話と、それについて僕がどう思ったかというのをお話しできればなと思っています。

まず、デジタル庁のサイトをチャプターにリンクを貼っておきますのでご覧いただきたいんですけど、アクセスしていただくとものすごいシンプルであることが分かるんじゃないかなと思います。

404|デジタル庁
指定されたページまたはファイルは存在しません

人によっては「こんなの誰でも作れる」みたいな揶揄をしていたりするんですけど、こちらのQiitaの記事ではむしろ逆で、この洗練されたシンプルなデザインがすごいんだという話をしているというものとなっています。

「デザインシステム」の構築

記事によると、デジタル庁は、一貫したデザインとか操作性でウェブサイトやアプリを提供するための仕組み「デザインシステム」と呼ばれるものの構築に取り組んでいます、と書かれています。

このデジタル庁のサイトはそれに則った作りになっている、ということなんです。

「デザインシステム」とは

「デザインシステム」というのは、つまり何者かというと、統一されたデザインとかデザインの要素、あとはそれに関連するガイドラインとかツールのひとまとめにしたもの、これを「デザインシステム」といいます。

「デザインシステム」のメリット

この「デザインシステム」があらかじめ用意されていることで、様々な恩恵に預かることができるんです。

どんな恩恵に預かれるかというと、

  • 効率的なデザインと開発ができる
  • 大規模なサービスであったとしても、素早く改善ができる
  • サービス全体として、使いやすさとかデザインの一貫性を担保することができる
  • チームの共通認識の土台としてコミュニケーションを円滑にする

といったメリットがあるわけなんです。

デジタル庁としては、国の各省庁はもちろんのこと、地方自治体での活用の推進もイメージをしてこのデザインシステムを構築しているんです。

そしてそのデザインシステムに則った先駆けとなっているのが、このデジタル庁のサイトですよということなんです。

「デザインシステム」が重視しているポイント

このデジタル庁のサイトがシンプルすぎると揶揄されているんですけど、このデザインシステムが重視しているポイントが2点あります。

  • 誰もが利用できること(アクセシビリティ)
  • 使いやすいこと(ユーザビリティ)

この2つの目的をいかに目指すかということを考えて、このデザインシステムが作られているということになります。

アクセシビリティ

このアクセシビリティに関してなんですけど、どういったことかというと、ユーザーの障害の有無とか程度、年齢とか利用環境にかかわらず、ウェブで提供されている情報やサービスを利用できることをアクセシビリティといいます。

たとえば、

  • 目が見えなくても情報が伝わる・操作できること
  • キーボードだけで操作できること
  • 一部の色が区別できなくても情報が欠けないこと
  • 音声コンテンツや動画コンテンツでは、音声が聞こえなかったとしても何を話しているかわかること

こういったことをクリアしようというのがアクセシビリティの考え方になります。

これに関しては、デジタル庁が掲げている「誰一人取り残されない、人にやさしいデジタル社会の実現」にものすごく即している話だなと思うわけです。

ユーザビリティ

あと、ユーザビリティに関していうと、行政サービスによって一貫性のないデザインだったり、異なる操作を求められたりすると、ユーザーは当然使いづらいわけです。

この点を一貫性をもたせたデザインと操作性にすることによって、どんなユーザーでも使いやすいといった行政サービスを目指していくということなんです。

そして、それはデジタル庁を皮切りに、他の省庁の配下のサービスでもそうですし、地方自治体にも浸透させていきたいといった思いなんです。

そうなると、リテラシーが決して高くない方でも、使いやすいとかわかりやすいという反応が、もし得られるのであれば、デジタルの浸透がよりスムーズになっていくんじゃないかなと思うわけです。

これは大変素晴らしいことだなと思います。

Twitterを見かける限り、「こんなの誰でも作れそう」とかそういう心無いコメントもいくつかあったんですけど、このデザインシステムの目的を考える限り、その心無いコメントはちょっと見当違いなのかなとも思います。

デジタル庁のデザインと技術

こちらQiitaの記事でいうと、技術に関しては、よく一般的に使われているWordPressとかjQueryではなくて、モダンな技術がきちんと使われているよという話でした。

あと、ページ速度についてもめちゃくちゃ速いということが指摘されていました。

あの有名な阿部寛さんのホームページよりも速いのではないかということですね。

ただこれに関しては、別の方が別のQiitaの記事で検証されていまして、実は他の省庁のページも負けじ劣らず速いという解説があったんですね。

デジタル庁のサイトはいつからやばかったか - Qiita
デジタル庁のサイトがやばすぎるようだこちらの記事が話題になっています。省庁のサイトと…

つまり、ページ速度に関しては、デザインのシンプルさも影響しなくはないんだけれども、どちらかというと省庁のサイト全体でマーケティングなどで使用するサードパーティタグをほとんど使っていないから速いんだという解説でした。

いずれにしても、このデジタル庁のデザインとか技術が、すべての官公庁のウェブやサービスに浸透していく、すべての自治体に浸透していく、そしたら、本当によいデジタル社会に近づく感じはあるなと思いました。

欲しい情報をすぐに手に入れたりとか、使いたいサービスをすぐに使えるとか、それがITリテラシーの高い人に限らずできるようになるというのは、すごくハッピーなことなんじゃないかなと思います。

今はデジタル庁のサイトだけなんですけど、この辺がどんどん浸透していけばすごくワクワクする話だなと思います。

良い仕事をもっと話題にあげるべき

今ですね、デジタル庁でいうと、マイナンバー関連で問題が大きく取り上げられているわけなんですけど、一方でこのような良い仕事が知れ渡っていくというのは、すごくいいことだなと思います。

このQiitaの記事を書かれた方も「シンプルに見えるものこそ実は見えないかなりの技術が隠れています。」とおっしゃっています。

これは素人ではわからない話なんです。専門的な知見がある人でないと分からない。

そういう人たちがしっかり説明をしたものがきちんと拡散されて、多くの人が知るといった機会はすごくいいなと思ったんです。

確かにシステムは問題がつきもので、そして問題が起きた場合には解決すべきですし、その原因とか再発防止策に関してはきちんと議論はすべきだなと思います。

ただ、話題になる比率として、他人のダメな仕事を指摘したりとか批判したりのほうが、他人の良い仕事を知らせたり共有したりとかよりも圧倒的に多い気がします。

怒りとか負の感情のほうが拡散しやすいという特性はあって、そういうほうが広まっていきやすいというのは確かにあるのかなとは思うんです。

ただ、良い仕事をしている人がちゃんと評価されて報われる機会がもっと増えても良いんじゃないかなと僕は思っています。

ということでですね、今日の「デジタル庁のサイトがやばい」というのが拡散されて話題になったというのはすごく良いことだなと思った次第です。

デジタル庁のWebサイトは阿部寛HPより「やばい」と話題に 河野大臣も「読んでね」
エンジニアの知識共有サービス「Qiita」に6月11日に投稿された「デジタル庁のサイトやばすぎるwww」というブログが、一時Twitterのトレンドに入るなど話題になっている。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「デジタル庁のサイトがやばすぎるwww」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

チャンネルのフォロー、コメント、SNSでのシェアなどなど、楽しみにお待ちしております。

では、また。

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